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公開番号2025005319
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023105515
出願日2023-06-27
発明の名称水中油型乳化化粧料
出願人株式会社コーセー
代理人
主分類A61K 8/898 20060101AFI20250108BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明は、みずみずしい使用感とハリ・弾力感に優れ、乳化安定性も兼ね備える、水中油型乳化化粧料を提供することを目的とする。
【解決手段】次の成分(A)~(C)を含有する水中油型乳化化粧料。
(A)イソシアネート化合物に基づく構造単位と、ジメチコノールに基づく構造単位と、アルキレングリコールに基づく構造単位、とを有するシリコーンポリウレタン
(B)25℃で固形の高級アルコール
(C)25℃で液状の油剤
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
次の成分(A)~(C)を含有する水中油型乳化化粧料。
(A)下記式(1)
OCN-R

-NCO (1)
(式中、R

は炭素数2~9のアルキレン基を示す)
で表されるイソシアネート化合物に基づく構造単位と、
下記式(2)
JPEG
2025005319000010.jpg
17
58
(式中、nは1~100の整数を示す)
で表されるジメチコノールに基づく構造単位と、
下記式(3)
HO-R

-OH (3)
(式中、R

はエーテル結合を有していてもよい直鎖又は分岐の炭素数2~9のアルキレン基を示す)
で表されるアルキレングリコールに基づく構造単位、とを有するシリコーンポリウレタン
(B)25℃で固形の高級アルコール
(C)25℃で液状の油剤
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
さらに成分(D)炭素数2~5の一価アルコール及び/又は多価アルコールを含有する、請求項1に記載の水中油型乳化化粧料。
【請求項3】
さらに成分(E)水溶性高分子を含有する、請求項1又は2に記載の水中油型乳化化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水中油型乳化化粧料に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
水中油型乳化化粧料は、水性成分、油性成分、界面活性剤を軸として、必要に応じて粉体成分を組み合わせることにより、保湿、紫外線防御、メイク効果といった多様な効果を付与できることから、化粧料として広く用いられている。
【0003】
近年、アンチエイジング化粧料の流行から、高い保湿効果やハリ感等が求められるようになり、有効成分による肌改善(例えば、特許文献1参照)ばかりでなく、即効感を演出するために被膜形成剤を配合する技術(例えば、特許文献2~4参照)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-168105号公報
特開2013-136546号公報
WO2019/45020号パンフレット
WO2020/75785号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、被膜形成剤を配合する技術では、化粧膜を形成するまでのべたつきが気になったり、伸びが重くなることで水中油型乳化化粧料が本来有する良好な感触が得られない場合があった。また、安定性の面でも懸念が生じる場合あった。
そこで本発明は、なめらかな伸び広がりで、みずみずしい使用感を有しながら、後肌のハリ感が良好であり、さらに安定性にも優れた水中油型乳化化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の油溶性シリコーンポリウレタンと25℃で固形の高級アルコールと25℃で液状の油剤とを組み合わせて水中油型乳化化粧料とすることにより、安定性が良好であり、みずみずしい使用感と、後肌のハリ感・弾力感を兼ね備えた化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち本発明は、以下を提供するものである。
[1]次の成分(A)~(C)を含有する水中油型乳化化粧料。
(A)下記式(1)
OCN-R

-NCO (1)
(式中、R

は炭素数2~9のアルキレン基を示す)
で表されるイソシアネート化合物に基づく構造単位と、
下記式(2)
JPEG
2025005319000001.jpg
17
58
(式中、nは1~100の整数を示す)
で表されるジメチコノールに基づく構造単位と、
下記式(3)
HO-R

-OH (3)
(式中、R

はエーテル結合を有していてもよい直鎖又は分岐の炭素数2~9のアルキレン基を示す)
で表されるアルキレングリコールに基づく構造単位、とを有するシリコーンポリウレタン
(B)25℃で固形の高級アルコール
(C)25℃で液状の油剤
[2]さらに成分(D)炭素数2~5の一価アルコール及び/又は多価アルコールを含有する[1]に記載の水中油型乳化化粧料。
[3]さらに成分(E)水溶性高分子を含有する[1]又は[2]に記載の水中油型乳化化粧料。
【発明の効果】
【0008】
本発明の水中油型乳化化粧料は、製造直後あるいは経時での安定性に優れ、みずみずしい使用感とハリ感・弾力感にも優れるものである。そのため、アンチエイジング用などの化粧料として有用である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明について詳細に説明する。なお、本明細書において、「~」はその前後の数値を含む範囲を意味するものとする。
【0010】
本発明に用いられる成分(A)シリコーンポリウレタンは、下記式(1)
OCN-R

-NCO (1)
(式中、R

は炭素数2~9のアルキレン基を示す)
で表されるイソシアネート化合物(以下「イソシアネート化合物(1)」ということがある)に基づく構造単位と、
下記式(2)
JPEG
2025005319000002.jpg
17
58
(式中、nは1~100の整数を示す)
で表されるジメチコノール(以下「ジメチコノール(2)」ということがある)に基づく構造単位と、
下記式(3)
HO-R

-OH (3)
(式中、R

はエーテル結合を有していてもよい直鎖又は分岐の炭素数2~9のアルキレン基を示す)
で表されるアルキレングリコール(以下「アルキレングリコール(3)」ということがある)に基づく構造単位とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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