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公開番号2024168821
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023085789
出願日2023-05-24
発明の名称半導体装置およびその製造方法
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H10B 43/30 20230101AFI20241128BHJP()
要約【課題】電気特性の劣化を抑制しつつチップサイズを縮小化することが可能な半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】一の実施形態によれば、半導体装置は、基板と、第1プラグと、第1配線と、第2配線と、第2プラグと、第3プラグと、第3配線とを備える。第1プラグは、基板の上方に設けられ、基板の上面に交差する第1方向に延びる。第1配線は、第1プラグ上に設けられ、銅を含有する。第2配線は、第1プラグ下に設けられている。第2プラグは、第1プラグに対して第1方向に交差する第2方向に位置し、第1プラグの上端と異なる高さの上端と、第1プラグの下端と同じ高さの下端とを有する。第3プラグは、第2プラグ上に設けられ、第1方向に延び、タングステンを含有する。第3配線は、第2プラグ下に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板の上方に設けられ、前記基板の上面に交差する第1方向に延びる第1プラグと、
前記第1プラグ上に設けられ、銅を含有する第1配線と、
前記第1プラグ下に設けられた第2配線と、
前記第1プラグに対して前記第1方向に交差する第2方向に位置し、前記第1プラグの上端と異なる高さの上端と、前記第1プラグの下端と同じ高さの下端とを有する第2プラグと、
前記第2プラグ上に設けられ、前記第1方向に延び、タングステンを含有する第3プラグと、
前記第2プラグ下に設けられた第3配線とを備える、
半導体装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2プラグの上端は、前記第1プラグの上端よりも上方に位置し、
前記半導体装置は、前記第1配線上に設けられ、前記第2プラグの上端と同じ高さの上端を有する第4プラグを更に備える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第2プラグは、前記第3プラグの直下に設けられている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1プラグおよび前記第2プラグは、同一の材料を含有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第2プラグは、前記第1プラグよりも外径が大きい、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2配線および前記第3配線は、同一の材料を含有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1配線下に設けられ、前記第1プラグおよび前記第2プラグにより貫通された絶縁層を更に備える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第1方向に積層され互いに絶縁された複数の電極層を含み、前記第3プラグ上に位置し前記第3プラグと電気的に接続された第1領域と、前記第1領域に対して前記第2方向の反対側に位置するとともに前記第4プラグの上方に位置する第2領域と、を有する積層膜と、
前記第2領域内に設けられ、前記第1方向に延びる第1半導体層と、前記第1半導体層と前記複数の電極層との間に設けられた第1電荷蓄積層と、を含む第1柱状部と、
前記第4プラグと前記第1柱状部との間に設けられ、前記第1方向に延びる第5プラグとを更に備える、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1配線は、ビット線である、請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記第2方向に延び、前記積層膜を分断する第1分断部と、
前記第3プラグを間に挟んで前記第1分断部に対して前記第1方向および前記第2方向に交差する第3方向に位置し、前記第2方向に延び、前記積層膜を分断する第2分断部と、
前記第1分断部と前記第2分断部との間において前記第3プラグに対して前記第3方向または前記第3方向の反対側に位置し、前記第3プラグの上端と同じ高さの上端と、前記第3プラグの下端と同じ高さの下端とを有し、タングステンを含有する第6プラグと、
前記第6プラグ下に設けられ、前記第2プラグの上端と同じ高さの上端と、前記第2プラグの下端と同じ高さの下端とを有する第7プラグと、
前記第7プラグ下に設けられた第4配線とを更に備える、請求項8に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置およびその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
半導体装置を製造する際に、電気特性の劣化を抑制しつつチップサイズを縮小化することが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-25904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気特性の劣化を抑制しつつチップサイズを縮小化することが可能な半導体装置およびその製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一の実施形態によれば、半導体装置は、基板と、第1プラグと、第1配線と、第2配線と、第2プラグと、第3プラグと、第3配線とを備える。第1プラグは、基板の上方に設けられ、基板の上面に交差する第1方向に延びる。第1配線は、第1プラグ上に設けられ、銅を含有する。第2配線は、第1プラグ下に設けられている。第2プラグは、第1プラグに対して第1方向に交差する第2方向に位置し、第1プラグの上端と異なる高さの上端と、第1プラグの下端と同じ高さの下端とを有する。第3プラグは、第2プラグ上に設けられ、第1方向に延び、タングステンを含有する。第3配線は、第2プラグ下に設けられている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態による半導体装置を示す断面図である。
実施形態による半導体装置の積層膜を示す平面図である。
実施形態による半導体装置の電極層を示す分解図である。
実施形態による半導体装置のコンタクトプラグを示す横断面図である。
実施形態による半導体装置のコンタクトプラグを示す縦断面図である。
実施形態による半導体装置の柱状部を示す断面図である。
実施形態による半導体装置の配線レイアウトを示す平面図である。
実施形態による半導体装置の配線レイアウトを示す断面図である。
実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
図9に続く、実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
実施形態による半導体装置の製造方法の詳細を示す断面図である。
図11に続く、実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
第1比較例による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
第2比較例による半導体装置の製造方法を用いて製造される半導体装置の配線レイアウトを示す平面図である。
第2比較例による半導体装置の製造方法を用いて製造される半導体装置の配線レイアウトを示す断面図である。
図12に続く、実施形態による半導体装置の製造方法を示す断面図である。
変形例による半導体装置を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1~図17において、同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。本明細書において、複数のビアプラグの高さを表現するために用いられる「同じ」との用語は、厳密に同じ場合に限定されず、実質的に同じ場合も含む。
【0008】
図1は、実施形態による半導体装置を示す断面図である。
【0009】
図1の半導体装置は、例えば3次元半導体メモリである。図1の半導体装置は、回路部分1と、回路部分1上に設けられたアレイ部分2とを備える。アレイ部分2は、複数のメモリセルを含むメモリセルアレイを備える。回路部分1は、メモリセルアレイを制御するCMOS回路を備える。図1の半導体装置は、例えば、回路部分1を含む回路ウェハと、アレイ部分2を含むアレイウェハとを貼り合わせることで製造される。図1は、回路部分1(回路ウェハ)とアレイ部分2(アレイウェハ)との貼合面Sを示している。
【0010】
図1は、互いに垂直なX方向、Y方向、およびZ方向を示している。本明細書では、+Z方向を上方向として取り扱い、-Z方向を下方向として取り扱う。-Z方向は、重力方向と一致していてもよいし、重力方向とは一致していなくてもよい。Z方向は、第1方向の一例である。-X方向は、第1方向に交差する第2方向の一例である。Y方向は、第1方向および第2方向に交差する第3方向の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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