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公開番号
2025002544
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102786
出願日
2023-06-22
発明の名称
コルク積層複合体及びその製造方法
出願人
内山工業株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
B32B
5/16 20060101AFI20241226BHJP(積層体)
要約
【課題】コルクが本来的に有する特性の発現性を維持することができるコルク積層複合体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】コルク積層複合体(1)は、基材(2)と、基材(2)上に積層された接着剤(3s)を含んだ接着層(3)と、接着層(3)上に積層されたコルク粒(4t)を含むコルク層(4)と、を備える。コルク粒(4t)は、接着層(3)に対して加圧された状態である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材と、
前記基材上に積層された接着剤または粘着剤を含んだ接着層と、
前記接着層上に積層されたコルク粒を含むコルク層と、を備え、
前記コルク粒は、前記接着層に対して加圧された状態である、コルク積層複合体。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記接着剤には、水系バインダーが用いられている、請求項1に記載のコルク積層複合体。
【請求項3】
前記接着層は、前記コルク層側に設けられた第1接着層と、前記基材の前記第1接着層とは反対側に設けられた第2接着層と、を備える、請求項1に記載のコルク積層複合体。
【請求項4】
前記基材には、可撓性を有するフレキシブル材料が用いられている、請求項1から3のいずれか1項に記載のコルク積層複合体。
【請求項5】
コルク層を備えたコルク積層複合体の製造方法であって、
基材に接着剤または粘着剤を含んだ接着層を形成する接着層形成工程と、
前記接着層にコルク粒を積層してコルク層を形成するコルク層形成工程と、を備え、
前記コルク層形成工程においては、
前記コルク粒を、前記接着層に対して加圧して積層する、コルク積層複合体の製造方法。
【請求項6】
前記コルク層形成工程においては、
前記接着層が積層された前記基材を伸ばした状態として、当該接着層に対して、前記コルク粒を付着させた後、
(i)前記コルク粒を、前記接着層に対して加圧して積層した後に、前記基材を伸ばした状態を解除する、または
(ii)前記基材を伸ばした状態を解除した後に、前記コルク粒を、前記接着層に対して加圧して積層する、請求項5に記載のコルク積層複合体の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コルク積層複合体及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、コースターやバッグなどの日用品、またはタイル材、フローリング材、あるいは壁材、または緩衝材、テーピング材、あるいは梱包材などの様々な用途において、コルク層を用いたコルク製品が実用化されている。このようなコルク製品のコルク層は、コルクガシの樹皮の破砕物であるコルク粒を備えており、コルク製品では、断熱性、吸音性、弾力性、及び/または意匠性などのコルク層の各種の特性を用途に対応して、適宜発現することで当該コルク製品、ひいてはその適用品の価値を向上させていた。
【0003】
また、従来のコルク製品においては、合板、金属板、またはガラス板等の基板に対して、接着剤を塗布し、さらに相当厚みを有するようコルク粒を重層することにより、当該基板にコルク粒を含むコルク層を形成してコルク積層複合体である、コルク製品を製造する製造方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公昭36-015799号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような従来技術のコルク積層複合体では、その表面側、つまりコルク層の基板とは反対側が接着剤に覆われていたため、コルクが本来的に有する特性の発現性が低下するという問題点を生じることがあった。
【0006】
本開示は、コルクが本来的に有する特性の発現性を維持することができるコルク積層複合体及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係るコルク積層複合体は、基材と、前記基材上に積層された接着剤または粘着剤を含んだ接着層と、前記接着層上に積層されたコルク粒を含むコルク層と、を備え、前記コルク粒は、前記接着層に対して加圧された状態である。
【0008】
また、本開示の一態様に係るコルク積層複合体の製造方法は、コルク層を備えたコルク積層複合体の製造方法であって、基材に接着剤または粘着剤を含んだ接着層を形成する接着層形成工程と、前記接着層にコルク粒を積層してコルク層を形成するコルク層形成工程と、を備え、前記コルク層形成工程においては、前記コルク粒を、前記接着層に対して加圧して積層する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一態様によれば、コルクが本来的に有する特性の発現性を維持することができるコルク積層複合体及びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態1に係る、コルク粒が加圧される前の状態でのコルク積層複合体の構成例を示す断面図である。
コルク粒が加圧された状態での上記コルク積層複合体の構成例を示す断面図である。
上記コルク積層複合体の製造方法を示すフローチャートである。
本開示の実施形態2に係る、コルク粒が加圧される前の状態でのコルク積層複合体の構成例を示す断面図である。
コルク粒が加圧された状態での図4に示したコルク積層複合体の構成例を示す断面図である。
本開示の実施形態3に係る、コルク粒が加圧される前の状態でのコルク積層複合体の構成例を示す断面図である。
コルク粒が加圧された状態での図6に示したコルク積層複合体の構成例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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