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公開番号
2025000146
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023099823
出願日
2023-06-19
発明の名称
半導体装置
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10D
30/60 20250101AFI20241224BHJP()
要約
【課題】フィールドプレートの抵抗ばらつきを抑制可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】
半導体装置は、半導体基板と、半導体基板上に位置すると共に、ドレイン領域、ソース領域、ドリフト領域およびチャネル領域を有する半導体層と、半導体層上に位置する絶縁膜と、絶縁膜上に位置すると共にドリフト領域に重なり、ドレイン領域に電気的に接続されるフィールドプレートと、半導体層に設けられる溝に埋められるトレンチと、を備え、フィールドプレートは、ドレイン領域とソース領域との間に位置する動作領域、および、平面視にて動作領域よりも外側に位置する終端領域を有し、絶縁膜には、動作領域が設けられる第1領域と、終端領域が設けられる第2領域とが画成され、溝およびトレンチは、半導体層において第2領域に重なる部分に位置する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体基板と、
前記半導体基板上に位置すると共に、ドレイン領域、ソース領域、ドリフト領域およびチャネル領域を有する半導体層と、
前記半導体層上に位置する絶縁膜と、
前記絶縁膜上に位置すると共に前記ドリフト領域に重なり、前記ドレイン領域に電気的に接続されるフィールドプレートと、
前記半導体層に設けられる溝に埋められるトレンチと、
を備え、
前記フィールドプレートは、前記ドレイン領域と前記ソース領域との間に位置する動作領域、および、平面視にて前記動作領域よりも外側に位置する終端領域を有し、
前記絶縁膜には、前記動作領域が設けられる第1領域と、前記終端領域が設けられる第2領域とが画成され、
前記溝および前記トレンチは、前記半導体層において前記第2領域に重なる部分に位置する、
半導体装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記溝と前記トレンチとは、平面視にて円弧形状を呈する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記トレンチの少なくとも一部は、前記フィールドプレートにおいて前記終端領域に含まれるライン部に重なっている、請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記溝の底部は、前記半導体基板によって画成される、請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記半導体層において前記第2領域に重なる前記部分には、複数の前記溝が設けられており、
複数の前記溝のそれぞれには、前記トレンチが埋められている、請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項6】
複数の前記溝のピッチは、前記ドレイン領域に近いほど短い、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記終端領域に含まれる前記フィールドプレートの複数のライン部と、複数の前記溝とは、平面視にて交互に設けられている、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項8】
平面視における複数の前記溝の各端部の位置は、前記第1領域と前記第2領域との境界部に位置する、請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記トレンチは、前記溝の側面を少なくとも覆う絶縁部と、平面視にて前記絶縁部に囲われる導電部とを有し、
前記導電部は、前記半導体基板に電気的に接続される、請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記導電部は、前記フィールドプレートに電気的に接続される、請求項9に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、半導体層、第1電極、第2電極、横型素子、LOCOS酸化膜抵抗性フィールドプレートを含む半導体装置を開示している。第1電極は、半導体層の表面の上に形成されている。第2電極は、第1電極から間隔を空けて半導体層の表面の上に形成されている。横型素子は、半導体層の表面の表層部において第1電極および第2電極の間の領域に形成され、第1電極および第2電極に電気的に接続されている。LOCOS酸化膜は、半導体層の表面において横型素子を構成する各部を分離している。抵抗性フィールドプレートは、LOCOS酸化膜の上に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2013/0075877号明細書
【0004】
[概要]
本開示の一側面に係る目的は、耐圧を確保しつつ小型化を実現可能な半導体装置を提供することにある。
【0005】
本開示の一側面に係る半導体装置は、半導体基板と、半導体基板上に位置すると共に、ドレイン領域、ソース領域、ドリフト領域およびチャネル領域を有する半導体層と、半導体層上に位置する絶縁膜と、絶縁膜上に位置すると共にドリフト領域に重なり、ドレイン領域に電気的に接続されるフィールドプレートと、半導体層に設けられる溝に埋められるトレンチと、を備え、フィールドプレートは、ドレイン領域とソース領域との間に位置する動作領域、および、平面視にて動作領域よりも外側に位置する終端領域を有し、絶縁膜には、動作領域が設けられる第1領域と、終端領域が設けられる第2領域とが画成され、溝およびトレンチは、半導体層において第2領域に重なる部分に位置する。この半導体装置によれば、耐圧を確保しつつ小型化を実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態に係る半導体装置のチップを示す平面図である。
図2は、図1に示される領域IIの拡大図である。
図3は、図2に示す領域IIIの一部切り欠き斜視断面図である。
図4は、図2に示す領域IIIの断面図である。
図5は、図2のV-V線に沿った断面図である。
図6は、図1に示される領域IIにおける絶縁膜の下方を示す拡大図である。
図7は、実施形態の第1変形例に係る半導体装置の要部拡大断面図である。
図8は、実施形態の第2変形例に係る半導体装置の要部拡大断面図である。
図9Aは、第2変形例における半導体装置の製造方法の一部を説明するための概略断面図である。
図9Bは、第2変形例における半導体装置の製造方法の一部を説明するための概略断面図である。
図9Cは、第2変形例における半導体装置の製造方法の一部を説明するための概略断面図である。
図9Dは、第2変形例における半導体装置の製造方法の一部を説明するための概略断面図である。
図9Eは、第2変形例における半導体装置の製造方法の一部を説明するための概略断面図である。
図9Fは、第2変形例における半導体装置の製造方法の一部を説明するための概略断面図である。
図9Gは、第2変形例における半導体装置の製造方法の一部を説明するための概略断面図である。
図10は、実施形態の第3変形例に係る半導体装置の要部拡大断面図である。
図11Aは、第3変形例における半導体装置の製造方法の一部を説明するための概略断面図である。
図11Bは、第3変形例における半導体装置の製造方法の一部を説明するための概略断面図である。
図11Cは、第3変形例における半導体装置の製造方法の一部を説明するための概略断面図である。
図11Dは、第3変形例における半導体装置の製造方法の一部を説明するための概略断面図である。
図11Eは、第3変形例における半導体装置の製造方法の一部を説明するための概略断面図である。
【0007】
[詳細な説明]
以下では、本開示の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。以下の説明において、同一要素または同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。本明細書における「同一」およびそれに類似する単語は、「完全同一」のみに限定されない。また、図面は、実施形態を概念的に説明するためのものであるから、表される各構成要素の寸法やそれらの比は実際のものとは異なる場合もある。
【0008】
図1は、本実施形態に係る半導体装置のチップを示す平面図である。図2は、図1に示される領域IIの拡大図である。図3は、図2に示す領域IIIの一部切り欠き斜視断面図である。図4は、図2に示す領域IIIの断面図である。図1に示されるように、半導体装置1Aは、直方体形状を有するシリコン製のチップ2(半導体チップ)を含む。チップ2は、例えば直径300mm(約12インチ)のシリコンウェハーに形成された複数の装置の1つである。
【0009】
チップ2は、一対の主面である第1主面3および第2主面4と、第1主面3および第2主面4を接続する第1側面5A、第2側面5B、第3側面5Cおよび第4側面5Dを有している。以下では、平面視における第1側面5Aおよび第2側面5Bの延在方向を第1方向Xとし、平面視における第3側面5Cおよび第4側面5Dの延在方向を第2方向Yとし、第1主面3および第2主面4の法線方向を第3方向Zとする。第2方向Yは、平面視にて第1方向Xに交差する方向であり、第3方向Zは、チップ2の厚さ方向に相当する。
【0010】
第1主面3および第2主面4は、第3方向Zから見て四角形状に形成されているが、これに限られない。本実施形態では、第1主面3は上面であり、第2主面4は底面である。このため、第3方向Zにおいて第1主面3の近くに位置する構成は半導体装置1Aの天面側(上方)に位置する構成に相当し、第3方向Zにおいて第2主面4の近くにある構成は半導体装置1Aの底面側(下方)に位置する構成に相当する。
(【0011】以降は省略されています)
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