TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024170887
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023087639
出願日2023-05-29
発明の名称光電変換素子、電子機器、及び電源モジュール
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類H10K 30/50 20230101AFI20241204BHJP()
要約【課題】低照度の光に対する優れた光電変換効率を有する光電変換素子を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される構造を有する高分子材料を含有する光電変換層を有する。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024170887000018.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">58</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">140</com:WidthMeasure> </com:Image>
(ただし、上記一般式(1)中、R1、R2、R3、及びR4は、炭素数2以上20以下の、アルキル基、チオアルキル基及びアルコキシ基のいずれかを示し、R1とR3とが互いに異なる又はR2とR4とが互いに異なり、nは50以上1,000以下の整数を示し、X及びYはハロゲン又は水素を示す)
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光電変換層を有する光電変換素子であって、
前記光電変換層が、下記一般式(1)で表される構造を有する高分子材料と、N型半導体材料とを含有することを特徴とする光電変換素子。
JPEG
2024170887000017.jpg
58
140
(ただし、上記一般式(1)中、R

、R

、R

、及びR

は、炭素数2以上20以下の、アルキル基、チオアルキル基及びアルコキシ基のいずれかを示し、R

とR

とが互いに異なる又はR

とR

とが互いに異なり、nは50以上1,000以下の整数を示し、X及びYは、ハロゲン又は水素を示す)
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記一般式(1)のR

及びR

が炭素数2以上8以下のアルキル基である、請求項1に記載の光電変換素子。
【請求項3】
前記一般式(1)において、R

及びR

が炭素数16以上20以下のアルキル基である、請求項1から2のいずれかに記載の光電変換素子。
【請求項4】
前記一般式(1)において、R

及びR

並びにR

及びR

の少なくともいずれかの炭素数の差が、8以上14以下である、請求項1から2のいずれかに記載の光電変換素子。
【請求項5】
前記一般式(1)において、X及びYが水素である、請求項1から2のいずれかに記載の光電変換素子。
【請求項6】
前記一般式(1)において、Xがハロゲンであり、Yが水素である、請求項1から2のいずれかに記載の光電変換素子。
【請求項7】
前記N型半導体材料がフラーレン系N型半導体材料である、請求項1から2のいずれかに記載の光電変換素子。
【請求項8】
前記N型半導体材料が非フラーレン系N型半導体材料である、請求項1から2のいずれかに記載の光電変換素子。
【請求項9】
請求項1から2のいずれかに記載の光電変換素子と、前記光電変換素子と電気的に接続された装置と、を有することを特徴とする電子機器。
【請求項10】
請求項1から2のいずれかに記載の光電変換素子と、前記光電変換素子と電気的に接続された電源ICと、を有することを特徴とする電源モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光電変換素子、電子機器、及び電源モジュールに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子回路における駆動電力が非常に少なくなり、来たるIoT(Internet of Things)社会に向けて、微弱な電力(μWオーダー)でもセンサ等の様々な電子部品を駆動することができるようになった。さらに、センサの活用に際し、その場で発電し消費できる自立電源として、環境発電素子への応用が期待されており、その中でも光電変換素子は光があればどこでも発電できる素子として注目を集めている。
前記環境発電素子においては、蛍光灯やLEDランプなどの室内光で効率よく発電する素子がより求められている。一方で、低照度の光で高い光電変換効率を示す太陽電池は少なく、この中でも有機薄膜太陽電池は照度依存性が少ないことが知られている。
【0003】
しかしながら、従来の有機薄膜太陽電池は、光源として主に太陽光を対象として開発が進められており、低照度の光に対して高い光電変換効率を有する材料の報告は極めて少ない。
【0004】
これまでにP型有機半導体材料として、多種の共役高分子系P型有機半導体材料の開発が行なわれている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、低照度の光に対する優れた光電変換効率を有する光電変換素子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するための手段としての本発明の光電変換素子は、光電変換層を有する光電変換素子であって、
前記光電変換層が、下記一般式(1)で表される構造を有する高分子材料と、N型半導体材料とを含有することを特徴とする。
JPEG
2024170887000002.jpg
58
140
(ただし、上記一般式(1)中、R

、R

、R

、及びR

は、炭素数2以上20以下の、アルキル基、チオアルキル基及びアルコキシ基のいずれかを示し、R

とR

とが互いに異なる又はR

とR

とが互いに異なり、nは50以上1,000以下の整数を示し、X及びYは、ハロゲン又は水素を示す)
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、低照度の光に対する優れた光電変換効率を有する光電変換素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明に係る光電変換素子の層構成の一例を示す概略断面図である。
図2は、本発明に係る光電変換素子の他の層構成の一例を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(光電変換素子)
前記光電変換素子としては、基板と、第一の電極と、電子輸送層と、光電変換層と、ホール輸送層と、第二の電極とを有し、更に必要に応じてその他の部材を有する。
本発明において「光電変換素子」とは、光エネルギーを電気エネルギーに変換する素子又は電気エネルギーを光エネルギーに変換する素子を表し、具体的には、太陽電池、フォトダイオードなどが挙げられる。
【0010】
以下、本発明に係る光電変換素子について、図面を参照しながら説明する。
なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除などの当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用及び効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社リコー
画像形成装置
1日前
株式会社リコー
機器及び異常判定方法
1日前
株式会社リコー
定着装置、及び画像形成装置
1日前
株式会社リコー
表示装置、切替方法、プログラム
6日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
今日
株式会社リコー
シート給送装置及び画像形成システム
2日前
株式会社リコー
光源装置、画像投影装置および調整方法
6日前
株式会社リコー
ノード、データ共有方法、及びプログラム
13日前
株式会社リコー
通信装置、状態制御方法、及びプログラム
2日前
株式会社リコー
画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ
6日前
株式会社リコー
画像形成装置、情報処理方法およびプログラム
今日
株式会社リコー
表示装置、表示方法、プログラム、表示システム
14日前
株式会社リコー
対話装置、対話システム、対話方法及びプログラム
13日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法
13日前
株式会社リコー
情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法
13日前
株式会社リコー
電気機器、画像形成装置、制御方法、及びプログラム
9日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
13日前
株式会社リコー
情報処理装置、画面作成方法、プログラム、及び情報処理システム
今日
株式会社リコー
情報処理装置、画面作成方法、プログラム、及び情報処理システム
9日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システム
13日前
株式会社リコー
手書き入力装置、手書き入力システム、手書き入力方法、プログラム
13日前
株式会社リコー
表示装置、表示方法、プログラム
6日前
株式会社リコー
画像処理装置、方法、およびプログラム
6日前
株式会社リコー
情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
8日前
株式会社リコー
通信端末、取引システム、表示方法、及びプログラム
1日前
株式会社リコー
情報処理システム、サービス提供システム、設定方法
8日前
株式会社リコー
通信端末、画像通信システム、表示方法、及びプログラム
6日前
株式会社リコー
情報処理システム、サーバ、情報処理方法、及びプログラム
6日前
株式会社リコー
情報処理装置、サービス提供システム、方法およびプログラム
9日前
株式会社リコー
電子機器、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
9日前
株式会社リコー
情報提供装置、情報処理システム、情報提供方法、及びプログラム
8日前
株式会社リコー
情報処理装置、プログラム、Webアプリケーション管理方法及び情報処理システム
6日前
株式会社リコー
電子写真画像形成用キャリア、電子写真画像形成用現像剤、電子写真画像形成方法、電子写真画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
今日
個人
半導体装置
15日前
東レ株式会社
太陽電池モジュール
15日前
エイブリック株式会社
半導体装置
21日前
続きを見る