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公開番号
2025008723
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111145
出願日
2023-07-06
発明の名称
セルロースナノファイバーの製造方法及びセルロースナノファイバーの製造装置
出願人
株式会社サトミ製作所
代理人
個人
主分類
D21H
11/18 20060101AFI20250109BHJP(製紙;セルロースの製造)
要約
【課題】
本発明の目的は、叩解効率を上げることができるセルロースナノファイバーの製造方法及びセルロースナノファイバーの製造装置を提供するものである。
【解決手段】
セルロースナノファイバーの製造方法は、木材繊維を含む原料を解繊し、解繊後、解繊された原料を繊維分級装置で長繊維と短繊維に分級し、分級した前記短繊維を含む前記原料をリファイナー3で叩解して、セルロースナノファイバーを製造するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
木材繊維を含む原料を繊維分級装置で長繊維と短繊維に分級し、分級した前記短繊維を含む前記原料をリファイナーで叩解して、セルロースナノファイバーを製造する
ことを特徴とするセルロースナノファイバーの製造方法。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
木材繊維を含む原料を解繊し、解繊後、解繊された原料を繊維分級装置で長繊維と短繊維に分級し、分級した前記短繊維を含む前記原料をリファイナーで叩解して、セルロースナノファイバーを製造する
ことを特徴とするセルロースナノファイバーの製造方法。
【請求項3】
木材繊維を含む原料を長繊維と短繊維に分級する繊維分級装置と、
この繊維分級装置で分級し、分級した前記短繊維を含む前記原料を叩解するリファイナーとを有し、
前記リファイナーで叩解して、セルロースナノファイバーを製造する
ことを特徴とするセルロースナノファイバーの製造装置。
【請求項4】
木材繊維を含む原料を解繊する解繊機と、
解繊後、前記解繊機で解繊された原料を長繊維と短繊維に分級する繊維分級装置と、
この繊維分級装置で分級し、分級した前記短繊維を含む前記原料を叩解するリファイナーとを有し、
前記リファイナーで叩解して、セルロースナノファイバーを製造する
ことを特徴とするセルロースナノファイバーの製造装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、セルロースナノファイバーの製造方法及びセルロースナノファイバーの製造装置に係り、特に、叩解効率を上げることができるセルロースナノファイバーの製造方法及びセルロースナノファイバーの製造装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のセルロースナノフィブリルの製造方法は、リファイナー(22)で叩解し、叩解された原料をCNF貯蔵タンク(30)に貯蔵し、CNF貯蔵タンク(30)からの原料を比較的低いCNFレベルを有するパルプをより長い繊維をろ過することのできる装置(34)によって処理し、処理できない原料を(46)により再処理するためのリファイナーフィードチェストに接続され戻されるようになっている(特許文献参照)。CNFは、セルロースナノファイバーのことである。なお、()内の番号は、特表2018-517863号公報記載のFIG.3の番号に対応付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2018-517863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のセルロースナノフィブリルの製造方法にあっては、循環回数が多くなる(繊維長が短くなる)につれ、叩解効率が悪くなり、有効なCNFを製造するにはかなりの回数循環する必要がある。
また、一部の繊維は循環回数を重ねても叩解されずに残ることが多く、製造されたCNFの純度が保たれないなどの問題点があった。
【0005】
本発明は、上記の問題点を考慮してなされたセルロースナノファイバーの製造方法及びセルロースナノファイバーの製造装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載のセルロースナノファイバーの製造方法は、木材繊維を含む原料を繊維分級装置で長繊維と短繊維に分級し、分級した前記短繊維を含む前記原料をリファイナーで叩解して、セルロースナノファイバーを製造するものである。
【0007】
また、請求項2記載のセルロースナノファイバーの製造方法は、木材繊維を含む原料を解繊し、解繊後、解繊された原料を繊維分級装置で長繊維と短繊維に分級し、分級した前記短繊維を含む前記原料をリファイナーで叩解して、セルロースナノファイバーを製造するものである。
【0008】
また、請求項3記載のセルロースナノファイバーの製造装置は、木材繊維を含む原料を長繊維と短繊維に分級する繊維分級装置と、この繊維分級装置で分級し、分級した前記短繊維を含む前記原料を叩解するリファイナーとを有し、前記リファイナーで叩解して、セルロースナノファイバーを製造するものである。
【0009】
また、請求項4記載のセルロースナノファイバーの製造装置は、木材繊維を含む原料を解繊する解繊機と、解繊後、前記解繊機で解繊された原料を長繊維と短繊維に分級する繊維分級装置と、この繊維分級装置で分級し、分級した前記短繊維を含む前記原料を叩解するリファイナーとを有し、前記リファイナーで叩解して、セルロースナノファイバーを製造するものである。
【発明の効果】
【0010】
従来、循環回数を重ねても叩解されずに残ってしまう繊維の多くは長繊維が分断されたものが多く、叩解効率を上げる上での障害の一因となっていた。この請求項1記載のセルロースナノファイバーの製造方法によれば、リファイナーで叩解される前の段階で、つまり、繊維分級装置で分級し、分級した短繊維を含む原料をリファイナーで叩解するため、長繊維分を事前に取り除き、短繊維の割合を多くして叩解効率を上げることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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