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公開番号2025003027
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023103468
出願日2023-06-23
発明の名称車両用コンソール
出願人豊田合成株式会社
代理人個人,個人
主分類B60R 7/04 20060101AFI20241226BHJP(車両一般)
要約【課題】テーブルの利便性を向上できる車両用コンソールを提供する。
【解決手段】車両用シート12,13の幅方向において車両用シート12,13と隣り合って設けられる車両用コンソール20は、コンソール本体21と、コンソール本体21に対してスライド可能に設けられたアームレスト40と、アームレスト40の内部に収容されるテーブル50とを備えている。アームレスト40は、テーブル50を収容する第1位置と、車両用シート12,13の前後方向において第1位置よりも後方であって、テーブル50を露出させる位置である第2位置との間をテーブル50とは独立してスライド可能に構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両用シートの幅方向において前記車両用シートと隣り合って設けられる車両用コンソールであって、
コンソール本体と、
前記コンソール本体に対してスライド可能に設けられたアームレストと、
前記アームレストの内部に収容されるテーブルと、を備え、
前記アームレストは、前記テーブルを収容する第1位置と、前記車両用シートの前後方向において前記第1位置よりも後方であって、前記テーブルを露出させる位置である第2位置との間を前記テーブルとは独立してスライド可能に構成されている、
車両用コンソール。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記アームレスト及び前記テーブルを含むリッドを備え、
前記コンソール本体には、前記コンソール本体の上面に開口部を有するとともに、前記開口部を介して物品を出し入れ可能にされた凹部が設けられており、
前記リッドは、前記開口部を閉塞する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間で回転可能に設けられている、
請求項1に記載の車両用コンソール。
【請求項3】
前記リッドは、前記アームレストが前記第1位置と前記第2位置との間のいずれの位置にあるときでも、前記閉位置と前記開位置との間を回転可能に構成されている、
請求項2に記載の車両用コンソール。
【請求項4】
前記リッドは、前記幅方向に延びる軸線を中心に前記コンソール本体に回転可能に支持されるとともに、前記軸線を中心に回転することで前記リッドを前記閉位置と前記開位置との間で回転可能にするヒンジ部材を備えており、
前記アームレストは、前記ヒンジ部材により前記前後方向にスライド可能に支持されている、
請求項2または請求項3に記載の車両用コンソール。
【請求項5】
前記テーブルは、前記ヒンジ部材に支持されている、
請求項4に記載の車両用コンソール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用コンソールに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、アームレストが開示されている。このアームレストは、収納凹部と、収納凹部の上部の開口を開閉可能とするリッドとを備えている。リッドには、テーブルが組付けられている。テーブルは、リッド内に収容された収容位置と、収容位置の前方にスライド移動することでリッドから露出される使用位置とに切り替え可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-77272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、車両用コンソールには、アームレストよりも前方に、物品を載置する小物入れやカップホルダー等の機能部品が搭載されている。こうしたコンソールに対して上述した従来のアームレストを適用すると、例えば以下の問題が生じる。すなわち、テーブルを収容位置から使用位置に切り替えることが、テーブルの前方へのスライド移動によって実現されるため、テーブルが物品に干渉する場合は使用位置への切り替えが困難となる。したがって、テーブルの利便性が低下するおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、テーブルの利便性を向上できる車両用コンソールを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための車両用コンソールの各態様を記載する。
[態様1]車両用シートの幅方向において前記車両用シートと隣り合って設けられる車両用コンソールであって、コンソール本体と、前記コンソール本体に対してスライド可能に設けられたアームレストと、前記アームレストの内部に収容されるテーブルと、を備え、前記アームレストは、前記テーブルを収容する第1位置と、前記車両用シートの前後方向において前記第1位置よりも後方であって、前記テーブルを露出させる位置である第2位置との間を前記テーブルとは独立してスライド可能に構成されている、車両用コンソール。
【0007】
上記構成によれば、アームレストが第1位置から第2位置までテーブルとは独立してスライドされることで、テーブルがアームレストから露出される。このため、第1位置にあるアームレストよりも前方に物品などが存在する場合であっても、テーブルをアームレストの内部に収容された収容状態から、アームレストから露出された使用状態に容易に切り替えることができる。したがって、テーブルの利便性を向上できる。
【0008】
[態様2]前記アームレスト及び前記テーブルを含むリッドを備え、前記コンソール本体には、前記コンソール本体の上面に開口部を有するとともに、前記開口部を介して物品を出し入れ可能にされた凹部が設けられており、前記リッドは、前記開口部を閉塞する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間で回転可能に設けられている、[態様1]に記載の車両用コンソール。
【0009】
上記構成によれば、リッドが開位置にあるときには、凹部の開口部を介して物品を出し入れ可能となる。また、リッドが閉位置にあるときには、物品が凹部内に収納された状態で保持される。したがって、コンソール本体に物品を収納するといった機能を持たせることができる。
【0010】
[態様3]前記リッドは、前記アームレストが前記第1位置と前記第2位置との間のいずれの位置にあるときでも、前記閉位置と前記開位置との間を回転可能に構成されている、[態様2]に記載の車両用コンソール。
(【0011】以降は省略されています)

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