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公開番号
2025002258
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102308
出願日
2023-06-22
発明の名称
光源装置及び投影装置
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類
G03B
21/14 20060101AFI20241226BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】小型化を図りながらも、スペックルノイズを低減することができる光源装置及び投影装置を提供する。
【解決手段】投影装置10は、画像光を生成する表示素子50へ光を導光するレンズ部材172と、前記光をレンズ部材172に向けて出射する光照射装置としての青色光源装置70A、赤色光源装置80と、レンズ部材172を通る回転軸RAを回転中心として、レンズ部材172を、光の出射方向に変位するように所定の角度で往復振動をさせる駆動装置300と、を備え、レンズ部材172の入射面において、青色光源装置70Aの出射光軸とレンズ部材172の入射面との交点と、回転軸RAとが離間している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
画像光を生成する表示素子へ光を導光するレンズ部材と、
前記光を前記レンズ部材に向けて出射する光照射装置と、
前記レンズ部材を通る回転軸を回転中心として、前記レンズ部材を、前記光の出射方向に変位するように所定の角度で往復振動をさせる駆動装置と、を備え、
前記レンズ部材の入射面において、前記光照射装置の出射光軸と前記レンズ部材の入射面との交点と、前記回転軸とが離間していることを特徴とする光源装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
画像光を生成する表示素子へ光を導光するレンズ部材と、
前記光を前記レンズ部材に向けて出射する複数の発光装置からなる光照射装置と、
前記レンズ部材を通る回転軸を回転中心として、前記レンズ部材を、前記光の出射方向に変位するように所定の角度で往復振動をさせる駆動装置と、を備え、
前記レンズ部材の入射面において、前記光照射装置の前記複数の発光装置の複数の出射光軸のうちの少なくとも一部の出射光軸と前記レンズ部材の入射面との交点と前記回転軸とが離間していることを特徴とする光源装置。
【請求項3】
前記レンズ部材は、画像光を生成する前記表示素子へ照射される光の面内光量を均一化するインテグレータレンズである、請求項1または請求項2に記載の光源装置。
【請求項4】
前記回転軸は、前記レンズ部材の中心を通り、かつ前記レンズ部材の入射面に沿って伸びている、請求項1または請求項2に記載の光源装置。
【請求項5】
前記回転軸は、前記レンズ部材の対角を通る軸である、請求項4に記載の光源装置。
【請求項6】
前記回転軸は、前記レンズ部材を前記光源装置の水平方向または垂直方向に延びる軸である、請求項4に記載の光源装置。
【請求項7】
前記回転軸は、前記レンズ部材の中心を通り、かつ前記レンズ部材の入射面に沿って伸びており、
前記回転軸は、前記光の出射方向から見て前記レンズ部材の面に形成される複数の前記光のスポットの中心を通り、前記複数の光のスポットのいずれか1つとの法線距離が最大になるように設定される、請求項2に記載の光源装置。
【請求項8】
請求項1または請求項2に記載の光源装置と、
前記表示素子から出射された前記画像光を被投影体に投影する投影光学系と、
前記光源装置と前記表示素子とを制御する制御部と、を備える、
投影装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記往復振動の振幅、及び駆動周波数を制御することによって前記レンズ部材を所定の周波数で前記所定の角度となるように往復振動をさせる、請求項8に記載の光源装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光源装置及び投影装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画面、メモリカード等に記憶されている画像データ等をスクリーンに投影する投影装置が利用されている。この投影装置は、レーザーダイオードや固定蛍光体を用いた光源から出射された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子や液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させている。
【0003】
例えば、特許文献1には、以下のような構成の光源装置を備える投影装置が記載されている。具体的には、この投影装置は、半導体レーザーからなる光源と、無限遠の像に変換するコリメータレンズ及び結像レンズを備える第1光学系と、複数のレンズを備える第2光学系と、第1光学系を介して出射される光を偏向して第2光学系に向けて出射する光偏向手段を備えた光源装置を有している。光偏向手段は、回転モータにより円錐面を描くように回転する回転揺動ミラーが設けられている。この光偏向手段により、半導体レーザーからの光のスペックルノイズが低減されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-002176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述のような投影装置は、回転モータ及びこの回転モータによって回転される可動体としての光偏光手段の回転揺動ミラーが存在するため、光源装置や投影装置が大型化するという問題点があった。
【0006】
本発明は、以上の点に鑑み、小型化を図りながらも、スペックルノイズを低減することができる光源装置及び投影装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の光源装置は、画像光を生成する表示素子へ光を導光するレンズ部材と、前記光を前記レンズ部材に向けて出射する光照射装置と、前記レンズ部材を通る回転軸を回転中心として、前記レンズ部材を、前記光の出射方向に変位するように所定の角度で往復振動をさせる駆動装置と、を備え、前記レンズ部材の入射面において、前記光照射装置の出射光軸と前記レンズ部材の入射面との交点と、前記回転軸とが離間している。
【0008】
本発明の光源装置は、画像光を生成する表示素子へ光を導光するレンズ部材と、前記光を前記レンズ部材に向けて出射する複数の発光装置からなる光照射装置と、前記レンズ部材を通る回転軸を回転中心として、前記レンズ部材を、前記光の出射方向に変位するように所定の角度で往復振動をさせる駆動装置と、を備え、前記レンズ部材の入射面において、前記光照射装置の前記複数の発光装置の各出射光軸のうちの少なくとも一部の出射光軸と前記レンズ部材の入射面との交点と前記回転軸とが離間している。
【0009】
本発明の投影装置は、上記光源装置と、画像光を生成する表示素子と、前記表示素子から出射された前記画像光を被投影体に投影する投影光学系と、前記光源装置と前記表示素子とを制御する制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば小型化を図りながらも、スペックルノイズを低減することができる光源装置及び投影装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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