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公開番号2025002362
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102479
出願日2023-06-22
発明の名称撮像装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E03D 9/00 20060101AFI20241226BHJP(上水;下水)
要約【課題】マーカーを元にして、便鉢の内部の排泄物が正しく撮像された画像を取得する撮像装置を提供すること。
【解決手段】本開示による撮像装置100は、便鉢21の内部を撮像するための撮像装置100であって、便鉢21の内部を撮像する撮像部110、および、撮像部110によって得られた画像データを取得し、かつ撮像部110を制御する半導体素子を具備する。半導体素子は、制御部126および記憶部を具備する。制御部126は、動作中に、画像データに含まれるマーカー820の位置をマーカー位置情報として検出する工程(X1)、ここで、マーカー820は、便鉢21、撮像装置100、および便座50からなる群から選択される少なくとも1つに設けられており、およびマーカー位置情報に基づいて、画像データに含まれる所定の領域を排泄物検知領域901として設定する工程(X2)を実行する。
【選択図】図25
特許請求の範囲【請求項1】
便鉢の内部を撮像するための撮像装置であって、
前記便鉢の内部を撮像する撮像部、および、
前記撮像部によって得られた画像データを取得し、かつ前記撮像部を制御する半導体素子を具備し、
半導体素子は、制御部および記憶部を具備し、
前記制御部は、動作中に、
前記画像データに含まれるマーカーの位置をマーカー位置情報として検出する工程(X1)、
ここで、前記マーカーは、前記便鉢、前記撮像装置、および便座からなる群から選択される少なくとも1つに設けられており、および
前記マーカー位置情報に基づいて、前記画像データに含まれる所定の領域を排泄物検知領域として設定する工程(X2)
を実行する
撮像装置。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記排泄物検知領域が、前記便鉢の内部に位置する水溜に対応する、
撮像装置。
【請求項3】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記マーカーは、前記便鉢に設けられている、
撮像装置。
【請求項4】
請求項3に記載の撮像装置であって、
前記マーカーは、前記便鉢の内周面に設けられている、
撮像装置。
【請求項5】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記マーカーは、前記撮像装置に設けられている、
撮像装置。
【請求項6】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記マーカーは、前記便座に設けられている、
撮像装置。
【請求項7】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記マーカーは、前記便鉢、前記撮像装置、および便座からなる群から選択される少なくとも1つに貼付されている、
撮像装置。
【請求項8】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記マーカー位置情報は、1点の座標(Xm、Ym)の情報を含んでおり、
前記排泄物検知領域は、少なくとも1点の座標(Xr、Yr)の情報を含んでおり、
前記工程(X2)において、
前記制御部は、
前記マーカー位置情報に含まれる1点の座標(Xm、Ym)に、所定のベクトル(Xa、Yb)を加えることにより、前記排泄物検知領域に含まれる前記少なくとも1点の座標(Xr、Yr)の情報を算出する、
撮像装置。
【請求項9】
請求項8に記載の撮像装置であって、
前記制御部は、
前記排泄物検知領域に含まれる前記少なくとも1点の座標(Xr、Yr)の情報に基づいて、前記排泄物検知領域を決定する、
撮像装置。
【請求項10】
請求項8に記載の撮像装置であって、
前記排泄物検知領域は長方形であって、
前記制御部は、前記排泄物検知領域に含まれる前記少なくとも1点の座標(Xr、Yr)が前記長方形の1つの頂点となるように前記排泄物検知領域を決定する、
撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像装置に関する。特に、便鉢の内部を撮像するための撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、便鉢に取り付け可能で、便鉢に排泄された排泄物を撮像する撮像装置に関する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-126331号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
撮像装置を取り付ける便鉢の大きさ、形状、観察対象である水溜の位置は多種多様である。便鉢の内部を撮像するための撮像装置が、便鉢の内部の水溜の位置を正しく認識していない場合には、撮像装置により撮像される画像に水溜が撮像されない。一方、排泄物は一般的に水溜に落下する。そのため、撮像装置により撮像される画像に水溜が撮像されない場合には、撮像装置によって撮像された画像には、水溜に落下された排泄物が含まれない。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みなされたものであり、マーカーを元にして、便鉢の内部の排泄物が正しく撮像された画像を取得する撮像装置および撮像方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る撮像装置は、便鉢の内部を撮像するための撮像装置であって、
前記便鉢の内部を撮像する撮像部、および、
前記撮像部によって得られた画像データを取得し、かつ前記撮像部を制御する半導体素子を具備し、
半導体素子は、制御部および記憶部を具備し、
前記制御部は、動作中に、
前記画像データに含まれるマーカーの位置をマーカー位置情報として検出する工程(X1)、
ここで、前記マーカーは、前記便鉢、前記撮像装置、および便座からなる群から選択される少なくとも1つに設けられており、および
前記マーカー位置情報に基づいて、前記画像データに含まれる所定の領域を排泄物検知領域として設定する工程(X2)
を実行する
撮像装置である。
【0007】
本開示に係る撮像方法は、便鉢の内部を撮像するための撮像方法であって、
前記画像データに含まれるマーカーをマーカー位置情報として検出する工程(X1)、
ここで、
前記画像データは、便鉢の内部を撮像する撮像部によって得られ、かつ
前記マーカーは、前記便鉢、前記撮像装置、および便座からなる群から選択される少なくとも1つに設けられており、および
前記マーカー位置情報に基づいて、前記画像データに含まれる所定の領域を排泄物検知領域として設定する工程(X2)
を含む、撮像方法である。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る撮像装置および撮像方法では、マーカーを元にして、便鉢の内部の排泄物が正しく撮像された画像が取得される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態において、撮像装置が取り付けられた便器装置の外観を示す斜視図である。
図1に示す便器装置の便座が上げられた状態を示す斜視図である。
図1に示す便器装置の分解斜視図である。
図2に示す撮像装置から撮像部が取り外された便器装置を示す斜視図である。
図2に示す取付板の取付本体部を上げた便器装置を示す斜視図である。
実施の形態における撮像装置の分解斜視図である。
実施の形態における撮像部の外観を示す第1の斜視図である。
実施の形態における撮像部の外観を示す第2の斜視図である。
実施の形態における第1着脱機構の構成および動作例を示す第1の底面図である。
実施の形態における第1着脱機構の構成および動作例を示す第2の底面図である。
実施の形態における第1着脱機構の構成および動作例を示す第3の底面図である。
実施の形態における取付板が有する固定板の分解斜視図である。
実施の形態における第2着脱機構の構成および動作例を示す第1の断面概要図である。
実施の形態における第2着脱機構の構成および動作例を示す第2の断面概要図である。
実施の形態における第2着脱機構の構成および動作例を示す第3の断面概要図である。
実施の形態における第2着脱機構の構成および動作例を示す第4の断面概要図である。
U文字の形状を有する取付板の斜視図である。
位置決定シートを示す平面図である。
撮像装置および取付板上に配置した位置決定シートを示す上面図である。
撮像装置および取付板上に配置した位置決定シートを示す斜視図である。
貼付用貫通部から貼付部を望む斜視図である。
マーカーの平面図を示す。
マーカーの断面図を示す。
位置決定シートの第1変形例を示す斜視図である。
位置決定シートの第2変形例を示す斜視図である。
マーカーを用いて便鉢内部の排泄物を撮像された画像を取得する工程の一部のフローチャートである。
撮像部によって得られた画像データの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本開示の実施の形態について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、各図において、寸法は厳密に図示したものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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