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公開番号2025001876
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023101611
出願日2023-06-21
発明の名称車両の充電方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B60L 53/30 20190101AFI20241226BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の充電におけるユーザにとっての利便性を向上させる。
【解決手段】車両1は、バッテリの電力を用いてバッテリの温度を調整可能に構成されている。車両1の充電方法は、複数の充電器2の各々について、車両1が当該充電器に到着するまでの間にバッテリの温度調整に使用可能な電力量に基づいて、車両が当該充電器に到着したときのバッテリの温度を推定するステップと、推定された温度と、当該充電器の充電性能とに基づいて、当該充電器によるバッテリの充電時間および充電電力量のうちの少なくとも一方を推定するステップとを含む。充電方法は、さらに、複数の充電器2のうち、推定された充電時間が最短である充電器と、推定された充電電力量が最大である充電器とのうちの少なくとも一方を、バッテリを充電するための充電器として車両1のユーザに提案するステップを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリが搭載された車両の充電方法であって、
前記車両は、前記バッテリの電力を用いて前記バッテリの温度を調整可能に構成され、
前記充電方法は、
複数の充電器の各々について、
前記車両が当該充電器に到着するまでの間に前記バッテリの温度調整に使用可能な電力量に基づいて、前記車両が当該充電器に到着したときの前記バッテリの温度を推定するステップと、
推定された温度と、当該充電器の充電性能とに基づいて、当該充電器による前記バッテリの充電時間および充電電力量のうちの少なくとも一方を推定するステップとを含み、さらに、
前記複数の充電器のうち、推定された充電時間が最短である充電器と、推定された充電電力量が最大である充電器とのうちの少なくとも一方を、前記バッテリを充電するための充電器として前記車両のユーザに提案するステップを含む、車両の充電方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は車両の充電方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特開2020-39226号公報(特許文献1)は、バッテリを効率的且つ効果的に冷却制御することを可能にするバッテリの冷却制御システムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-39226号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の充電において、ユーザにとっての利便性向上に対する要求が常に存在する。
本開示は上記課題を解決するためになされたものであり、本開示の目的の1つは、車両の充電におけるユーザにとっての利便性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のある局面に係る車両の充電方法は、バッテリが搭載された車両の充電方法である。車両は、バッテリの電力を用いてバッテリの温度を調整可能に構成されている。充電方法は、複数の充電器の各々について、車両が当該充電器に到着するまでの間にバッテリの温度調整に使用可能な電力量に基づいて、車両が当該充電器に到着したときのバッテリの温度を推定するステップと、推定された温度と、当該充電器の充電性能とに基づいて、当該充電器によるバッテリの充電時間および充電電力量のうちの少なくとも一方を推定するステップとを含む。充電方法は、さらに、複数の充電器のうち、推定された充電時間が最短である充電器と、推定された充電電力量が最大である充電器とのうちの少なくとも一方を、バッテリを充電するための充電器として車両のユーザに提案するステップを含む。
【0006】
上記方法においては、車両が充電器に到着するまでの間にバッテリの温度調整に使用可能な電力量に基づいて、車両が充電器に到着したときのバッテリの温度が推定される。この温度推定は機械学習により実現されてもよい。そして、推定されたバッテリの温度に基づいて、充電時間および充電電力量のうちの少なくとも一方が推定される。バッテリの温度を考慮することによって充電時間または充電電力量を高精度に推定でき、ユーザは、高精度な推定結果に基づく充電器の提案を受けることができる。よって、上記方法によれば、充電時間を短縮したり充電電力量を増加させたりすることが可能になるため、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、車両の充電において、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態における車両の充電状況の一例を説明するための図である。
本実施の形態における充電器提案処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
調整温度を推定するためのマップの一例を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
【0010】
[実施の形態]
<外部充電状況>
図1は、本開示の実施の形態における車両の充電状況の一例を説明するための図である。車両1は、走行用のバッテリ(図示せず)が搭載された電動車両である。車両1は、典型的にはBEV(Battery Electric Vehicle)であるが、PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)などであってもよい。車両1に搭載されたバッテリは、車両外部から供給される電力により外部充電(プラグイン充電、非接触充電など)される。
(【0011】以降は省略されています)

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