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公開番号
2025006823
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023107831
出願日
2023-06-30
発明の名称
絶縁カバー開閉構造
出願人
コーセル株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05K
5/03 20060101AFI20250109BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】絶縁カバーの大きさや形状に影響を受けず、開閉時のロック強度を安定して確保可能とする絶縁カバー開閉構造を提供する。
【解決手段】ノイズフィルタ10において、絶縁カバー開閉構造は、入力端子台16と出力端子台18に設けられ、端子台を被蓋する閉鎖位置と端子台の被蓋を解除する開放位置との間で絶縁カバー20、22を開閉自在に摺動する。絶縁カバーの中央部には、絶縁カバーを閉鎖位置又は開放位置に保持するロック構造が設けられる。ロック構造は、絶縁カバーの裏面の中央部にロックバー24が形成され、絶縁カバーを開放位置に移動した場合に、上蓋14の内面に形成した第1ロックバー受け部28にロックバーの一方の先端を嵌合して開放位置にロックし、絶縁カバーを閉鎖位置に移動した場合に、端子台の第2ロックバー受け部30にロックバーの他方の先端を嵌合して閉鎖位置にロックする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の装置の電線を接続する端子台に設けられ、前記端子台を被蓋する閉鎖位置と前記端子台の被蓋を解除する開放位置との間で板状の絶縁カバーを開閉自在に摺動する絶縁カバー開閉構造であって、
前記絶縁カバーの摺動方向に直交する横方向の中央部に、前記絶縁カバーを前記閉鎖位置又は前記開放位置に固定するロック構造が設けられたことを特徴とする絶縁カバー開閉構造。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1記載の絶縁カバー開閉構造において、
前記ロック構造は、
前記絶縁カバーの裏面で摺動方向に直交する横方向の中央部に、前記摺動方向に向けて形成されたロックバーと、
前記絶縁カバーを前記開放位置に移動した場合に、前記ロックバーを嵌合して前記開放位置にロックする第1ロックバー受け部と、
前記絶縁カバーを前記閉鎖位置に移動した場合に、前記ロックバーを嵌合して前記閉鎖位置にロックする第2ロックバー受け部と、
を備えたことを特徴とする絶縁カバー開閉構造。
【請求項3】
請求項2記載の絶縁カバー開閉構造において、
前記第1ロックバー受け部は、前記ロックバーの一方の先端が篏合することで前記開放位置に前記絶縁カバーをロックし、
前記第2ロックバー受け部は、前記ロックバーの他方の先端が篏合することで前記閉鎖位置に前記絶縁カバーをロックすることを特徴とする絶縁カバー開閉構造。
【請求項4】
請求項3記載の絶縁カバー開閉構造において、
前記第1ロックバー受け部及び前記第2ロックバー受け部は、前記ロックバーの受け側にロック溝を開口し、
前記ロックバーは、一方の先端と他方の先端の各々に、前記ロック溝に嵌合するロックバー頭部が形成されたことを特徴とする絶縁カバー開閉構造。
【請求項5】
請求項4記載の絶縁カバー開閉構造において、
前記ロック溝は、内部の溝幅に対し入口の溝幅を狭めた溝形状を備え、
前記ロックバー頭部は、前記ロック溝の内部の溝幅に対応した略三角の頭部に続いて、前記ロック溝の入口の溝幅に対応して絞り込まれた首部を備えたことを特徴とする絶縁カバー開閉構造。
【請求項6】
請求項1乃至5の何れかに記載の絶縁カバー開閉構造において、
前記装置は、
前記端子台を備え、所定の電気回路部を収納した筐体と、
前記筐体の端子台に隣接した上部開口に設けられた蓋部材と、
で構成され、
前記絶縁カバーは、前記端子台に対し前記蓋部材の内側に摺動自在に設けられ、
前記第1ロックバー受け部は、前記蓋部材における前記絶縁カバーの開放位置に対応した位置に配置され、
前記第2ロックバー受け部は、前記端子台における前記絶縁カバーの閉鎖位置に対応した位置に配置されたことを特徴とする絶縁カバー開閉構造。
【請求項7】
請求項6記載の絶縁カバー開閉構造において、
前記装置は、
入力端子台と出力端子台を備え、
前記入力端子台と前記出力端子台の各々に対し、前記絶縁カバーを閉鎖位置又は開放位置に固定する前記ロック構造が設けられたことを特徴とする絶縁カバー開閉構造。
【請求項8】
請求項7記載の絶縁カバー開閉構造において、
前記装置は、電源ラインなどを経由して電子機器等に侵入するノイズを除去するノイズフィルタを含むことを特徴とする絶縁カバー開閉構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノイズフィルタ等の装置で電線を接続するユーザーインターフェースとなる端子台を保護する絶縁カバーを開閉するための絶縁カバー開閉構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ノイズフィルタの絶縁カバー開閉構造としては、例えば図11乃至図18に示す構造が用いられている。
【0003】
図11及び図12に示すように、従来のノイズフィルタ100は、ノイズフィルタ電気回路部を収納した筐体112の上部には上蓋114が装着され、また、筐体112の上部の前後には、電線を接続するための入力端子台116と出力端子台118が設けられている。
【0004】
ここで、図11及び図12の説明では、X-Y-Z方向が互いに直交する方向であり、具体的には、ノイズフィルタ100の入力端子台116が位置する側面を正面に見て、X方向を左右方向とし、Y方向を前後方向とし、Z方向を上下方向とする。また、X方向における+X側を右側、-X側を左側とし、Y方向における+Y側を前側、-Y側を後側とし、Z方向における+Z側を上側、-Z側を下側とする。この点は、図1~図10及び図13~図18においても同様である。
【0005】
入力端子台116及び出力端子台118の各々には、電線を接続した端子に対する人体の一部や工具等の接触による感電を防止するために、絶縁カバー120,122が上蓋114に対し摺動自在に設けられている。なお、図11は絶縁カバー120,122を上蓋114側に押し込んで端子台側を開放した状態を示している。
【0006】
絶縁カバー120,122に対しては、端子台を被蓋する閉鎖位置と端子台の被蓋を解除する(端子台を露出させた)開放位置にカバーをロック(固定)するためのロック構造が設けられている。
【0007】
例えば、入力端子台116に設けられる絶縁カバー120のロック構造を例にとると、絶縁カバー120は、図13に取り出して示すように、絶縁性の合成樹脂で成型された矩形の板部材であり、左右の側端の後方に第1嵌合受け部124が形成され、前方に第2嵌合受け部126が形成されている。なお、第2嵌合受け部126をe部として拡大して示している。
【0008】
また、上蓋114は、図14に取り出して裏面側を示すように、上蓋114の裏面の所定位置に第1嵌合突起130が設けられている。なお、第1嵌合突起130をf部として拡大して示している。
【0009】
さらに、筐体112は、図15に入力端子台116側の一部を示すように、筐体112に設けられた入力端子台116の両側の前方には第2嵌合突起128が設けられている。なお、第2嵌合突起128をg部として拡大して示している。
【0010】
図16は絶縁カバー120を開放位置にロックして入力端子台116を露出させた状態を示している。なお、図16(A)は絶縁カバー120と上蓋114取り出して裏面側から示し、図16(B)は平面で示している。
(【0011】以降は省略されています)
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