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公開番号
2025003326
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2024082574
出願日
2024-05-21
発明の名称
美容方法、装着体及び美容器セット
出願人
ヤーマン株式会社
代理人
弁理士法人IPX
主分類
A61F
7/00 20060101AFI20241226BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】温冷刺激によるリフトアップ効果を良好に得ることができる美容方法、装着体及び美容器セットを提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、美容方法が提供される。この美容方法は、生体軟組織を重力に抗して持ち上げた状態で装着体により固定し、この状態を維持しつつ、生体軟組織に美容器により温冷刺激を付与してリフティング効果を生じさせる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
美容方法であって、
生体軟組織を重力に抗して持ち上げた状態で装着体により固定し、この状態を維持しつつ、前記生体軟組織に美容器により温冷刺激を付与してリフティング効果を生じさせる、美容方法。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の美容方法において、
前記温冷刺激による加温時の第1の温度と、冷却時の第2の温度との温度差は、10℃以上50℃以下である、美容方法。
【請求項3】
請求項2に記載の美容方法において、
前記第1の温度は、40±10℃であり、前記第2の温度は、10±10℃である、美容方法。
【請求項4】
請求項1に記載の美容方法において、
前記生体軟組織は、頭部、上腕部、大腿部又は臀部の筋組織である、美容方法。
【請求項5】
請求項1に記載の美容方法において、
前記美容器による前記温冷刺激は、前記装着体を介して前記生体軟組織に付与される、美容方法。
【請求項6】
生体に接触させて使用され、可撓性を有するシート状の装着体であって、
長尺の本体部と、前記本体部の長手方向の両端部からそれぞれ側方に突出して設けられた一対の固定部とを備え、
少なくとも前記本体部は、10℃以上50℃以下の温度範囲において、温度に依存して伸縮率が変化するように構成されている、装着体。
【請求項7】
請求項6に記載の装着体において、
前記一対の固定部も、10℃以上50℃以下の温度範囲において、温度に依存して伸縮率が変化するように構成されるとともに、加温により粘着性を発現し、互いに接触させることにより固定される、装着体。
【請求項8】
請求項6に記載の装着体において、
同じ温度において、前記本体部の伸縮率は、各前記固定部の伸縮率より大きい、装着体。
【請求項9】
請求項8に記載の装着体において、
前記本体部の23℃、引張応力6MPaでの伸び率をX[%]とし、各前記固定部の23℃、引張応力6MPaでの伸び率をY[%]としたとき、X/Yが5以上50以下なる関係を満足する、装着体。
【請求項10】
請求項6に記載の装着体において、
前記本体部の表面粗さは、各前記固定部の表面粗さより大きい、装着体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、美容方法、装着体及び美容器セットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、表面と裏面に温度差が現れるペルチェ素子を用いて、温感または冷感を肌面に与えて美容や治癒を促進させる効果を得られるようにした美容処理装置(美容器)が知られている(特許文献1参照)。
使用者には、このような効果をさらに良好に得たいという要望がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-190105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明では上記事情に鑑み、温冷刺激によるリフトアップ効果を良好に得ることができる美容方法、装着体及び美容器セットを提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、美容方法が提供される。この美容方法は、生体軟組織を重力に抗して持ち上げた状態で装着体により固定し、この状態を維持しつつ、生体軟組織に美容器により温冷刺激を付与してリフティング効果を生じさせる。
【0006】
このような態様によれば、温冷刺激によるリフトアップ効果を良好に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態の美容方法で使用可能な装着体の一例を示す平面図である。
図1の装着体の使用状態を示す概略図である。
本実施形態の美容方法で使用可能な美容器の一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、美容方法、装着体及び美容器セットについて、好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
まず、本実施形態で使用可能な装着体について説明する。
[装着体]
図1は、本実施形態の美容方法で使用可能な装着体の一例を示す平面図である。図2は、図1の装着体の使用状態を示す概略図である。
【0009】
図1に示す装着体1は、生体に接触させて使用され、可撓性を有するシート材である。この装着体1は、長尺の本体部2と、本体部2の長手方向の両端部からそれぞれ側方に突出して設けられた一対の固定部3とを備えている。
かかる装着体1において、少なくとも本体部2は、10℃以上50℃以下程度の温度範囲において、温度に依存して伸縮率が変化するように構成されている。このような構成によれば、生体の体温で本体部2が伸縮(変形)し得るので、生体の肌面の凹凸に追従して変形させることができる。このため、装着体1は、生体の種々の部位に巻回して、本体部2を肌面に高い密着性で装着可能である。また、本体部2により生体軟組織を重力に抗して持ち上げた状態として、この状態で本体部2を冷却すると、本体部2は、伸縮率が低下する。これにより、生体軟組織を持ち上げた状態で固定することができる。
【0010】
装着体1では、一対の固定部3も、10℃以上50℃以下程度の温度範囲において、温度に依存して伸縮率が変化するように構成されていることが好ましい。これにより、生体の体温で固定部3も、伸縮(変形)し得るので、生体の肌面の凹凸に追従して変形させることができる。
一対の固定部3の固定は、面ファスナー、スナップフィットにより行うように構成してもよいが、一対の固定部3が加温により粘着性を発現し、これらを互いに接触させることにより固定されるように構成することが好ましい。これにより、部品点数を削減しつつ、簡便に装着体1を生体に固定(装着)することができる。
なお、本体部2及び固定部3において、伸縮率が変化する温度範囲は、12.5℃以上45℃以下程度であることがより好ましく、15℃以上40℃以下程度であることがさらに好ましい。この場合、温度に依存する本体部2及び固定部3の変形の程度を調整し易くなる。
(【0011】以降は省略されています)
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