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公開番号2025000461
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2023100328
出願日2023-06-19
発明の名称半導体記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類H10B 12/00 20230101AFI20241224BHJP()
要約【課題】高集積化が可能な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、第1方向(Z)に並ぶ複数のメモリ層(ML)と、第1方向に延伸する第1ビア配線(104)と、第1ビア配線と第2方向(X)の位置が異なり第1方向に延伸する第2ビア配線(104)と、を備える。複数のメモリ層は、第1ビア配線及び第2ビア配線の間に設けられ第3方向に延伸する第1配線(120)と、第1ビア配線に電気的に接続された第1半導体層と、第1半導体層に対向し第1配線に電気的に接続された第1ゲート電極と、第1半導体層に電気的に接続された第1メモリ部(130)と、第2ビア配線に電気的に接続された第2半導体層と、第2半導体層に対向し第1配線に電気的に接続された第2ゲート電極と、第2半導体層に電気的に接続された第2メモリ部(130)と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板の表面と交差する第1方向に並ぶ複数のメモリ層と、
前記第1方向に延伸する第1ビア配線と、
前記第1ビア配線と前記第1方向と交差する第2方向の位置が異なり、前記第1方向に延伸する第2ビア配線と
を備え、
前記複数のメモリ層は、それぞれ、
前記第1ビア配線及び前記第2ビア配線の間に設けられ、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に延伸する第1配線と、
前記第1ビア配線に電気的に接続された第1半導体層と、
前記第1半導体層に対向し、前記第1配線に電気的に接続された第1ゲート電極と、
前記第1半導体層に対して、前記第2方向において、前記第1配線と反対側に設けられ、前記第1半導体層に電気的に接続された第1メモリ部と、
前記第2ビア配線に電気的に接続された第2半導体層と、
前記第2半導体層に対向し、前記第1配線に電気的に接続された第2ゲート電極と、
前記第2半導体層に対して、前記第2方向において、前記第1配線と反対側に設けられ、前記第2半導体層に電気的に接続された第2メモリ部と
を備える半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1ゲート電極は、前記第1半導体層の、前記第1方向の一方側及び他方側の面、及び、前記第3方向の一方側及び他方側の面に対向する
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記複数のメモリ層に対応して前記第1方向に並ぶ複数の前記第1配線の間に、空隙が設けられている
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記第1メモリ部は、
前記第1半導体層に電気的に接続された第1電極と、
前記第1電極に対向する第2電極と、
前記第1電極及び前記第2電極の間に設けられた絶縁層と
を備える請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第1半導体層は、ガリウム(Ga)及びアルミニウム(Al)のうち少なくとも一つの元素と、インジウム(In)と、亜鉛(Zn)と、酸素(O)と、を含む
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
基板と、
前記基板の表面と交差する第1方向に並ぶ複数のメモリ層と、
前記第1方向と交差する第2方向の位置が異なる第1の列及び第2の列をなす様に配置された複数のビア配線と
を備え、
前記第1の列は、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向に並び、前記第1方向に延伸する複数の第1ビア配線を含み、
前記第2の列は、前記第3方向に並び、前記第1方向に延伸する複数の第2ビア配線を含み、
前記複数のメモリ層は、それぞれ、
前記複数の第1ビア配線と、前記複数の第2ビア配線と、の間に設けられ、前記第3方向に延伸する第1配線と、
前記複数の第1ビア配線に電気的に接続された複数の第1半導体層と、
前記複数の第1半導体層に対向し、前記第1配線に電気的に接続された複数の第1ゲート電極と、
前記複数の第1半導体層に対して、前記第2方向において、前記第1配線と反対側に設けられ、前記複数の第1半導体層に電気的に接続された複数の第1メモリ部と、
前記複数の第2ビア配線に電気的に接続された複数の第2半導体層と、
前記複数の第2半導体層に対向し、前記第1配線に電気的に接続された複数の第2ゲート電極と、
前記複数の第2半導体層に対して、前記第2方向において、前記第1配線と反対側に設けられ、前記複数の第2半導体層に電気的に接続された複数の第2メモリ部と
を備える半導体記憶装置。
【請求項7】
前記第2方向及び前記第3方向に延伸し、前記第1配線を含む第1断面において、前記半導体記憶装置は、前記第1配線に沿って前記第3方向に並ぶ複数の第1絶縁部材を更に備える
請求項6記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記複数の第1半導体層と交互に前記第3方向に並ぶ複数の第2絶縁部材を更に備え、
前記複数の第1絶縁部材の前記第3方向の位置は、それぞれ、前記複数の第2絶縁部材のいずれかの前記第3方向の位置と対応している
請求項7記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記複数の第1絶縁部材の前記第2方向の中央位置は、それぞれ、前記第1配線の前記第2方向の中央位置と略一致する
請求項7記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記複数の第1絶縁部材は、前記第1配線の前記第2方向の中央位置に対して、前記第2方向の一方側に設けられている
請求項7記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 4,200 文字)【背景技術】
【0002】
半導体記憶装置の高集積化に伴い、半導体記憶装置の三次元化に関する検討が進められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2022/0399340号明細書
米国特許出願公開第2022/0399340号明細書
米国特許出願公開第2022/0352169号明細書
特許第10707210号明細書
特開2022-147872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高集積化が可能な半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一の実施形態に係る半導体記憶装置は、基板と、基板の表面と交差する第1方向に並ぶ複数のメモリ層と、第1方向に延伸する第1ビア配線と、第1ビア配線と第1方向と交差する第2方向の位置が異なり、第1方向に延伸する第2ビア配線と、を備える。複数のメモリ層は、それぞれ、第1ビア配線及び第2ビア配線の間に設けられ、第1方向及び第2方向と交差する第3方向に延伸する第1配線を備える。また、複数のメモリ層は、それぞれ、第1ビア配線に電気的に接続された第1半導体層と、第1半導体層に対向し、第1配線に電気的に接続された第1ゲート電極と、第1半導体層に対して、第2方向において、第1配線と反対側に設けられ、第1半導体層に電気的に接続された第1メモリ部と、を備える。また、複数のメモリ層は、それぞれ、第2ビア配線に電気的に接続された第2半導体層と、第2半導体層に対向し、第1配線に電気的に接続された第2ゲート電極と、第2半導体層に対して、第2方向において、第1配線と反対側に設けられ、第2半導体層に電気的に接続された第2メモリ部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な回路図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な斜視図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な斜視図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な斜視図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的なXY断面図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的なXY断面図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な断面図である。
同半導体記憶装置の製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
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同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
同製造方法について説明するための模式的な断面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の効果について説明するための模式的なXY断面図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の効果について説明するための模式的なXY断面図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的なXY断面図である。
第3実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的なXY断面図である。
第4実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的なXY断面図である。
第5実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。
第6実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的なXY断面図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。
第7実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的なXY断面図である。
第8実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的なXY断面図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。
第9実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。
第10実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的なXY断面図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。
第11実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な回路図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な斜視図である。
同半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。
第12実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。
第13実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。
第14実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。
第15実施形態に係る半導体記憶装置の一部の構成を示す模式的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
次に、実施形態に係る半導体記憶装置を、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の実施形態はあくまでも一例であり、本発明を限定する意図で示されるものではない。また、以下の図面は模式的なものであり、説明の都合上、一部の構成等が省略される場合がある。また、複数の実施形態について共通する部分には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
【0008】
また、本明細書において「半導体記憶装置」と言った場合には、メモリダイを意味する事もあるし、メモリチップ、メモリカード、SSD(Solid State Drive)等の、コントローラダイを含むメモリシステムを意味する事もある。更に、スマートホン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の、ホストコンピュータを含む構成を意味する事もある。
【0009】
また、本明細書において、第1の構成が第2の構成に「電気的に接続されている」と言った場合、第1の構成は第2の構成に直接接続されていても良いし、第1の構成が第2の構成に配線、半導体部材又はトランジスタ等を介して接続されていても良い。例えば、3つのトランジスタを直列に接続した場合には、2つ目のトランジスタがOFF状態であったとしても、1つ目のトランジスタは3つ目のトランジスタに「電気的に接続」されている。
【0010】
また、本明細書において、第1の構成が第2の構成及び第3の構成の「間に電気的に接続されている」と言った場合、第1の構成、第2の構成及び第3の構成が直列に接続され、且つ、第2の構成が第1の構成を介して第3の構成に電気的に接続されていることを意味する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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