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公開番号
2025003642
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2024187847,2020023901
出願日
2024-10-25,2020-02-17
発明の名称
転写具
出願人
コクヨ株式会社
代理人
個人
主分類
B43L
19/00 20060101AFI20241226BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】リールの逆転を防止するための構成に起因して部材が偏心し易くなるという不具合を好適に抑制し得る転写具を提供する。
【解決手段】繰出用のリールHから繰り出された転写テープTを転写ヘッドを経由させて巻取用のリールIに巻き取らせるようにした転写具であり、巻取用のリールIの逆転を防止するラチェット機構Kを備えている。ラチェット機構Kは、巻取用のリールIに設けられた第一、第二のラチェット爪k1、k2と、ケースFに設けられ第一、第二のラチェット爪k1、k2が係合し得るとともに円周方向に等間隔をなして配された複数のラチェット歯Rとを備えたものであり、第一、第二のラチェット爪k1、k2がラチェット歯Rに対して同時に当たらないように設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
繰出用のリールから繰り出された転写テープを転写ヘッドを経由させて巻取用のリールに巻き取らせるようにした転写具であって、
前記繰出用又は巻取用の何れか一方のリールの逆転を防止するラチェット機構を備えたものであり、
前記ラチェット機構が、前記リール又は前記リールの支持部材の何れか一方に設けられた第一、第二のラチェット爪と、他方に設けられ前記第一、第二のラチェット爪が係合し得るとともに円周方向に等間隔をなして配された複数のラチェット歯とを備えたものであり、
前記第一、第二のラチェット爪が前記ラチェット歯に対して同時に係合しないように設けられている転写具。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記第一、第二のラチェット爪が、前記リールに設けられたものであり、
前記ラチェット歯が、前記支持部材に設けられたものである請求項1記載の転写具。
【請求項3】
前記支持部材が、前記リールを収容するケースである請求項1又は2記載の転写具。
【請求項4】
前記第一、第二のラチェット爪が、前記リールの回転中心を基準に対称に設けられたものであり、前記ラチェット歯が円周方向に奇数設けられたものである請求項1、2又は3記載の転写具。
【請求項5】
前記第一、第二のラチェット爪が、前記巻取用のリールに設けられたものである請求項1、2、3又は4記載の転写具。
【請求項6】
前記繰出用のリール及び前記巻取用のリールの回転を連動させるリール連動機構を備えている請求項1、2、3、4又は5記載の転写具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、転写具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、糊等の転写物が添着された転写テープが繰り出される繰出用のリールと、この繰出用のリールから繰り出された転写テープを巻き取るための巻取用のリールと、これら繰出用のリールと巻取用のリールの回転を連動させるリール連動機構とを備えた転写具が知られている。
【0003】
この種の転写具には、例えば、特許文献1に示すように、リールの逆転を防止するための逆転防止機構を設けてなるものが存在する。特許文献1に示された転写具における逆転防止機構は、リール連動機構を構成する繰出ギア(供給ギア)に設けられた一本の爪をケースの内面に設けられたラチェット歯に係合させるものである。
【0004】
ところが、かかる構成のものであると、ラチェット歯と係合する一本の爪が繰出ギアの軸心から離れて位置しているため、一本の爪を設けたギアが回転時において偏心してしまう(所期の姿勢から傾いてしまう)という不具合が生じやすい。ギアが回転時において偏心してしまうと、転写テープの歪みや緩みが生じたりリール連動機構の動作不良が生じたりする恐れがある。
【0005】
かかる問題を解消するために、従来から爪を二本以上の複数にすることも検討されていたが、仮にそのようにした場合には、転写操作時に発生する音が大きくなるという問題や、転写操作時の快適な動作を損ね得る大きな抵抗が生じやすいという問題や、複数の爪の存在により見た目を損ねやすいという問題が生じるというジレンマがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第3834503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、以上のような事情に着目してなされたものであり、少なくとも、リールの逆転を防止するための構成に起因して部材が偏心し易くなるという不具合を好適に抑制し得る転写具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
【0009】
請求項1に記載の発明は、繰出用のリールから繰り出された転写テープを転写ヘッドを経由させて巻取用のリールに巻き取らせるようにした転写具であって、前記繰出用又は巻取用の何れか一方のリールの逆転を防止するラチェット機構を備えたものであり、前記ラチェット機構が、前記リール又は前記リールの支持部材の何れか一方に設けられた第一、第二のラチェット爪と、他方に設けられ前記第一、第二のラチェット爪が係合し得るとともに円周方向に等間隔をなして配された複数のラチェット歯とを備えたものであり、前記第一、第二のラチェット爪が前記ラチェット歯に対して同時に係合しないように設けられている転写具である。
【0010】
請求項2に記載の発明は、前記第一、第二のラチェット爪が、前記リールに設けられたものであり、前記ラチェット歯が、前記支持部材に設けられたものである請求項1記載の転写具である。
(【0011】以降は省略されています)
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