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公開番号2025002379
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102518
出願日2023-06-22
発明の名称半導体装置
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01L 25/07 20060101AFI20241226BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】樹脂が半導体チップから剥離することを抑制することが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、第1領域と、前記第1領域と隣接する第2領域と、を含む第1面を有する第1半導体チップと、前記第1領域上に設けられる第2半導体チップと、前記第2領域上に設けられ、前記第2半導体チップと接する樹脂と、を備え、前記第1半導体チップ及び前記樹脂の界面の少なくとも一部が凹凸になっている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1領域と、前記第1領域と隣接する第2領域と、を含む第1面を有する第1半導体チップと、
前記第1領域上に設けられる第2半導体チップと、
前記第2領域上に設けられ、前記第2半導体チップと接する樹脂と、を備え、
前記第1半導体チップ及び前記樹脂の界面の少なくとも一部が凹凸になっている、
半導体装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第2半導体チップは、前記第1領域に貼合され、
前記第2領域は、前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップの貼合面を含む平面より窪んで形成された凹面を含み、
前記樹脂は、前記凹面を内壁とする穴部の少なくとも一部に入り込む凸部を有する、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1面には、第1パッドが形成され、
前記第2半導体チップには、第2パッドが形成され、
前記第1パッドと前記第2パッドとが接合することにより前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップが貼合され、
前記第1パッドの前記第1面に垂直な断面の形状は、第1形状であり、
前記凸部の前記第1面に垂直な断面の形状は、前記第1形状である、
請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1半導体チップは、前記第1面を前記第1面に対して垂直な方向に沿って平面視したときに、互いに対向する第1辺及び第2辺を、有し、
前記第1領域は、前記第2辺より前記第1辺の近傍に位置し、
前記第2領域は、前記第1辺と前記第1領域との間に位置する第3領域を含み、
前記第3領域の少なくとも一部における前記界面は、前記凹凸になっている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1半導体チップは、前記第1面の辺において前記第2領域と接続する側面を有し、
前記樹脂は、前記第2領域から前記側面にわたって設けられる、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2領域は、前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップの貼合面を含む平面より窪んで形成される凹面を含み、
前記第1面を前記第1面に対して垂直な方向に沿って平面視したときに、前記凹面は幾何学模様を示す、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第2領域は、前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップの貼合面を含む平面より窪んで形成され、前記第1面を前記第1面に対して垂直な方向に沿って平面視したときに、矩形、円形又は楕円形の輪郭を有する凹面を含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第2領域は、前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップの貼合面を含む平面より窪んで形成された凹面を含み、
前記凹面を内壁とする穴部は、底面の面積より開口の面積が大きい、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第2領域は、前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップの貼合面を含む平面より窪んで形成された凹面を含み、
前記凹面を内壁とする穴部では、底面の形状と開口の形状とが略同じである、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第1面には、第1パッドが形成され、
前記第2半導体チップには、第2パッドが形成され、
前記第1パッドと前記第2パッドとが接合することにより前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップが貼合され、
前記凹凸になっている前記界面では、前記樹脂の一部が、前記第1パッドと同じ組成の金属と接する、
請求項1に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
半導体装置の中には、モールド樹脂によって半導体素子が封止されるものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-2539号公報
米国特許出願公開US2004/0108602号明細書
特開2001-338932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、モールド樹脂と半導体素子との密着性が良くない場合、モールド樹脂が半導体素子から剥離することがある。
【0005】
本開示は、樹脂が半導体チップから剥離することを抑制することが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る半導体装置は、第1領域と、前記第1領域と隣接する第2領域と、を含む第1面を有する第1半導体チップと、前記第1領域上に設けられる第2半導体チップと、前記第2領域上に設けられ、前記第2半導体チップと接する樹脂と、を備え、前記第1半導体チップ及び前記樹脂の界面の少なくとも一部が凹凸になっている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る記憶装置の斜視図である。
第1実施形態に係る半導体装置を上方から見た平面模式図である。
図2に示す切断線III―IIIにおける断面図である。
図2に示す切断線III―IIIにおける穴部を拡大した断面図である。
図2に示す切断線III―IIIにおける穴部の第1変形例を拡大した断面図である。
図2に示す切断線III―IIIにおける穴部の第2変形例を拡大した断面図である。
凸部のXY面に平行な断面を上方から見たときの平面図である。
凸部のXY面に平行な断面を上方から見たときの平面図である。
凸部のXY面に平行な断面を上方から見たときの平面図である。
凸部のXY面に平行な断面を上方から見たときの平面図である。
単位凸部のXY面に平行な断面を上方から見たときの平面図である。
単位凸部のXY面に平行な断面を上方から見たときの平面図である。
単位凸部のXY面に平行な断面を上方から見たときの平面図である。
単位凸部のXY面に平行な断面を上方から見たときの平面図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第1実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第2実施形態に係る半導体装置の構造例を説明するための断面模式図であり、YZ面に平行な断面図を示す。
第2実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第2実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第2実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第2実施形態に係る半導体装置の製造プロセスを示す模式図である。
第3実施形態に係る半導体装置の構造例を説明するための断面模式図であり、YZ面に平行な断面図を示す。
第4実施形態に係るパッド及びビアの構造例を説明するための断面模式図であり、YZ面に平行な断面図を示す。
第4実施形態に係る凹面及び凸部の構造例を説明するための断面模式図であり、YZ面に平行な断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0009】
各図面には、X軸、Y軸及びZ軸を示すことがある。X軸、Y軸及びZ軸は、右手系の3次元の直交座標を形成する。以下、X軸の矢印方向をX軸+方向、矢印とは逆方向をX軸-方向と呼ぶことがあり、その他の軸についても同様である。なお、Z軸+方向及びZ軸-方向を、それぞれ「上方」及び「下方」と呼ぶこともある。また、X軸、Y軸又はZ軸にそれぞれ直交する面を、YZ面、ZX面又はXY面と呼ぶことがある。また、Z軸方向を「上下方向」と呼ぶことがある。「上方」、「下方」及び「上下方向」は、あくまで図面内での相対的位置関係を示す用語であり、鉛直方向を基準とした向きを定める用語ではない。
【0010】
また、特に具体的に説明されている場合を除き、各図面に示される構成要素の寸法等は、説明の理解を容易にするため、実際の寸法とは異ならせて示される場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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