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公開番号
2025004724
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-15
出願番号
2023136110
出願日
2023-08-24
発明の名称
電気接続部材の位置決め構造
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01R
4/34 20060101AFI20250107BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電気接続部材と雌螺子部材における相互間の位置決め精度を向上させること。
【解決手段】電気接続部材10における雌螺子部材20と雄螺子部材40を用いた螺子止め固定部位としての電気接続部11に形成され、前記雄螺子部材40の雄螺子部41を挿通させる雄螺子挿通孔12と、前記雄螺子部41が螺合される雌螺子部21を有する前記雌螺子部材20に設け、前記雄螺子挿通孔12に嵌入させる環状の位置決め部24と、を備えること。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電気接続部材における雌螺子部材と雄螺子部材を用いた螺子止め固定部位としての電気接続部に形成され、前記雄螺子部材の雄螺子部を挿通させる雄螺子挿通孔と、
前記雄螺子部が螺合される雌螺子部を有する前記雌螺子部材に設け、前記雄螺子挿通孔に嵌入させる環状の位置決め部と、
を備えることを特徴とした電気接続部材の位置決め構造。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記雄螺子挿通孔は、円形に形成され、
前記位置決め部は、前記雌螺子部の螺子軸と同軸の円環状に形成されることを特徴とした請求項1に記載の電気接続部材の位置決め構造。
【請求項3】
電気接続部材における雌螺子部材と雄螺子部材を用いた螺子止め固定部位としての電気接続部から突出させた環状の位置決め凸部と、
前記電気接続部の雄螺子挿通孔に挿通させた前記雄螺子部材の雄螺子部が螺合される雌螺子部を有する前記雌螺子部材に設け、前記雌螺子部の螺子軸と同軸上で前記位置決め凸部を嵌入させる環状の位置決め凹部と、
を備えることを特徴とした電気接続部材の位置決め構造。
【請求項4】
前記電気接続部は、前記雌螺子部材と前記雄螺子部材を用いた相手方電気接続部材との共締め固定部位であることを特徴とした請求項1,2又は3に記載の電気接続部材の位置決め構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続部材の位置決め構造に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、端子金具やバスバ等の電気接続部材については、相手方電気接続部材との接続に螺子止めによる共締め構造を採るものがある。この電気接続部材と相手方電気接続部材は、それぞれの電気接続部に雄螺子部材の雄螺子部を挿通させる雄螺子挿通孔を有している。そして、この電気接続部材と相手方電気接続部材においては、そのそれぞれの雄螺子挿通孔に雄螺子部を挿通させ、雄螺子部材と雌螺子部材を螺合させることによって、電気接続部同士を螺子止め固定する。ここで、この螺子止めによる共締め構造においては、その螺子止め作業に際して、電気接続部材の電気接続部が雄螺子挿通孔の孔軸を雌螺子部の螺子軸に合わせて雌螺子部材の上に設置される。よって、この共締め構造においては、雄螺子部材と雌螺子部材を螺合し始めるまで、雄螺子挿通孔の孔軸と雌螺子部の螺子軸の位置ズレを抑止する必要がある。例えば、下記の特許文献1には、電気接続部において、雄螺子挿通孔の両端の矩形の凹溝によってその凹溝の間に矩形の凸部を形成し、かつ、雌螺子部材に矩形の凹溝を形成してその凹溝の間に矩形の凸部を設け、その凸部を凹溝に嵌め合わせることで、雄螺子挿通孔の孔軸と雌螺子部の螺子軸の位置ズレを抑止する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-215995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電気接続部材と雌螺子部材の間では、電気接続部の凸部と雌螺子部材の凹溝の嵌合部分で公差バラツキによるズレが発生したり、電気接続部の凹溝と雌螺子部材の凸部の嵌合部分で公差バラツキによるズレが発生したりする。このため、従来の電気接続部材の位置決め構造においては、雄螺子挿通孔の孔軸と雌螺子部の螺子軸の位置合わせの精度に関して改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、電気接続部材と雌螺子部材における相互間の位置決め精度を向上させることが可能な電気接続部材の位置決め構造を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、電気接続部材における雌螺子部材と雄螺子部材を用いた螺子止め固定部位としての電気接続部に形成され、前記雄螺子部材の雄螺子部を挿通させる雄螺子挿通孔と、前記雄螺子部が螺合される雌螺子部を有する前記雌螺子部材に設け、前記雄螺子挿通孔に嵌入させる環状の位置決め部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明は、電気接続部材における雌螺子部材と雄螺子部材を用いた螺子止め固定部位としての電気接続部から突出させた環状の位置決め凸部と、前記電気接続部の雄螺子挿通孔に挿通させた前記雄螺子部材の雄螺子部が螺合される雌螺子部を有する前記雌螺子部材に設け、前記雌螺子部の螺子軸と同軸上で前記位置決め凸部を嵌入させる環状の位置決め凹部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る電気接続部材の位置決め構造は、電気接続部材を雌螺子部材に設置することによって、雄螺子挿通孔の孔軸と雌螺子部の螺子軸を同軸上に合わせることができる。そして、この位置決め構造は、雄螺子部材の雄螺子部を雌螺子部材の雌螺子部に螺合させるまで、その孔軸と螺子軸が同軸上に合わされた状態のままに保つことができる。このように、本発明に係る電気接続部材の位置決め構造は、電気接続部材と雌螺子部材の位置決め精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態の電気接続部材の位置決め構造を示す分解斜視図である。
図2は、実施形態の電気接続部材の位置決め構造を示す斜視図である。
図3は、実施形態の電気接続部材の位置決め構造を示す平面図である。
図4は、図3に示すX-X線断面の部分拡大図である。
図5は、位置決め構造の使用例の1つについて説明する説明図である。
図6は、変形例の電気接続部材の位置決め構造を示す分解斜視図である。
図7は、変形例の電気接続部材の位置決め構造を別角度から見た分解斜視図である。
図8は、変形例の電気接続部材の位置決め構造を示す斜視図である。
図9は、変形例の電気接続部材の位置決め構造を示す平面図である。
図10は、図9に示すX-X線断面の部分拡大図である。
図11は、変形例の雌螺子部材の別形態について説明する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係る電気接続部材の位置決め構造の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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