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公開番号2025004668
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023104506
出願日2023-06-26
発明の名称移動体
出願人個人
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類A61G 5/10 20060101AFI20250107BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】座面の傾斜、及び移動をそれぞれ調整可能な機構を有する移動体を提供する。
【解決手段】移動体9は、第1ロッド1、第2ロッド2、第3ロッド3、シャーシ4、座面5、及び移動機構6を有する。シャーシ4は、移動体9の各構成をそれぞれ取り付ける車台である。移動機構6は、シャーシ4を地面に沿って移動させる機構である。座面5は、移動体9を使用する使用者が座るシートである。第1ロッド1は、下端がシャーシ4の第1位置P1にピン接合され、上端が座面5の第2位置P2にピン接合されている。第3ロッド3は、下端がシャーシ4の第6位置P6にピン接合され、上端が座面5の第5位置P5にピン接合されている。第2ロッド2は、下端がシャーシ4の第1位置P1と異なる第3位置P3でピン接合され、上端が第1ロッド1のうち、第1位置P1と異なる第4位置P4にピン接合されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
シャーシと、
座面と、
一端が前記シャーシに第1位置でピン接合され、他端が前記座面の第2位置を揺動可能に支える、可変長の第1ロッドと、
一端が前記シャーシに前記第1位置と異なる第3位置でピン接合され、他端が前記第1ロッドの前記第1位置と異なる第4位置を揺動可能に支え、前記第1ロッドとともに長さを固定した場合に、該第1ロッド及び前記シャーシと平面トラスを形成する、可変長の第2ロッドと、
一端が前記シャーシにピン接合され、他端が前記座面の前記第2位置と異なる第5位置を揺動可能に支える、可変長の第3ロッドと、
前記シャーシを移動させる移動機構と、
を有する移動体。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記第3ロッドは、前記座面を揺動可能に支える軸に沿って見たときに、前記第1ロッド、又は前記第2ロッドと交差する
請求項1に記載の移動体。
【請求項3】
前記第3ロッドは、前記第1ロッド、前記座面、及び前記シャーシとともに四節リンクを形成する
請求項1に記載の移動体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体の技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
座面に座った状態の人を移動させる移動体として、車いす、マイクロカー(ミニカー)等が挙げられる。長い時間にわたって座ったまま同じ姿勢を続けることは、人への負担が大きく、エコノミークラス症候群の原因になるとも言われている。そこで、座面の姿勢を変化させることができる移動体の開発が求められている。
【0003】
使用者が立ちあがる行動を支援する装置として、例えば特許文献1には、座面の下方に配置された空気袋に空気を注入して座面を上方に移動させることで使用者の臀部坐骨を上に押し上げる仕組みが開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、屈曲座版を前後へ移動させる上方レールを上方へ移動させ、さらに屈曲座版を前方へ移動させると、使用者が立位となる椅子が開示されている。この椅子においては、屈曲座板を後方へ移動させ、背もたれを後方に倒すと、使用者が臥位となる。
【0005】
また、特許文献3には、支柱の下端側を支持する可動フレームを、回転手段によって前後方向へ回転させる車椅子が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-200333号公報
特開2016-159134号公報
特開2018-99233号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載された技術は、例えば、座った状態のままで使用者を昇降させ、又は前後移動させることができない。また、特許文献2、3に記載された技術は、例えば、仰向けのままで使用者を昇降させ、又は前後移動させることができない。そして、これらの技術は、昇降、前後移動した後で、座面の傾斜を変化させることができない場合がある。
【0008】
本発明の目的の一つは、座面の傾斜、及び移動をそれぞれ調整可能な機構を有する移動体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一の態様における移動体は、シャーシと、座面と、一端が前記シャーシに第1位置でピン接合され、他端が前記座面の第2位置を揺動可能に支える、可変長の第1ロッドと、一端が前記シャーシに前記第1位置と異なる第3位置でピン接合され、他端が前記第1ロッドの前記第1位置と異なる第4位置を揺動可能に支え、前記第1ロッドとともに長さを固定した場合に、該第1ロッド及び前記シャーシと平面トラスを形成する、可変長の第2ロッドと、一端が前記シャーシにピン接合され、他端が前記座面の前記第2位置と異なる第5位置を揺動可能に支える、可変長の第3ロッドと、前記シャーシを移動させる移動機構と、を有する移動体である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る移動体9の全体構成の例を示す図。
シャーシ4及び移動機構6を示す図。
ロッドの配置を示す図。
座面姿勢を保ったまま下降する例を説明するための図。
座面姿勢を保ったまま前へ移動する例を説明するための図。
座面位置を保ったまま後傾する例を説明するための図。
座面位置を保ったまま前傾する例を説明するための図。
変形例におけるロッドの配置の例を示す図。
変形例に示す移動体9による座面5の昇降を説明するための図。
変形例に示す移動体9による立ち上がり動作の補助を説明するための図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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