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公開番号
2025003501
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2024181956,2020203805
出願日
2024-10-17,2020-12-09
発明の名称
レンジフード
出願人
富士工業株式会社
代理人
個人
主分類
F24F
7/06 20060101AFI20241226BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】調理時以外、非調理空間で発生するガスを好適に検知する。
【解決手段】ファン94の運転により気流を発生させて、調理器上の空気を吸い込むために設けられた吸込開口部95を有するフード部91と、吸い込んだ該空気を排出するために設けられた吐出口96を有する本体部92と、を備えるレンジフード100であって、気流の流路において吸込開口部からファンに至る主流路と、フード部の吸込開口部と異なる面に形成された吸気孔11aからファンに至る副流路と、主流路と副流路の合流点よりも上流側の副流路内に配置され、副流路内の空気の空気質を検出する検出部10と、を備え、ファンの運転により主流路および副流路に気流が流れ、ファンの運転により副流路内に気流を発生させている時に検出部が副流路内の空気の空気質を検出するレンジフード。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
第1送風機の運転により気流を発生させて、調理器上の空気を吸い込むために設けられた吸込開口部を有するフード部と、吸い込んだ該空気を排出するために設けられた吐出口を有する本体部と、を備えるレンジフードであって、
気流の流路において前記吸込開口部から前記第1送風機に至る主流路と、
前記フード部の前記吸込開口部と異なる面に形成された吸気孔から前記第1送風機に至る副流路と、
前記主流路と前記副流路の合流点よりも上流側の前記副流路内に配置され、前記副流路内の空気の空気質を検出する検出部と、
を備え、
前記第1送風機の運転により前記主流路および前記副流路に気流が流れ、前記第1送風機の運転により前記副流路内に気流を発生させている時に前記検出部が前記副流路内の空気の空気質を検出する、
レンジフード。
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【請求項2】
前記本体部は、内部に前記第1送風機を有するファンケーシングを有し、前記本体部の内側であって前記ファンケーシングの外側の空間が、前記合流点よりも上流側の前記副流路として構成されることを特徴とする請求項1に記載のレンジフード。
【請求項3】
前記ファンケーシングは、前記第1送風機の回転軸の両側方向に吸込口を有し、
前記主流路は、前記ファンケーシングの一方側の前記吸込口を通り、
前記副流路は、前記一方側より吸い込み風量の小さい前記ファンケーシングの他方側の前記吸込口を通ることを特徴とする請求項2に記載のレンジフード。
【請求項4】
前記検出部と前記吸気孔を連通する前記副流路を構成する接続ダクトを備え、
前記検出部は、前記吸気孔の鉛直下方の位置から前記合流点の方向に所定距離離間した位置に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のレンジフード。
【請求項5】
前記吸気孔は、前記フード部の天板に設けられ、前記本体部を覆う部材よりも外側に配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のレンジフード。
【請求項6】
前記合流点よりも上流側の前記副流路内に配置され、前記第1送風機が運転していない時に運転する第2送風機をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のレンジフード。
【請求項7】
第1送風機の運転により気流を発生させて、調理器上の空気を吸い込むために設けられた吸込開口部を有するフード部と、吸い込んだ該空気を排出するために設けられた吐出口を有する本体部と、を備えるレンジフードであって、
調理器からの距離が前記吸込開口部よりも長くなる位置に設けられた吸気孔と、
前記吸気孔と連通する排気孔と、
前記吸込開口部から前記吐出口に至る主流路と、
前記吸気孔から前記排気孔に至る副流路と、
前記副流路内に前記吸気孔から前記排気孔へ気流を発生させる第2送風機と、
前記副流路内の空気の空気質を検出する検出部と、
を備え、
前記第2送風機の運転により前記副流路内に気流を発生させている時に前記検出部が前記副流路内の空気の空気質を検出する、
レンジフード。
【請求項8】
前記吸気孔は、前記フード部の天板に設けられ、前記本体部を覆う部材よりも外側に配置されることを特徴とする請求項7に記載のレンジフード。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンジフードに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、調理により発生した雑ガスや臭いを検知するセンサを備え、センサにより得られた濃度に基づき排気の風量を制御するレンジフードが知られている。たとえば、特許文献1は、ガス調理機器とレンジフードとを連動させて自動換気運転を行うレンジフードを開示する。このレンジフードは、後方壁面に配設されたケーシングの内部の通風路を通流する気体に含まれる特定種類のガスの濃度を検知するガスセンサをフード下面に備える。そのガスセンサは、ガスセンサの検出部の汚染を抑制するために通風路の内周面から所定寸法だけ引退した位置に通風路に臨むように配設され、検出されたガス濃度と設定風量に基づいて設定風量を更新するように構成されている。
【0003】
また、特許文献2は、排気ファンの起動忘れや停止忘れを防止すると共に、各種のガスを効果的に検出又は排出すること等ができるレンジフードを開示する。このレンジフードは、排気経路を区画するレンジフード本体と、排気経路を介して排気を行うメインファン及びサブファンと、フード正面外側に配置されたガスセンサと、を備え、このガスセンサからの出力に基づいて少なくともメインファン及びサブファンを制御するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-020008号公報
特開2008-249321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
レンジフードは、排気量が大きいためガスを排気するのに適しているが、上記特許文献のように調理時に発生するガスを対象としている。このように、レンジフードは、本質的にガス排気に適した機器であるにもかかわらず、調理以外、非調理空間で発生するガスを対象として提供されることはなかった。
【0006】
そこで、本発明は、調理時以外、非調理空間で発生するガスを好適に検知できるレンジフードを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、第1送風機の運転により気流を発生させて、調理器上の空気を吸い込むために設けられた吸込開口部を有するフード部と、吸い込んだ該空気を排出するために設けられた吐出口を有する本体部と、を備えるレンジフードであって、気流の流路において吸込開口部から第1送風機に至る主流路と、フード部の吸込開口部と異なる面に形成された吸気孔から第1送風機に至る副流路と、主流路と副流路の合流点よりも上流側の副流路内に配置され、副流路内の空気の空気質を検出する検出部と、を備え、第1送風機の運転により主流路および副流路に気流が流れ、第1送風機の運転により副流路内に気流を発生させている時に検出部が副流路内の空気の空気質を検出するレンジフードが提供される。
これによれば、調理により発生する油煙等が流れる主流路とは異なるように吸込開口部と異なる面に形成された吸気孔から吸引された副流路内の空気質を検出することで、調理時以外や非調理空間における空気質を検出するレンジフードを提供することができる。
【0008】
さらに、本体部は、内部に第1送風機を有するファンケーシングを有し、本体部の内側であってファンケーシングの外側の空間が、合流点よりも上流側の副流路として構成されることを特徴としてもよい。
これによれば、本体内部の広い空間を検出部を配置する副流路として構成することで、検出部を柔軟に構成でき、スペースの有効活用ができる。
【0009】
さらに、ファンケーシングは、第1送風機の回転軸の両側方向に吸込口を有し、主流路は、ファンケーシングの一方側の吸込口を通り、副流路は、一方側より吸い込み風量の小さいファンケーシングの他方側の吸込口を通ることを特徴としてもよい。
これによれば、送風機の裏側にも吸込口を設けることで、主流路を確保しつつ本体内部の空間を負圧にし、容易に副流路を確保することができる。
【0010】
さらに、検出部と吸気孔を連通する副流路を構成する接続ダクトを備え、検出部は、吸気孔の鉛直下方の位置から合流点の方向に所定距離離間した位置に配置されることを特徴としてもよい。
これによれば、副流路を構成する接続ダクトを備えることで、吸気孔と検出部までの空間を仕切ることができ、レンジフード外部から取り込む空気が、レンジフードにこもった空気と薄まることなく、直ちに検出部で検知をすることが可能となる。また、吸気孔の鉛直下方の位置から合流点の方向に所定距離離間した位置に配置されることで、吸気孔からの液体侵入から検出部を保護できる。
(【0011】以降は省略されています)
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