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公開番号2025007840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023109495
出願日2023-07-03
発明の名称発光装置、発光モジュール、及び、発光装置の製造方法
出願人日亜化学工業株式会社
代理人
主分類H01S 5/02257 20210101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 接着剤が光の光路の邪魔となることを抑制可能な発光装置を実現する。
【解決手段】 上面を有する蓋体を有するパッケージと、パッケージの内部空間に配置される発光素子と、蓋体の上面に配置され、上面を有する第1スペーサと、蓋体の上に配置され、上面及び下面を有する光学部材と、蓋体と光学部材を接合する第1接合部と、を備え、第1接合部は、蓋体の上面と光学部材の下面との間、及び、第1スペーサの上面と光学部材の下面の間に設けられる発光装置。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
上面を有する蓋体を有するパッケージと、
前記パッケージの内部空間に配置される発光素子と、
前記蓋体の上面に配置され、上面を有する第1スペーサと、
前記蓋体の上に配置され、上面及び下面を有する光学部材と、
前記蓋体と前記光学部材を接合する第1接合部と、
を備え、
前記第1接合部は、前記蓋体の上面と前記光学部材の下面との間、及び、前記第1スペーサの上面と前記光学部材の下面の間に設けられる、発光装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記パッケージは、第1上面と、上面視で前記第1上面を囲い、かつ、前記第1上面よりも上方に位置する第2上面とを有する基体を有し、
前記第1スペーサは、上面視で、前記第2上面と重なる位置に配置される、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記パッケージは、第1上面と、上面視で前記第1上面を囲い、かつ、前記第1上面よりも上方に位置する第2上面とを有する基体を有し、
上面視で、前記蓋体は、前記基体の外縁の内側に配置されており、
上面視で、前記光学部材の外縁の一部は、前記蓋体の外縁と前記基体の外縁との間に位置する、請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
上面視で、前記光学部材の外形は矩形であり、
上面視で、前記光学部材の外縁の全長は、前記蓋体の外縁の全長よりも短い、請求項1に記載の発光装置。
【請求項5】
前記発光素子から第1方向に離れた位置に配置され、前記発光素子から出射された光を反射する反射部材をさらに備え、
前記第1スペーサは、上面視で、前記反射部材よりも前記第1方向に離れた位置に配置される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項6】
上面視で、前記第1スペーサから前記第1方向と反対の方向に離れた位置で、前記蓋体の上面に配置され、上面を有する第2スペーサと、
前記蓋体と前記光学部材を接合する第2接合部と、
をさらに備え、
前記第2接合部は、前記蓋体の上面と前記光学部材の下面との間、及び、前記第2スペーサの上面と前記光学部材の下面の間に設けられ、
上面視で、前記第2スペーサは、前記発光素子よりも前記第1方向と反対の方向に離れた位置に配置される、請求項5に記載の発光装置。
【請求項7】
上面視における前記第1接合部の前記第1方向の幅は、上面視における前記第1スペーサの前記第1方向の幅の、1倍を超え5倍以下である、請求項5に記載の発光装置。
【請求項8】
前記発光素子は、楕円形状のファーフィールドパターンの光を出射する半導体レーザ素子であり、
前記光学部材は、波長板であり、
前記第1スペーサは、前記光学部材の下面に入射する主要部分の前記光の照射領域から、前記光学部材の下面における前記光の速軸方向に離れた位置に配置される、請求項5に記載の発光装置。
【請求項9】
上面視で、前記第1接合部の外縁は、前記第1スペーサを通る仮想直線と、前記蓋体の外縁の内側で第1位置及び第2位置の2箇所で交わり、かつ、上面視で、前記第1位置と第2位置の中心は、前記第1スペーサと重なる、請求項1に記載の発光装置。
【請求項10】
請求項8に記載の発光装置である第1発光装置と、
波長板を備えていない第2発光装置と、
前記第1発光装置から出射される光と前記第2発光装置から出射された光とが、互いの偏光方向が揃った状態、かつ、光の速軸方向が揃った状態で入射する導光板と、
を備え、
前記第1発光装置と前記第2発光装置は、前記速軸方向に並べて配置される発光モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置、発光モジュール、及び、発光装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特開2022-123425号には、発光素子とパッケージと波長板とレンズ部材を有し、パッケージの内部空間に発光素子が配置され、パッケージとレンズ部材の間に波長板が設けられた発光装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-123425号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
パッケージの上に波長板などの光学部材を接合するとき、接着剤が光の光路の邪魔となることを抑制できる方が好ましい場合がある。一方で、発光装置が小型になると、接着剤を設けることのできる領域にも制約が生じ得る。
【0005】
接着剤を適切に配置して対象物を接合することのできる構造を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に開示される発光装置は、上面を有する蓋体を有するパッケージと、前記パッケージの内部空間に配置される発光素子と、前記蓋体の上面に配置され、上面を有する第1スペーサと、前記蓋体の上に配置され、上面及び下面を有する光学部材と、前記蓋体と前記光学部材を接合する第1接合部と、を備え、前記第1接合部は、前記蓋体の上面と前記光学部材の下面との間、及び、前記第1スペーサの上面と前記光学部材の下面の間に設けられる。
【0007】
また、実施形態に開示される発光モジュールは、上記の発光装置である第1発光装置と、波長板を備えていない第2発光装置と、前記第1発光装置から出射される光と前記第2発光装置から出射された光とが、互いの偏光方向が揃った状態、かつ、光の速軸方向が揃った状態で入射する導光板と、を備え、前記第1発光装置と前記第2発光装置は、前記速軸方向に並べて配置される発光モジュール。
【0008】
また、実施形態に開示される発光装置の製造方法は、上面を有する蓋体を有するパッケージと、前記パッケージの内部空間に配置される発光素子と、前記蓋体の上面に配置され、上面を有する第1スペーサと、を準備する工程と、上面視で、前記第1スペーサの上面を包含するように接着剤を設ける工程と、前記蓋体の上面と光学部材の下面を、前記接着剤を介して接合する工程と、を含む。
【0009】
実施形態によって開示される1または複数の発明の少なくとも一つにおいて、接着剤が光の光路の邪魔となることを抑制可能な発光装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態に係る発光装置の斜視図である。
図2は、第1実施形態に係る発光装置の側面図である。
図3は、図1のIII-III線における断面図である。
図4は、図1のIV-IV線における断面図である。
図5は、第1実施形態に係る発光装置におけるスペーサと接合部の状態を説明するための拡大図である。
図6は、第1実施形態に係る発光装置の光学部材を透過させた斜視図である。
図7Aは、第1実施形態に係る発光装置の光学部材を透過させた上面図である。
図7Bは、図7Aの一部を拡大した図である。
図8は、第1実施形態に係る発光装置における、スペーサ及び接合部の位置と、基体との位置関係を説明するための上面図である。
図9は、第1実施形態に係る発光装置のパッケージ内部の構造を示す斜視図である。
図10は、第1実施形態に係る発光装置のパッケージ内部の構造を示す上面図である。
図11は、第1実施形態に係るパッケージの下面図である。
図12は、第1実施形態に係る半導体レーザ素子及びサブマウントの配置状態を示す上面図である。
図13は、第1実施形態に係る半導体レーザ素子及びサブマウントの配置状態を示す側面図である。
図14は、第1実施形態に係る発光装置において、接着剤を設ける工程を説明するための模式図である。
図15は、第1実施形態に係る発光装置において、接着剤を設ける位置の一例を示す模式図である。
図16は、第1実施形態に係る発光装置において、接着剤を設ける位置の他の一例を示す模式図である。
図17Aは、第1実施形態に係る発光装置において形成される接合部の他の一例を示す上面図である。
図17Bは、図17Aの一部を拡大した図である。
図18は、第2実施形態に係る発光モジュールの概略図である。
図19は、第2実施形態に係る発光モジュールが有する第2発光装置の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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