TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025008064
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023109918
出願日
2023-07-04
発明の名称
建材の分別解体方法
出願人
清水建設株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E04G
23/02 20060101AFI20250109BHJP(建築物)
要約
【課題】有害物質が付着した建材を、有害物質と再利用可能な建材とに分別することができる建材の分別解体方法を提供する。
【解決手段】有害物質が付着した建材を、前記有害物質と前記建材とに分別して解体する分別解体方法であって、建物から撤去した前記建材を分別処理エリアに配置するステップS1と、前記分別処理エリアに設けた噴射装置から、前記建材の前記有害物質が付着した面に対してジェット水を噴射し、前記建材から前記有害物質を除去するステップS2とを有するようにする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
有害物質が付着した建材を、前記有害物質と前記建材とに分別して解体する分別解体方法であって、
建物から撤去した前記建材を分別処理エリアに配置するステップと、前記分別処理エリアに設けた噴射装置から、前記建材の前記有害物質が付着した面に対してジェット水を噴射し、前記建材から前記有害物質を除去するステップとを有することを特徴とする建材の分別解体方法。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記分別処理エリアに設けた前記噴射装置を用いて前記建材を所定の大きさに切断するステップを有することを特徴とする請求項1に記載の建材の分別解体方法。
【請求項3】
前記噴射装置は、遠隔操作により、前記建材の面に沿って互いに直交する2方向に移動可能な噴射ノズルを有することを特徴とする請求項1または2に記載の建材の分別解体方法。
【請求項4】
前記有害物質は、石綿を含有する材料であり、前記建材は、アルミニウム製のパネルであることを特徴とする請求項1または2に記載の建材の分別解体方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、石綿含有材料などの有害物質が付着したアルミパネルなどの建材を、有害物質と建材とに分別解体する分別解体方法に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、鉄骨造超高層ビルでは、外装がアルミパネルで施工されたものがあり、そのパネル内側には、耐火・防音のために石綿を含有する建材(以下、石綿含有材料という。)が使用されていることがある。そのため、外装解体工事の際には、この石綿含有材料を適切に処理する必要がある。
【0003】
吹付け石綿などは、手工具で比較的容易に除去できるが、石綿を含有する接着剤や防音材は、手工具ではほとんど除去できず、除去できない場合には、アルミパネルは石綿含有廃棄物として適切に処理する必要がある。
【0004】
一方、使用済みの自動車や廃家電機器を含む複合廃棄物を再資源化する方法として、例えば、特許文献1に示すような方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-311250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、アルミパネルを石綿含有廃棄物として処理する場合には、アルミとして再利用ができないため、次のような問題が生じる。まず、アルミパネルが大量に発生すると、廃棄コストが膨大となる。発生する全てのアルミパネルを埋立処分するため、膨大な処分地が必要となる。また、アルミの再生利用(再生地金)ができないと、アルミの精錬(新地金)が必要となり、地金製造のために大量のCO
2
が発生する。
【0007】
このため、アルミパネルをアルミとして再利用可能なように、石綿含有廃棄物として処理せずに済むことができる技術が求められていた。
【0008】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、有害物質が付着した建材を、有害物質と再利用可能な建材とに分別することができる建材の分別解体方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る建材の分別解体方法は、有害物質が付着した建材を、前記有害物質と前記建材とに分別して解体する分別解体方法であって、建物から撤去した前記建材を分別処理エリアに配置するステップと、前記分別処理エリアに設けた噴射装置から、前記建材の前記有害物質が付着した面に対してジェット水を噴射し、前記建材から前記有害物質を除去するステップとを有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る他の建材の分別解体方法は、上述した発明において、前記分別処理エリアに設けた前記噴射装置を用いて前記建材を所定の大きさに切断するステップを有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
清水建設株式会社
加熱井戸
10日前
清水建設株式会社
壁繋ぎ連結具
25日前
清水建設株式会社
放射線遮蔽構造
10日前
清水建設株式会社
水循環システム
18日前
清水建設株式会社
放射線遮蔽構造
18日前
清水建設株式会社
駐輪設備兼用ベンチ
18日前
清水建設株式会社
鉄骨プラズマ切断方法
7日前
清水建設株式会社
鉄骨プラズマ切断装置
7日前
清水建設株式会社
移動式クリーンルーム
10日前
清水建設株式会社
通信装置、及び通信システム
3日前
清水建設株式会社
光源選定方法および光源選定システム
18日前
清水建設株式会社
誘虫予測方法および誘虫予測システム
18日前
清水建設株式会社
ソイルセメントの製造方法および二酸化炭素排出量削減方法
3日前
清水建設株式会社
四季成り性イチゴの栽培方法、四季成り性イチゴの栽培施設
19日前
清水建設株式会社
エアモビリティ運航システム、エアモビリティ運航方法、プログラム、及びハブポート
3日前
株式会社クラレ
水硬性組成物と繊維構造体とを含む未硬化体、該未硬化体の硬化体、および繊維構造体
17日前
個人
花立て
3日前
個人
納骨堂
1か月前
個人
作業補助器具
25日前
個人
塗装ユニット
3か月前
積水樹脂株式会社
塀
1か月前
個人
アンカー
1か月前
個人
住宅用建物
2か月前
有限会社瀬川興業
木製蓋
25日前
個人
免震構造
1か月前
積水樹脂株式会社
取付金具
3か月前
積水樹脂株式会社
取付金具
3か月前
株式会社創健
建築物
1か月前
三協立山株式会社
床
1か月前
積水樹脂株式会社
取付金具
3か月前
環境計測株式会社
局舎
4日前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
個人
セルフアライメント落葉籠
1か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
18日前
株式会社オカムラ
ブース
18日前
続きを見る
他の特許を見る