TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024120314
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2023027023
出願日2023-02-24
発明の名称オイル吸収体
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類D21H 21/14 20060101AFI20240829BHJP(製紙;セルロースの製造)
要約【課題】ロボットの回転駆動部から漏れ出したオイル成分を良好に吸収し、保持することができるオイル吸収体を提供すること。
【解決手段】ロボットの回転駆動部の周囲に設置され、オイル成分を吸収するオイル吸収体であって、繊維を解繊した解繊物と、前記解繊物の繊維同士を結合させる結合材と、を含むことを特徴とするオイル吸収体。また、前記回転駆動部は、モーターと、前記モーターの一端部に接続された減速機と、を有し、前記オイル吸収体は、前記減速機の外周部、前記モーターの周囲、および前記モーターの他端部のうちの少なくとも1ヵ所に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ロボットの回転駆動部の周囲に設置され、オイル成分を吸収するオイル吸収体であって、
繊維を解繊した解繊物と、
前記解繊物の繊維同士を結合させる結合材と、を含むことを特徴とするオイル吸収体。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
シート状に成形されたものである請求項1に記載のオイル吸収体。
【請求項3】
かさ密度が0.01g/cm

以上2.0g/cm

以下である請求項2に記載のオイル吸収体。
【請求項4】
前記繊維は、古紙または再生紙を由来とするセルロース繊維である請求項1に記載のオイル吸収体。
【請求項5】
前記繊維の平均長さは、0.1mm以上5mm以下であり、
前記繊維の平均径は、0.5μm以上200μm以下である請求項1に記載のオイル吸収体。
【請求項6】
前記結合材は、熱可塑性樹脂である請求項1ないし5のいずれか1項に記載のオイル吸収体。
【請求項7】
前記結合材の含有率は、前記解繊物に対し、5重量%以上90重量%以下である請求項1ないし5のいずれか1項に記載のオイル吸収体。
【請求項8】
前記結合材は、繊維状の芯材と、前記芯材の外周部を被覆する被覆層とを有する請求項1ないし5のいずれか1項に記載のオイル吸収体。
【請求項9】
前記回転駆動部は、モーターと、前記モーターの一端部に接続された減速機と、を有し、
前記オイル吸収体は、前記減速機の外周部、前記モーターの周囲、および前記モーターの他端部のうちの少なくとも1ヵ所に配置されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載のオイル吸収体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オイル吸収体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されているロボットは、ベースと、ベースに回転可能に接続された第1アームと、第1アームに回転可能に接続された第2アームと、第2アームに回転可能に接続された第3アームと、第1アームを回転駆動する第1駆動部と、第2アームを回転駆動する第2駆動部と、を有する。
【0003】
第1駆動部および第2駆動部は、それぞれ、モーターと減速機とを有する。減速機は、内部にグリスが充填され、減速機内部に設置された各歯車同士の円滑な回転を実現している。また、各駆動部の駆動によりグリスのオイル成分が駆動部の外部に漏れ出すおそれがあるため、各駆動部の周囲には、オイル吸収体が設置されている。このオイル吸収体は、スポンジのような多孔質体で構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-148077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載されている従来のオイル吸収体は、オイル成分の吸収特性が不十分である。特に、従来のオイル吸収体は、オイルが滴下された部分から拡散し難いとともに、オイル吸収体が一旦吸収したオイル成分の保持力が弱く、オイル吸収体から再度外部に漏れ出してしまうおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のオイル吸収体は、ロボットの回転駆動部の周囲に設置され、オイル成分を吸収するオイル吸収体であって、
繊維を解繊した解繊物と、
前記解繊物の繊維同士を結合させる結合材と、を含むことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本発明のオイル吸収体を模式的に示す断面図である。
図2は、図1に示すオイル吸収体が備える繊維および結合材の拡大模式図である。
図3は、図2に示す繊維および結合材の拡大図である。
図4は、図1に示すオイル吸収体をロボット内部に配置した状態を示す部分断面側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明のオイル吸収体を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0009】
<実施形態>
図1は、本発明のオイル吸収体を模式的に示す断面図である。図2は、図1に示すオイル吸収体が備える繊維および結合材の拡大模式図である。図3は、図2に示す繊維および結合材の拡大図である。図4は、図1に示すオイル吸収体をロボット内部に配置した状態を示す部分断面側面図である。
【0010】
なお、以下では、説明の都合上、図1および図4の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言い、左側を「先端側」、右側を「基端側」と言うことがある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ハイモ株式会社
製紙用サイズ剤
4か月前
三菱製紙株式会社
印刷用塗工紙
1か月前
日本製紙株式会社
板紙
4か月前
相川鉄工株式会社
パルパー装置
4か月前
日本製紙株式会社
紙製バリア材料
1か月前
日本製紙株式会社
ヒートシール紙
7日前
日本製紙株式会社
ヒートシール紙
7日前
独立行政法人 国立印刷局
精選装置及び精選方法
2か月前
株式会社アトリエMay
葦繊維の製造方法
18日前
日本製紙株式会社
段ボール用ライナ
今日
日本製紙株式会社
耐水紙
5か月前
ハイモ株式会社
油中水滴型エマルジョン紙力増強剤
4か月前
新橋製紙株式会社
古紙の蒸解方法
1か月前
日本製紙株式会社
紙の製造方法、及び紙
4か月前
栗田工業株式会社
紙の製造方法及び薬剤
14日前
日本製紙株式会社
顔料塗工紙
14日前
大王製紙株式会社
板紙
7日前
日本製紙株式会社
板紙
2か月前
セイコーエプソン株式会社
オイル吸収体
22日前
日本製紙株式会社
塗工紙
2か月前
TOPPANホールディングス株式会社
パルプモールド成型品
4か月前
マクセル株式会社
耐水化セルロース布紙の製造方法
2か月前
日本製紙株式会社
グラビア印刷用塗工紙
14日前
ミヨシ油脂株式会社
紙密度調整剤
2か月前
花王株式会社
紙塗工用ワックス分散液
2か月前
星光PMC株式会社
紙用撥水剤の製造方法及び紙の製造方法
4か月前
大福製紙株式会社
粉末担持紙及び粉末担持紙の製造方法
1か月前
三菱製紙株式会社
ガラス繊維ボード及びガラス繊維ボードの製造方法
3か月前
北越コーポレーション株式会社
耐油紙及びその製造方法
4か月前
大王製紙株式会社
粘着テープ用原紙
4か月前
ハイモ株式会社
歩留向上剤及びそれを用いた製紙原料の歩留向上方法
4か月前
株式会社片山化学工業研究所
水処理方法
4か月前
北越コーポレーション株式会社
包装原紙
2か月前
北越コーポレーション株式会社
包装原紙
2か月前
北越コーポレーション株式会社
包装原紙
2か月前
北越コーポレーション株式会社
包装原紙
2か月前
続きを見る