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公開番号2025008127
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110029
出願日2023-07-04
発明の名称定着ユニット及び画像形成装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】長手方向に関する加熱部材の熱のばらつきを抑制して環状ベルトへ伝達させることにより画像品位を向上させる。
【解決手段】画像形成装置1の定着器8は、定着ベルト28と、定着ベルト28の内周面に設けられる面状ヒータ30と、金属により構成され、面状ヒータ30と定着ベルト28との間に設けられる熱拡散部材32と、金属により構成され、熱伝導率が熱拡散部材32よりも低く、面状ヒータ30に対し定着ベルト28側とは反対側に設けられる裏板34とを設ける。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
環状ベルトと、
前記環状ベルトの内周面側に設けられる加熱部材と、
金属により構成され、前記加熱部材と前記環状ベルトとの間に設けられる第1の熱拡散部材と、
金属により構成され、熱伝導率が前記第1の熱拡散部材よりも低く、前記加熱部材に対し前記環状ベルト側とは反対側に設けられる第2の熱拡散部材と
を有する定着ユニット。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記第1の熱拡散部材は、前記第2の熱拡散部材よりも熱伝導率が8.4倍以上高い
請求項1に記載の定着ユニット。
【請求項3】
前記第1の熱拡散部材の熱伝導率は、100[W/mK]以上であり、
前記第2の熱拡散部材の熱伝導率は、30[W/mK]以下である
請求項2に記載の定着ユニット。
【請求項4】
前記第1の熱拡散部材は、アルミニウムを含み、
前記第2の熱拡散部材は、ステンレスを含む
請求項3に記載の定着ユニット。
【請求項5】
前記第1の熱拡散部材は、AL5052により構成され、
前記第2の熱拡散部材は、SUS304により構成される
請求項4に記載の定着ユニット。
【請求項6】
前記加熱部材は、長手方向に並ぶ複数の発熱部を含む
請求項1に記載の定着ユニット。
【請求項7】
前記環状ベルトの外周面側に設けられ、前記環状ベルトを介して前記第1の熱拡散部材との間にニップ部を形成する加圧部材
をさらに有する請求項1に記載の定着ユニット。
【請求項8】
請求項1乃至請求項7の何れかに記載の定着ユニットを有する画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は定着ユニット及び画像形成装置に関し、例えば電子写真方式のプリンタに適用して好適なものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置(プリンタとも呼ばれる)として、コンピュータ装置等から供給される画像に基づき、トナー(現像剤とも呼ばれる)を用いて画像形成ユニットにより現像剤画像を形成して紙等の媒体に転写し、定着ユニットにおいてこれに熱及び圧力を加えて定着させることにより、印刷処理を行うものが広く普及している。
【0003】
そのような定着ユニットとしては、環状ベルトの内周面側に加熱部材を配置し、加熱部材と環状ベルトとの間に熱拡散部材を、加熱部材に対し環状ベルト側とは反対側に蓄熱部材をそれぞれ設け、熱拡散部材を介して加熱部材の熱を環状ベルトへ伝達させるものがある。このような定着ユニットとして、熱拡散部材の熱伝導率を蓄熱部材の熱伝導率よりも高くすることにより、加熱部材の熱を環状ベルトへ伝達させやすくし、高速印刷に対応させるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特願2022-115000号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような定着ユニットとしては、長手方向に関する加熱部材の熱のばらつきを抑制して環状ベルトへ伝達させることにより画像品位を向上させることが望まれている。
【0006】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、画像品位を向上させ得る定着ユニット及び画像形成装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を解決するため本発明の定着ユニットにおいては、環状ベルトと、環状ベルトの内周面側に設けられる加熱部材と、金属により構成され、加熱部材と環状ベルトとの間に設けられる第1の熱拡散部材と、金属により構成され、熱伝導率が第1の熱拡散部材よりも低く、加熱部材に対し環状ベルト側とは反対側に設けられる第2の熱拡散部材とを設けるようにした。
【0008】
また本発明の画像形成装置においては、上述した定着ユニットを設けるようにした。
【0009】
本発明は、長手方向に関する加熱部材の熱のばらつきを抑制しつつニップ部を効率良く加熱できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、長手方向に関する加熱部材の熱のばらつきを抑制しつつニップ部を効率良く加熱でき、画像品位を向上させ得る定着ユニット及び画像形成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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