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公開番号2025004627
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023104436
出願日2023-06-26
発明の名称商品登録装置及び情報処理プログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G07G 1/01 20060101AFI20250107BHJP(チェック装置)
要約【課題】決済処理に至るまでの時間を短縮する商品登録装置及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】商品登録装置は、客用表示部と、客操作処理部と、表示処理部と、を備える。客用表示部は、客用表示画像を表示する。客操作処理部は、一取引における商品登録中に、前記客用表示部を介した客の操作を取得する。客操作処理部は、店員用表示画像を表示する。表示処理部は、前記客の操作の進捗状況を示す情報を前記店員用表示部に表示する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
客用表示画像を表示する客用表示部と、
一取引における商品登録中に、前記客用表示部を介した客の操作を取得する客操作処理部と、
店員用表示画像を表示する店員用表示部と、
前記客の操作の進捗状況を示す情報を前記店員用表示部に表示する表示処理部と、
を備える、商品登録装置。
続きを表示（約 380 文字）【請求項２】
前記表示処理部は、前記進捗状況を示す情報を前記進捗状況に応じて識別可能な態様で前記店員用表示部に表示する、
請求項１に記載の商品登録装置。
【請求項３】
前記表示処理部は、前記客の操作に基づいて、必要な処理の通知を前記店員用表示部に表示する、
請求項１に記載の商品登録装置。
【請求項４】
前記表示処理部は、前記一取引における小計登録後、前記客の操作を前記店員用表示部に一覧表示する、
請求項１に記載の商品登録装置。
【請求項５】
コンピュータに、
一取引における商品登録中に、客用表示部を介した客の操作を取得する機能と、
前記客の操作の進捗状況を示す情報を店員用表示部に表示する機能と、
を実行させることが可能な情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、商品登録装置及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示（約 2,800 文字）【背景技術】
【０００２】
スーパーマーケット、ホームセンター等の大型小売店向けの商品販売システムとして、チェッカと称される店員が操作者として、商品に付されたバーコード等の購買商品に係る情報を入力するシステムがある。
【０００３】
このような商品販売システムにおいて、チェッカによる商品登録の際、客は、商品登録が終わるまで登録明細を見て確認しているか、何もせず待っているため、決済処理に至るまでの時間が長くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１９－２８６７８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、決済処理に至るまでの時間を短縮することができる商品登録装置及び情報処理プログラムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
一実施形態において、商品登録装置は、客用表示部と、客操作処理部と、表示処理部と、を備える。客用表示部は、客用表示画像を表示する。客操作処理部は、一取引における商品登録中に、前記客用表示部を介した客の操作を取得する。客操作処理部は、店員用表示画像を表示する。表示処理部は、前記客の操作の進捗状況を示す情報を前記店員用表示部に表示する。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
図１は、実施形態に係る商品販売システムの概略構成図である。
図２は、実施形態に係る商品登録装置における装置本体の要部回路構成を示すブロック図である。
図３は、実施形態に係るメインメモリに形成される主要な記憶領域を示す模式図である。
図４は、実施形態に係る商品登録装置が有する主要な機能構成を示す模式図である。
図５は、実施形態に係る客用タッチパネルに表示される客用表示画像の一例である。
図６は、実施形態に係る客用タッチパネルに表示される客用表示画像の一例である。
図７は、実施形態に係る客用タッチパネルに表示される客用表示画像の一例である。
図８は、実施形態に係る店員用タッチパネルに表示される店員用表示画像の一例である。
図９は、実施形態に係る客用タッチパネルに表示される客用表示画像の一例である。
図１０は、実施形態に係る客用タッチパネルに表示される客用表示画像の一例である。
図１１は、実施形態に係る店員用タッチパネルに表示される店員用表示画像の一例である。
図１２は、実施形態に係る客用タッチパネルに表示される客用表示画像の一例である。
図１３は、実施形態に係る客用タッチパネルに表示される客用表示画像の一例である。
図１４は、実施形態に係る客用タッチパネルに表示される客用表示画像の一例である。
図１５は、実施形態に係る店員用タッチパネルに表示される店員用表示画像の一例である。
図１６は、実施形態に係る客用タッチパネルに表示される客用表示画像の一例である。
図１７は、実施形態に係る店員用タッチパネルに表示される店員用表示画像の一例である。
図１８は、実施形態に係る客用タッチパネルに表示される客用表示画像の一例である。
図１９は、実施形態に係る店員用タッチパネルに表示される店員用表示画像の一例である。
図２０は、実施形態に係る店員用タッチパネルに表示される店員用表示画像の一例である。
図２１は、実施形態に係る商品登録装置による情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図２２Ａは、実施形態に係る商品登録装置による情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図２２Ｂは、実施形態に係る商品登録装置による情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図２３は、実施形態に係る商品登録装置による情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
（実施形態）
（構成例）
以下、図面を用いて実施形態について説明する。各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図１は、実施形態に係る商品販売システム１の概略構成図である。
商品販売システム１は、入力装置２と、決済処理装置３とを含む。入力装置２は、商品に付されたバーコード等の購買商品に係る情報を入力するための機器である。決済処理装置３は、入力装置２を介して入力された情報を基に購買商品の販売データを処理して客との取引を決済するための機器である。入力装置２と決済処理装置３とは伝送ケーブルによって接続されている。プロセッサを主体とするコンピュータは、決済処理装置３が搭載している。すなわち、入力装置２は、決済処理装置３に外付けさせる周辺機器デバイスという位置づけである。入力装置２と決済処理装置３は、あわせて商品登録装置ともいう。入力装置２と決済処理装置３とは、ＬＡＮ（ＬｏｃａｌＡｒｅａＮｅｔｗｏｒｋ）ケーブル等の伝送ケーブル６（図２を参照）またはＵＳＢのような通信ケーブルで接続されている。入力装置２と決済処理装置３とは、無線で接続されていてもよい。
【０００９】
入力装置２は、チェックアウトカウンタ４に取り付けられている。チェックアウトカウンタ４は、買物客が図示矢印の方向に歩いて移動する通路ＰＡに沿って配置されている。チェックアウトカウンタ４は、天面のほぼ中央に入力装置２を取り付け、該入力装置２よりも通路ＰＡの上流側を登録前の購買商品を載せるためのスペースとし、下流側を登録後の購買商品を載せるためのスペースとしている。買物客は、客、購入者、ユーザ、会員、人と読み替え可能である。
【００１０】
入力装置２は、入出力デバイスとして、定置式スキャナ２１と、ハンディスキャナ２２と、第１の店員用タッチパネル２３と、キーボード２４と、第１の客用タッチパネル２５と、客用スキャナ２６とを備えた機器である。入力装置２は、チェックアウトカウンタ４の天面から上方に突出するように定置式スキャナ２１を配置し、この定置式スキャナ２１の周囲にハンディスキャナ２２、第１の店員用タッチパネル２３、キーボード２４及び第１の客用タッチパネル２５を配置している。第１の店員用タッチパネル２３は、店員用表示の一例である。第１の客用タッチパネル２５は、客用表示部の一例である。
（【００１１】以降は省略されています）

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