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公開番号
2024180109
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023099563
出願日
2023-06-16
発明の名称
半導体ウェハの温度測定方法
出願人
キオクシア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/66 20060101AFI20241219BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】半導体ウェハの温度をより適切に測定することができる半導体ウェハの温度測定方法を提供する。
【解決手段】本実施形態による半導体ウェハの温度測定方法は、第1面を有するウェハの第1面側にアモルファス層を形成するように、ウェハの第1面に不純物を導入することを具備する。本温度測定方法は、アモルファス層の膜厚である第1膜厚を測定することを具備する。本温度測定方法は、アモルファス層の一部が再結晶化するように、ウェハを熱処理することを具備する。本温度測定方法は、熱処理後のアモルファス層の膜厚である第2膜厚を測定することを具備する。本温度測定方法は、第1膜厚と第2膜厚との膜厚差に基づいて、熱処理時におけるウェハの温度を測定することを具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面を有するウェハの前記第1面側にアモルファス層を形成するように、前記ウェハの前記第1面に不純物を導入し、
前記アモルファス層の膜厚である第1膜厚を測定し、
前記アモルファス層の一部が再結晶化するように、前記ウェハを熱処理し、
熱処理後の前記アモルファス層の膜厚である第2膜厚を測定し、
前記第1膜厚と前記第2膜厚との膜厚差に基づいて、熱処理時における前記ウェハの温度を測定する、
ことを具備する、半導体ウェハの温度測定方法。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
再結晶化する前記アモルファス層の結晶成長速度が所望の速度となるように、前記ウェハの前記第1面に前記不純物を導入する、ことをさらに具備する、請求項1に記載の半導体ウェハの温度測定方法。
【請求項3】
熱処理時における温度に応じた前記不純物の元素または濃度で、前記ウェハの前記第1面に前記不純物を導入する、ことをさらに具備する、請求項2に記載の半導体ウェハの温度測定方法。
【請求項4】
前記不純物の元素は、Si、Ge、P、As、Ar、および、Sbのうち少なくとも1つを含む、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の半導体ウェハの温度測定方法。
【請求項5】
前記第1面を覆うカバー膜を形成することなく、前記ウェハに前記不純物を導入する、ことをさらに具備する、請求項1に記載の半導体ウェハの温度測定方法。
【請求項6】
前記ウェハを、所定時間以上、熱処理することをさらに具備する、請求項1に記載の半導体ウェハの温度測定方法。
【請求項7】
前記膜厚差に基づいて、熱処理時における前記ウェハの温度を測定することは、
前記膜厚差と、熱処理時における前記ウェハの温度と、の間の予め設定された関係に基づいて、前記膜厚差を熱処理時における前記ウェハの温度に換算する、
ことを具備する、請求項1に記載の半導体ウェハの温度測定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、半導体ウェハの温度測定方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
バッチアニール炉等の炉を用いたアニール工程では、炉内の位置による半導体ウェハの温度差が、歩留まりまたは特性劣化に影響を与える要因となる。炉内の温度は、炉内の位置に応じた温度プロファイルで制御される。しかし、温度プロファイル上では同等に見えていても、半導体ウェハの実温度に差が発生する場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-232142号公報
特開2010-129773号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体ウェハの温度をより適切に測定することができる半導体ウェハの温度測定方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態による半導体ウェハの温度測定方法は、第1面を有するウェハの第1面側にアモルファス層を形成するように、ウェハの第1面に不純物を導入することを具備する。本温度測定方法は、アモルファス層の膜厚である第1膜厚を測定することを具備する。本温度測定方法は、アモルファス層の一部が再結晶化するように、ウェハを熱処理することを具備する。本温度測定方法は、熱処理後のアモルファス層の膜厚である第2膜厚を測定することを具備する。本温度測定方法は、第1膜厚と第2膜厚との膜厚差に基づいて、熱処理時におけるウェハの温度を測定することを具備する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態による半導体ウェハの温度測定方法の一例を示すフロー図。
第1実施形態による半導体ウェハの温度測定方法の一例を示す断面図。
第1実施形態による温度換算表の一例を示すグラフ。
第1実施形態による温度測定結果の一例を示すグラフ。
第2実施形態による再結晶化するアモルファス層の結晶成長速度の一例を示すグラフ。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。明細書と図面において、既出の図面に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による半導体ウェハWの温度測定方法の一例を示すフロー図である。図2は、第1実施形態による半導体ウェハWの温度測定方法の一例を示す断面図である。バッチアニール炉等の炉内における、アニール時の半導体ウェハWの実温度が、図1および図2に従って測定される。
【0009】
まず、半導体ウェハWにイオン注入を行う(S10)。より詳細には、面Fを有する半導体ウェハWの面F側にアモルファス層20を形成するように、半導体ウェハWの面Fに不純物を導入(注入)する。
【0010】
半導体ウェハWは、半導体基板10を有する。半導体基板10は、例えば、単結晶のシリコン(Si)基板である。注入ダメージによって、半導体基板10の一部にアモルファス層20が形成される。図2に示すように、Pを含む、膜厚Ini
aSi
のアモルファスSi層(アモルファス層20)が半導体ウェハWの面F(上面)側に形成される。膜厚Ini
aSi
は、イオン注入後、アニール前におけるアモルファス層20の膜厚である。
(【0011】以降は省略されています)
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