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公開番号
2025003122
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103612
出願日
2023-06-23
発明の名称
ハイブリッド車の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
B60W
20/00 20160101AFI20241226BHJP(車両一般)
要約
【課題】スロットルバルブの凍結を抑制する。
【解決手段】イグニッションオン時におけるハイブリッド車の位置情報および日付に基づいてエンジンのスロットルバルブが凍結する可能性があるか否かを判定し、スロットルバルブの凍結の可能性があると判定したときには、次にイグニッションオフした後に、エンジンがモータでモータリングされると共に、イグニッションオフ時より開閉タイミングが早くなるようにエンジンとモータとを制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
吸気バルブの開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構を有するエンジンと、
前記エンジンをモータリング可能なモータと、
車両の位置情報を取得するナビゲーションシステムと、
を備えるハイブリッド車に用いられ、前記エンジンと前記モータとを制御するハイブリッド車の制御装置であって、
イグニッションオン時における前記位置情報および日付に基づいて前記エンジンのスロットルバルブが凍結する可能性があるか否かを判定し、前記スロットルバルブの凍結の可能性があると判定したときには、次にイグニッションオフした後に、前記エンジンが前記モータでモータリングされると共に、イグニッションオフ時より前記開閉タイミングが早くなるように前記エンジンと前記モータとを制御する
ハイブリッド車の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ハイブリッド車の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種のハイブリッド車の制御装置として、エンジンと、駆動用のモータとを備えるハイブリッド車に用いられ、エンジンとモータとを制御するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、エンジンの始動直前での始動温度と、温度履歴データに含まれる検出温度と、に基づいて、エンジンのスロットルバルブが凍結しているか否かを判断し、凍結しているときには、スロットルバルブの開度を変化させて凍結した水分を破壊している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-2843号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述のハイブリッド車の制御装置では、凍結した水分を破壊すると、破壊した凍結した水分がバルブに噛みこむことがある。したがって、水分の凍結そのものを抑制して、スロットルバルブの凍結を抑制することが望まれている。
【0005】
本開示は、スロットルバルブの凍結を抑制することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のハイブリッド車の制御装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。本開示のハイブリッド車の制御装置は、吸気バルブの開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構を有するエンジンと、前記エンジンをモータリング可能なモータと、車両の位置情報を取得するナビゲーションシステムと、を備えるハイブリッド車に用いられ、前記エンジンと前記モータとを制御するハイブリッド車の制御装置であって、イグニッションオン時における前記位置情報および日付に基づいて前記エンジンのスロットルバルブが凍結する可能性があるか否かを判定し、前記スロットルバルブの凍結の可能性があると判定したときには、次にイグニッションオフした後に、前記エンジンが前記モータでモータリングされると共に、イグニッションオフ時より前記開閉タイミングが早くなるように前記エンジンと前記モータとを制御することを要旨とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
ハイブリッド車20の構成の概略を示す構成図。
オン時処理ルーチンの一例を示すフローチャート。
オフ時処理ルーチンの一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の制御装置を搭載するハイブリッド車20の構成の概略を示す構成図である。ハイブリッド車20は、図示するように、エンジン22と、プラネタリギヤ30と、モータMG1、MG2と、インバータ41、42と、バッテリ50と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、HVECUという)70とを備える。
【0009】
エンジン22は、例えばガソリンや軽油などの燃料を用いて吸気、圧縮、膨張(爆発燃焼)、排気の4行程により動力を出力する6気筒の内燃機関として構成されている。エンジン22は、エアクリーナにより清浄された空気を吸気管に吸入してスロットルバルブやサージタンクを通過させると共に、吸気管のサージタンクよりも下流側の噴射弁から燃料を噴射し、空気と燃料とを混合する。そして、この混合気を吸気バルブを介して燃焼室に吸入し、点火プラグによる電気火花によって爆発燃焼させて、シリンダボア内でそのエネルギにより押し下げられるピストンの往復運動をクランクシャフト23の回転運動に変換する。
【0010】
エンジン22は、インテークカムシャフトに、吸気バルブの開閉タイミングVT(開タイミングVToinおよび閉タイミングVTcin)を作動角(開タイミングVToinと閉タイミングVTcinとの間の角度)を維持した状態で連続的に変更可能な可変バルブタイミング機構22aを備える。可変バルブタイミング機構22aでは、エンジン22から効率よく動力を出力可能な吸気バルブの開閉タイミングVTに対応するインテークカムシャフトの角度を基準角とする。そして、インテークカムシャフトの角度をその基準角よりも進角させることにより、エンジン22から高トルクを出力可能な運転状態とすることができる。また、インテークカムシャフトの角度を遅角側の所定角度(例えば、最遅角)とすることにより、エンジン22の気筒内の圧力変動を小さくし、エンジン22の運転停止や始動に適した運転状態とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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