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公開番号
2025005276
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105418
出願日
2023-06-27
発明の名称
回転リフレクタ
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
弁理士法人シリウスIP
,
個人
主分類
F21S
41/675 20180101AFI20250108BHJP(照明)
要約
【課題】所望の配光パターンを形成可能な新たな回転リフレクタを提供する。
【解決手段】回転リフレクタは、回転部と、回転部の周囲に設けられ、反射面として機能するブレードを有する樹脂製の本体部と、を備える。回転部は、モータの回転軸が圧入されるスリーブ46が固定されている。スリーブ46は、複数の第1の面46aと、第1の面同士をつなぎ、第1の面よりも曲率半径が大きな第2の面46bと、を含む回り止め部46cが外周面46dに形成されている。回り止め部46cは、第1の面46aと第2の面46bとの境界46eが外側に向かって凸となるように構成されている。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
回転部と、
前記回転部の周囲に設けられ、反射面として機能するブレードを有する樹脂製の本体部と、を備える回転リフレクタであって、
前記回転部は、モータの回転軸が圧入されるスリーブが固定されており、
前記スリーブは、複数の第1の面と、前記第1の面同士をつなぎ、前記第1の面よりも曲率半径が大きな第2の面と、を含む回り止め部が外周面に形成されており、
前記回り止め部は、前記第1の面と前記第2の面との境界が外側に向かって凸となるように構成されていることを特徴とする回転リフレクタ。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記回り止め部は、回転軸に沿った方向から見た場合、n(2≦n≦6)回対称の形状であることを特徴とする請求項1に記載の回転リフレクタ。
【請求項3】
前記第1の面は円弧であり、前記第2の面は平面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転リフレクタ。
【請求項4】
前記外周面は、回転軸に沿った方向から見た場合、前記回り止め部よりも中心に向かって凹んだ凹部を有する抜け止め部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転リフレクタ。
【請求項5】
前記スリーブは、回転軸に沿った方向を上下方向とした場合、上下対称形状であることを特徴とする請求項4に記載の回転リフレクタ。
【請求項6】
前記凹部は、前記本体部の樹脂で被覆されていることを特徴とする請求項4に記載の回転リフレクタ。
【請求項7】
前記回転部は、前記本体部とともにインサート成形された樹脂により前記スリーブを固定していることを特徴とする請求項6に記載の回転リフレクタ。
【請求項8】
前記スリーブは、切削加工された金属部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転リフレクタ。
【請求項9】
前記ブレードは、n個あることを特徴とする請求項2に記載の回転リフレクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転リフレクタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光源から出射した光を反射しながら回転軸を中心に一方向に回転する回転リフレクタを備えた光学ユニットが考案されている(特許文献1参照)。この光学ユニットが備える回転リフレクタは、回転しながら反射した光源の光が所望の配光パターンを形成するよう反射面が設けられている。
【0003】
前述の回転リフレクタは、回転中心となる回転部に、スリーブがインサート成形により固定されている。スリーブは、モータの回転軸が挿入され嵌合する穴が形成された円筒状の部材である。また、スリーブは、回転リフレクタ本体に対して外れたり空回りしたりしないように回転部に固定する必要がある。そこで、スリーブの外周にローレットを形成したり外周の軸方向に複数の溝(スプライン)を形成したりすることで回転部に強固に固定する方法が考案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2020/080134号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ローレットやスプラインは凹凸による形状変化が大きい。そのため、回転リフレクタの回転時に、スリーブと回転リフレクタ本体との接合部で局所的な応力集中が発生することがある。その場合、回転リフレクタの中心部で変形が生じることで、反射面の正常な位置からの変位や回転軸の偏心が生じる可能性があり、配光パターンを高精度で形成することを妨げることになる。
【0006】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところの一つは、安定して所望の配光パターンを形成可能な新たな回転リフレクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の回転リフレクタは、回転部と、回転部の周囲に設けられ、反射面として機能するブレードを有する樹脂製の本体部と、を備える回転リフレクタであって、回転部は、モータの回転軸が圧入されるスリーブが固定されており、スリーブは、複数の第1の面と、第1の面同士をつなぎ、第1の面よりも曲率半径が大きな第2の面と、を含む回り止め部が外周面に形成されており、回り止め部は、第1の面と第2の面との境界が外側に向かって凸となるように構成されている。
【0008】
この態様によると、回り止め部の境界が外側に向かって凸となっている。一方、スリーブが固定される回転部の内周面は、前述の凸の部分に対応するように凹部が形成されている。凹部には応力が集中しにくく、凹部に隣接するなだらかな曲面や平面に応力が分散するため、回転部のスリーブが固定される部分が樹脂製であっても変形しにくくなる。
【0009】
回り止め部は、回転軸に沿った方向から見た場合、n(2≦n≦6)回対称の形状であってもよい。これにより、応力がかかる部分が対称的に配置されることで、局所的な応力集中が発生しにくくなる。
【0010】
第1の面は円弧であり、第2の面は平面であってもよい。これにより、回転リフレクタが回転する場合、スリーブの第2の面が接する回転部の内周面で応力を分散できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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