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公開番号2024179688
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023098725
出願日2023-06-15
発明の名称半導体装置
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01L 25/07 20060101AFI20241219BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】チップをより適切に配置することができる半導体装置を提供する。
【解決手段】本実施形態による半導体装置は、基板と、第1積層体と、第2積層体と、第1接着層と、第2接着層と、第1ワイヤと、第2ワイヤと、を備える。基板は、第1面を有する。第1積層体は、複数の第1半導体チップを有する。第2積層体は、第1積層体と第1面の面内方向において異なる位置に設けられ、複数の第2半導体チップを有する。第1接着層は、複数の第1半導体チップのそれぞれの下部に設けられる。第2接着層は、複数の第2半導体チップのそれぞれの下部に設けられる。第1ワイヤは、第1半導体チップと、第2半導体チップとを互いに電気的に接続する。第2ワイヤは、基板と、第2半導体チップとを電気的に接続する。最下段の第1半導体チップの下部に設けられる第1接着層の厚さは、他の第1接着層の厚さとは異なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1面を有する基板と、
複数の第1半導体チップを有する第1積層体と、
前記第1積層体と前記第1面の面内方向において異なる位置に設けられ、複数の第2半導体チップを有する第2積層体と、
複数の前記第1半導体チップのそれぞれの下部に設けられる第1接着層と、
複数の前記第2半導体チップのそれぞれの下部に設けられる第2接着層と、
前記第1半導体チップと、前記第2半導体チップとを互いに電気的に接続する第1ワイヤと、
前記基板と、前記第2半導体チップとを電気的に接続する第2ワイヤと、
を備え、
最下段の前記第1半導体チップの下部に設けられる前記第1接着層の厚さは、他の前記第1接着層の厚さとは異なる、半導体装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記第1面上に設けられる第3半導体チップをさらに備え、
他の前記第1接着層の厚さとは異なる厚さを有する前記第1接着層が、前記第3半導体チップの少なくとも一部を覆う、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
他の前記第1接着層の厚さとは異なる厚さを有する前記第1接着層は、前記第2ワイヤの少なくとも一部を覆う、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1面に略垂直な方向から見て、前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとは細長形状であり、
前記第1半導体チップに設けられた複数のパッドが二つの長辺のうちの1辺に沿って設けられており、
前記第2半導体チップに設けられた複数のパッドが二つの長辺のうちの前記第1半導体チップに近い側の長辺に沿って設けられている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
第1面を有する基板と、
前記第1面上に設けられるスペーサと、
前記スペーサ上に設けられる第1半導体チップと、
前記スペーサ上に設けられ、前記第1面に略垂直な方向から見て、前記第1半導体チップと重ならないように設けられる第2半導体チップと、
前記第1半導体チップの下部に設けられる第1接着層と、
前記第2半導体チップの下部に設けられる第2接着層と、
前記スペーサの下部に設けられる第3接着層と、
前記第3接着層に覆われるように前記第1面上に設けられる第3半導体チップと、
前記第1半導体チップおよび前記第2半導体チップの少なくとも一方と前記基板とを電気的に接続する第1ワイヤと、
を備える、半導体装置。
【請求項6】
前記第1半導体チップは、前記第1ワイヤ、または、前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとを電気的に接続する第2ワイヤと接続される複数の第1パッドを有し、
前記第2半導体チップは、前記第1ワイヤ、または、前記第2ワイヤと接続される複数の第2パッドを有し、
前記第1面に略垂直な方向から見て、前記第1半導体チップは、細長形状であり、前記複数の第1パッドが二つの長辺のうちの一辺に沿って設けられ、前記第2半導体チップは、細長形状であり、前記複数の第2パッドが二つの長辺のうち前記第1半導体チップから遠い側の長辺に沿って設けられている、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1半導体チップは、前記第1ワイヤ、または、前記第1半導体チップと前記第2半導体チップとを電気的に接続する第2ワイヤと接続される複数の第1パッドを有し、
前記第2半導体チップは、前記第1ワイヤ、または、前記第2ワイヤと接続される複数の第2パッドを有し、
前記第1面に略垂直な方向から見て、前記第1半導体チップは、細長形状であり、前記複数の第1パッドが二つの長辺のうちの一辺に沿って設けられ、
前記第2半導体チップは、細長形状であり、前記複数の第2パッドが二つの長辺のうちの前記第1半導体チップから近い側の長辺に沿って設けられている、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第1面に略垂直な方向から見て、前記スペーサと重ならないように前記第1面に設けられる第4半導体チップと、
前記第1接着層を介して前記スペーサと接する前記第1半導体チップと、前記第4半導体チップと、を電気的に接続する第3ワイヤと、
をさらに備える、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項9】
第1面を有する基板と、
前記第1面上に設けられる複数の第1半導体チップと、
複数の前記第1半導体チップのそれぞれの下部に設けられる複数の第1接着層と、
少なくとも一部が複数の前記第1接着層の少なくとも一つに覆われるように、前記第1面上に設けられる第2半導体チップと、
を備える、半導体装置。
【請求項10】
前記第1面に略垂直な方向から見て、前記第1半導体チップおよび前記第2半導体チップとは重ならないように前記第1面に設けられ、ワイヤを介して前記第1半導体チップと電気的に接続される第5半導体チップをさらに備える、請求項9に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
半導体装置のパッケージ構造において、短辺の幅に対する長辺の幅の比率(アスペクト比)が高い半導体チップが搭載される場合がある。高アスペクト比の半導体チップは、半導体パッケージ内で適切に配置することが難しい場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-129464号公報
特開2014-53538号公報
特開2020-53655号公報
国際公開第2022/034854号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
チップをより適切に配置することができる半導体装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態による半導体装置は、基板と、第1積層体と、第2積層体と、第1接着層と、第2接着層と、第1ワイヤと、第2ワイヤと、を備える。基板は、第1面を有する。第1積層体は、複数の第1半導体チップを有する。第2積層体は、第1積層体と第1面の面内方向において異なる位置に設けられ、複数の第2半導体チップを有する。第1接着層は、複数の第1半導体チップのそれぞれの下部に設けられる。第2接着層は、複数の第2半導体チップのそれぞれの下部に設けられる。第1ワイヤは、第1半導体チップと、第2半導体チップとを互いに電気的に接続する。第2ワイヤは、基板と、第2半導体チップとを電気的に接続する。最下段の第1半導体チップの下部に設けられる第1接着層の厚さは、他の第1接着層の厚さとは異なる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第1実施形態による半導体装置の構成の一例を示す上面図である。
第1実施形態の第1比較例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第1実施形態の第2比較例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第1実施形態の第1変形例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第2実施形態による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第2実施形態による半導体装置の構成の一例を示す上面図である。
第2実施形態の第1変形例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第2実施形態の第1変形例による半導体装置の構成の一例を示す上面図である。
第2実施形態の第2変形例による半導体装置の構成の一例を示す上面図である。
第2実施形態の第2変形例におけるボンディングワイヤの接続の一例を示す上面図である。
第2実施形態の第3変形例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第2実施形態の第4変形例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第2実施形態の第5変形例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第2実施形態の第6変形例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第2実施形態の第7変形例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第2実施形態の第8変形例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第3実施形態による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第3実施形態による半導体装置の構成の一例を示す上面図である。
第3実施形態の第1変形例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第3実施形態の第2変形例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第3実施形態の第3変形例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第3実施形態の第4変形例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
第3実施形態の第5変形例による半導体装置の構成の一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。明細書と図面において、既出の図面に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による半導体装置1の構成の一例を示す断面図である。図2は、第1実施形態による半導体装置1の構成の一例を示す上面図である。図2のA-A線は、断面図である図1に対応する断面を示す。
【0009】
半導体装置1は、配線基板10と、積層体S1a、S1b、S2a、S2bと、半導体チップ40と、ボンディングワイヤ81、82と、封止樹脂91とを備えている。半導体装置1は、例えば、NAND型フラッシュメモリのパッケージである。
【0010】
尚、図1は、基板(配線基板10)の表面に平行で互いに垂直なX方向およびY方向と、基板(配線基板10)の表面に垂直なZ方向とを示している。本明細書では、+Z方向を上方向として取り扱い、-Z方向を下方向として取り扱う。-Z方向は、重力方向と一致していても一致していなくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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