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公開番号2025004422
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-15
出願番号2023104107
出願日2023-06-26
発明の名称皮膚洗浄剤組成物
出願人クラシエ株式会社
代理人
主分類A61K 8/9789 20170101AFI20250107BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】
肌のキメを整える効果に優れ、毛穴目立ちを改善し、さらに肌荒れ改善効果に優れた皮膚洗浄剤組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】
下記(A)を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物により上記課題を解決する。好ましくは、さらに下記(B)~(D)のいずれか1種以上を含有する皮膚洗浄剤組成物である。
(A)アロエ抽出物、カミツレ抽出物、及びセージ抽出物
(B)アスコルビン酸及び/又はその誘導体
(C)グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体から選ばれる1種又は2種以上
(D)洗浄効果を有する界面活性剤
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記(A)を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。
(A)アロエ抽出物、カミツレ抽出物、及びセージ抽出物
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
さらに下記(B)を含有する請求項1に記載の皮膚洗浄剤組成物。
(B)アスコルビン酸及び/又はその誘導体
【請求項3】
さらに下記(C)を含有する請求項1又は2に記載の皮膚洗浄剤組成物。
(C)グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体から選ばれる1種又は2種以上
【請求項4】
さらに下記(D)を含有する請求項1又は2に記載の皮膚洗浄剤組成物。
(D)洗浄効果を有する界面活性剤

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、肌のキメを整える効果に優れ、毛穴目立ちを改善し、さらに肌荒れ改善効果に優れた皮膚洗浄剤組成物に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、洗顔料あるいはクレンジング料等の皮膚洗浄組成物は使用時の洗浄力と起泡力を高く設計することが嗜好性の高さに繋がることから、アニオン性界面活性剤と両性界面活性剤を併用する方法に関してこれまでに様々な皮膚洗浄剤(例えば、特許文献1~3を参照)が提案されている。しかし、洗浄力が高いと肌が本来必要としている脂質や水溶性うるおい成分まで洗い流してしまうことで、洗浄後の肌は水分量が低下し、乾燥するという問題が生じる。
【0003】
一方、加齢や外界の刺激によって皮膚の保湿機能が低下すると、皮膚の乾燥及びそれに伴う肌荒れ、肌のハリや弾力低下によるシワ、たるみなどの現象が惹起され、キメが乱れることが知られている。そのため、スキンケア素材を用いることで、肌質及び肌のキメを整え、肌のかさつきを改善し、肌をなめらかにすることは、美容上好ましくないさまざまな皮膚状態の予防のためのケアとして極めて重要である。また、外観上の問題だけでなく、肌のキメが粗い状態を放置すると、皮膚本来の保湿機能やバリア機能の低下を引き起こすことも知られており、洗浄後肌の乾燥に起因するキメの乱れを防止・改善する方法が求められていた。
【0004】
このようなキメの乱れを防止するために様々な化粧料や食品などの方法が提案されている。例えば、洗浄後の肌に乾燥を生じることなくうるおいを保持する皮膚洗浄組成物(例えば、特許文献4を参照)が知られている。また、外的要因に起因する肌荒れを抑え肌のキメを整える場合、肌表皮の新陳代謝の促進に有効な成分、角質層の保護に有効な成分、ヒアルロン酸やコラーゲンの合成を促す成分を含む化粧料が提案されている。このような観点からは、新陳代謝を促進するリノレン酸を安定的に配合した抗老化剤(例えば、特許文献5を参照)、ソルビトール及び/またはマンニトールとグリセリン及び/またはジグリセリンを配合したキメ改善化粧料(例えば、特許文献6を参照)、皮膚浸透指数が2以上であることを特徴とする油性成分を配合したキメ改善化粧料(例えば、特許文献7を参照)、オレイン酸エチルを配合したキメを整える効果に優れた化粧料(例えば、特許文献8を参照)などが提案されている。
【0005】
上記従来技術は、何れもキメの乱れを防止することを目的とする方法として一定の改善がなされているが、皮膚洗浄料を用いる方法に関しては、肌のバリア機能の改善、外部刺激からの肌へのダメージの低減、肌のターンオーバー代謝促進など複合的な要因が適切なバランスで調節される必要があり、毛穴を目立たなくさせる効果や肌荒れを改善する効果を発揮するまでには至っていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2001-213763号公報
特開平5-86397号公報
特開平8-269489号公報
特開2015-054852号公報
特開2002-080370号公報
特開2004-051545号公報
特開2004-051539号公報
特開2006-273807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明の目的は、肌のキメを整える効果に優れ、毛穴目立ちを改善し、さらに肌荒れ改善効果に優れた皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意研究した結果、アロエ抽出物、カミツレ抽出物、及びセージ抽出物からなる成分に肌のキメを整え、毛穴目立ちを改善し、さらに肌荒れ改善効果に優れることを見出し。本発明を完成した。
【0009】
さらに、アスコルビン酸及び/又はその誘導体を含有することで肌のキメ及び毛穴目立ち改善が飛躍的に向上し、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体から選ばれる1種又は2種以上含有することで肌荒れ改善が飛躍的に向上した。また、洗浄効果を有する界面活性剤を含有することで皮膚洗浄力が向上した。
【0010】
すなわち、本発明は、
[1]
下記(A)を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物である。
(A)アロエ抽出物、カミツレ抽出物、及びセージ抽出物
[2]
さらに下記(B)を含有する[1]に記載の皮膚洗浄剤組成物である。
(B)アスコルビン酸及び/又はその誘導体
[3]
さらに下記(C)を含有する[1]又[2]に記載の皮膚洗浄剤組成物である。
(C)グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体から選ばれる1種又は2種以上
[4]
さらに下記(D)を含有する[1]又は[2]に記載の皮膚洗浄剤組成物である。
(D)洗浄効果を有する界面活性剤
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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