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公開番号
2025005003
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023104964
出願日
2023-06-27
発明の名称
シャッタ構造および装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
G07D
11/14 20190101AFI20250108BHJP(チェック装置)
要約
【課題】パネルとシャッタとの間に生じる隙間への物体の侵入を従来よりも抑制できるシャッタ構造および装置を提供するものである。
【解決手段】シャッタ構造10は、開口部2cが形成された接客パネル2と、開口部2cを開閉可能であり、開放されることで接客パネル2の裏側に移動するシャッタ11と、シャッタ11が開放される移動経路上に設置された侵入防止部24とを備え、侵入防止部24は、回動可能であり、表面部分が軟性部材でできている。侵入防止部24の表面部分には、例えばブラシ部22が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
開口部が形成されたパネルと、
前記開口部を開閉可能であり、開放されることで前記パネルの裏側に移動するシャッタと、
前記シャッタが開放される移動経路上に設置された侵入防止部と、を備え、
前記侵入防止部は、回動可能であり、表面部分が軟性部材でできている、
ことを特徴とするシャッタ構造。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記侵入防止部の表面部分には、ブラシ部および舌片部の何れかが設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のシャッタ構造。
【請求項3】
前記シャッタを駆動させる駆動モータをさらに備え、
前記駆動モータと前記侵入防止部とが駆動ベルトによって連結されており、前記シャッタの開放動作に連動して前記侵入防止部が回動する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシャッタ構造。
【請求項4】
前記侵入防止部は、内部が空洞であり、内部空間と外部とを結ぶ径方向に形成された複数の貫通孔を有し、
前記シャッタの開放動作に連動して前記内部空間に空気を送り込むポンプをさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のシャッタ構造。
【請求項5】
前記シャッタの表面は、前記開口部を閉めた閉鎖位置で前記パネルの表面と面一になっており、
前記シャッタの開放動作は、前記開口部との嵌合状態を解除する第1動作と、前記パネルの裏側に潜り込む第2動作とで構成され、
前記侵入防止部は、前記パネルと第2動作中の前記シャッタとの隙間を塞ぐように設置される、
ことを特徴とする請求項1に記載のシャッタ構造。
【請求項6】
前記侵入防止部は、前記シャッタが閉鎖位置にある場合に、前記シャッタに形成された溝に収納されており、
前記第1動作によって前記シャッタが移動することで、前記溝による前記侵入防止部の収納状態が解除される、
ことを特徴とする請求項5に記載のシャッタ構造。
【請求項7】
請求項1ないし請求項6の何れか一項に記載のシャッタ構造を備える装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャッタ構造および装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
金融機関や流通機関には、現金自動預け払い機(ATM:Automated Teller Machine)や券売機などの自動取引装置が設置されている。自動取引装置は、媒体(一例は、硬貨や紙幣)の受け渡しを行う際に当該媒体が収納される媒体収納部を有し、この媒体収納部には、シャッタが設けられるのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。媒体の受け渡しがされない場合には、シャッタが受け渡し口を塞いでおり、媒体収納部内への物体の挿入、落下等を防いでいる。シャッタは、開放されることで接客パネルの裏側に移動する。シャッタは、例えば樹脂製である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-151353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シャッタの上部に物体(一例は、硬貨、クリップ、鍵)が意図せずに置かれた場合、開放動作時に当該シャッタと共に当該物体が移動し、接客パネルとシャッタとの隙間から装置内に当該物体が引き込まれることがある。そのため、従来では、接客パネルとシャッタとの隙間への物体の侵入を防ぐために、当該隙間に侵入防止部材を設けていた。従来の侵入防止部材は、例えば、金属製の板状の部材やモヘアなどの繊維をまとめたものであった。
【0005】
しかしながら、金属製の侵入防止部材の場合、開閉動作時の干渉を防ぐためやシャッタに傷をつけないために、シャッタに侵入防止部材を接触させることができない。そのため、物体の種類や大きさによっては、侵入防止部材を通り抜けて物体が侵入してしまう場合があった。また、モヘアなどの繊維をまとめた侵入防止部材は、シャッタに接触させることが可能であり、重量が軽い物体(一例は、クリップや1円硬貨)の侵入を防ぐことができる。しかし、重量が重い物体(一例は、10円硬貨や鍵)については、侵入防止部材の変形量が大きくなり侵入を防ぐことができない場合があった。
【0006】
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、パネルとシャッタとの間に生じる隙間への物体の侵入を従来よりも抑制できるシャッタ構造および装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するため、本発明の一態様に係るシャッタ構造は、開口部が形成されたパネルと、前記開口部を開閉可能であり、開放されることで前記パネルの裏側に移動するシャッタと、前記シャッタが開放される移動経路上に設置された侵入防止部と、を備え、前記侵入防止部は、回動可能であり、表面部分が軟性部材でできていることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の一態様に係る装置は、上記したシャッタ構造を備える装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、パネルとシャッタとの間に生じる隙間への物体の侵入を従来よりも抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係るシャッタ構造を備えた媒体取扱装置の斜視図である。
本発明の第1実施形態に係るシャッタ構造の概略構成図である。
本発明の第1実施形態に係るシャッタ構造によるシャッタの開放動作を説明するための図であり、(a)はシャッタが開口部を閉めた閉鎖状態を示しており、(b)はシャッタの第1動作を示しており、(c)はシャッタの第2動作を示している。
本発明の第2実施形態に係るシャッタ構造の概略構成図である。
本発明の第2実施形態に係る侵入防止部の構成を説明するための図であり、(a)は侵入防止部の外観図であり、(b)は(a)のV-Vに対応する位置での断面イメージである。
本発明の第2実施形態に係るシャッタ構造によるシャッタの開放動作を説明するための図であり、(a)はシャッタが開口部を閉めた閉鎖状態を示しており、(b)はシャッタの第1動作を示しており、(c)はシャッタの第2動作を示している。
変形例に係る侵入防止部の構成を説明するための図であり、(a)は侵入防止部の外観図であり、(b)は(a)のVII-VIIに対応する位置での断面イメージである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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