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公開番号2025005658
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023105918
出願日2023-06-28
発明の名称液体供給装置、袋体、液体供給装置セット、及び、液体供給方法
出願人ルーシッド株式会社
代理人弁理士法人IGIP岩田合同国際知的財産事務所
主分類B67D 3/00 20060101AFI20250109BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】本発明は、ニードル部による袋体の穿刺が容易かつ確実に実施可能な液体供給装置の提供を目的とする。
【解決手段】
筒状収容部11、管状取液部14、連結管部143、及び、注液部12を含み、筒状収容部11は、上部開口部から、筒状収容部11の内部に、液体が充填された袋体2を投入可能であり、管状取液部14の一端に尖頭部141が形成され、管状取液部14は、尖頭部141が、筒状収容部11の内部において上方に突き出た状態で、筒状収容部11の底部に取付られ、連結管部143の一端は、管状取液部14の他端と連結して両者は連通し、注液部12は、連結管部143により、管状取液部14と連通し、筒状収容部11の内部の少なくとも一部の内径が、投入方向に対する袋体2の幅方向長さ以下に設定されている、液体供給装置。
【選択図】 図2


特許請求の範囲【請求項1】
筒状収容部、管状取液部、連結管部、及び、注液部を含み、
前記筒状収容部は、下部に底部を有し、かつ上部に開口部を有し、
前記開口部から、前記筒状収容部の内部に、液体が充填された袋体を投入可能であり、
前記底部の一部には取付孔が形成され、
前記管状取液部の一端に、尖頭部が形成され、
前記管状取液部には、取液孔が形成され、
前記取液孔は、前記管状取液部の管内と連通し、
前記管状取液部は、前記尖頭部が、前記筒状収容部の内部において上方に突き出た状態で、前記取付孔に取り付けられ、
前記連結管部の一端は、前記管状取液部の他端と連結して両者は連通し、
前記注液部は、注液口を含み、
前記連結管部の他端は、前記注液部と連結し、かつ前記注液口及び前記連結管部の菅内が連通し、
前記筒状収容部の内部の少なくとも一部の内径が、前記投入方向に対する前記袋体の幅方向長さ以下に設定されている、
液体供給装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記袋体において、正面形状及び裏面形状が矩形状であり、
前記投入方向の前記袋体の前記幅方向長さは、前記矩形状において、前記投入方向に対し垂直方向に延びる辺の長さである、
請求項1記載の液体供給装置。
【請求項3】
前記注液部は、開閉機構を含み、
前記開閉機構は、前記注液口及び前記管状連結管の菅内の連通を開閉可能である、
請求項1記載の液体供給装置。
【請求項4】
液体が充填された袋体であり、
前記投入方向に対する前記袋体の幅方向の長さが、請求項1の液体供給装置の前記収容部の少なくとも一部の内径以上である、
請求項1の液体供給装置に使用する袋体。
【請求項5】
前記袋体において、正面形状及び裏面形状が矩形状であり、
前記投入方向の前記袋体の前記幅方向長さは、前記矩形状において、前記投入方向に対し垂直方向に延びる辺の長さである、
請求項4記載の袋体。
【請求項6】
請求項1の液体供給装置及び請求項4の袋体を含む、
液体供給装置セット。
【請求項7】
請求項6の液体供給セットを用いる液体供給方法であって、
前記袋体を前記開口部から前記筒状収容部の内部に投入し、
前記袋体が前記管状取液部の前記尖頭部により穿刺され、
前記取液孔より取液された液体を、前記注液部の前記注液口から注ぐ、
液体供給方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本考案は、液体供給装置、袋体、液体供給装置セット、及び、液体供給方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
ウオーターサーバ又はウオータ―ディスペンサーは、家庭又はオフィスに設置されて飲料水の供給に使用されている。ウオーターサーバ等において、水を充填したボトルを使用しているものが一般的である。しかし、ボトルを使用する場合、ボトルの配送、保管及び回収等において、スペース及びコストがかかり、しかもプラスチックの使用量が多いという問題がある。これに対し、近年、ボトルに代えて、水をプラスチックフィルムの袋(パック)に充填した水袋(水パック)を使用したウオーターサーバが普及しつつある。例えば、水袋を使用したウオーターサーバとして、特許文献1に記載のものがある
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-168466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
水袋を使用するウオーターサーバ等では、水袋を収容する容器内に、ニードル部を有する取水部を配置して、ニードル部により水袋を穿刺し、取水する。しかしながら、水袋は容易に変形するため、ニードル部の穿刺が困難な場合があった。この問題は、水袋を使用するウオーターサーバ等に限らず、ジュース、お茶及びコーヒ等の飲料を供給する液体供給装置において、共通する問題である。
【0005】
そこで、本開示は、液体を充填した袋体を使用する液体供給装置において、ニードル部による袋体の穿刺が容易かつ確実に実施可能な液体供給装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本開示に係る液体供給装置は、
筒状収容部、管状取液部、連結管部、及び、注液部を含み、
前記筒状収容部は、下部に底部を有し、かつ上部に開口部を有し、
前記開口部から、前記筒状収容部の内部に、液体が充填された袋体を投入可能であり、
前記底部の一部には取付孔が形成され、
前記管状取液部の一端に、尖頭部が形成され、
前記管状取液部には、取液孔が形成され、
前記取液孔は、前記管状取液部の管内と連通し、
前記管状取液部は、前記尖頭部が、前記筒状収容部の内部において上方に突き出た状態で、前記取付孔に取り付けられ、
前記連結管部の一端は、前記管状取液部の他端と連結して両者は連通し、
前記注液部は、注液口を含み、
前記連結管部の他端は、前記注液部と連結し、かつ前記注液口と前記連結管部の管内が連通し、
前記筒状収容部の内部の少なくとも一部の内径が、前記投入方向に対する前記袋体の幅方向長さ以下に設定されている、
装置である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、袋体を容易かつ確実に穿刺することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の液体供給装置の一例及び袋体の一例を示す斜視図である。
図2は、本開示の液体供給装置の一例の断面図である。
図3は、本開示の袋体の一例を示す斜視図である。
図4は、本開示に該当しない液体供給装置の一例の使用例を示す断面図である。
図5は、本開示の液体供給装置における穿刺の一例を示す断面図である。
図6は、本開示の液体供給装置の取液部の一例を示す断面図である。
図7は、本開示の液体供給装置の一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の液体供給装置は、前記袋体において、正面形状及び裏面形状が矩形状であり、
前記投入方向の前記袋体の前記幅方向長さは、前記矩形状において、前記投入方向に対し垂直方向に延びる辺の長さである、という態様であってもよい。
【0010】
本開示において、前記注液部は、開閉機構を含み、前記開閉機構は、前記注液口及び前記管状連結管の菅内の連通を開閉可能である、という態様であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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