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公開番号
2025001664
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2024099288
出願日
2024-06-20
発明の名称
環境条件予測システム、プログラム、及び環境条件予測方法
出願人
旭化成株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
G16C
60/00 20190101AFI20241225BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】吸水性成形体が予め定められた吸水率となる環境条件を予測するシステム、プログラム及び方法を提供する。
【解決手段】環境条件予測システム100は、拡散係数予測モデル、平衡吸水率予測モデル及び/又は材料特性予測モデルを学習する学習部110、平衡吸水率予測モデル及び拡散係数予測モデルを用いた予測演算を実行する演算部120、吸水性成形体が予め定められた吸水率となる環境条件を特定する特定部130、吸水性成形体の材料特性を材料特性予測モデルを用いて予測する材料特性予測部140、特定部130が特定した環境条件をユーザに対して提案する提案部150及び提案部150の提案を出力する出力部160を備える。特定部130は、吸水性成形体の形状に関する形状情報、吸水性成形体内の水の拡散係数及び吸水性成形体の平衡吸水率に基づいて、環境条件を特定する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
吸水性を有する吸水性成形体の形状に関する形状情報、吸水性成形体内の水の拡散係数、及び、吸水性成形体の平衡吸水率に基づいて、吸水性成形体が予め定められた吸水率となる環境条件を特定する特定部、
を備える環境条件予測システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記環境条件は、前記吸水性成形体の周囲の物質、前記吸水性成形体が置かれる温度、湿度、及び、時間のうちの1つ又は複数の組み合わせである、
請求項1に記載の環境条件予測システム。
【請求項3】
前記形状情報は、前記吸水性成形体の形及び/又はサイズに関する情報を含む、
請求項1に記載の環境条件予測システム。
【請求項4】
前記予め定められた吸水率は、前記吸水性成形体の予め指定された環境条件である指定環境条件における平衡吸水率である、
請求項1に記載の環境条件予測システム。
【請求項5】
前記特定部が特定した環境条件のうち、前記指定環境条件における平衡吸水率に、前記指定環境条件よりも早く達する環境条件を提案する提案部と、
を更に備える請求項4に記載の環境条件予測システム。
【請求項6】
前記提案部は、前記特定部が特定した複数の環境条件のうち、前記指定環境条件における平衡吸水率に最も早く達する環境条件を提案する、
請求項5に記載の環境条件予測システム。
【請求項7】
前記提案部が提案する環境条件における前記吸水性成形体の吸水状態のシミュレーション結果を出力する出力部と、
を更に備える請求項5に記載の環境条件予測システム。
【請求項8】
前記特定部は、予め用意された複数の環境条件の中から、予め指定された環境条件である指定環境条件における平衡吸水率と最も近い平衡吸水率を得られる最近環境条件を特定する、
請求項5に記載の環境条件予測システム。
【請求項9】
前記特定部は、予め用意された複数の環境条件の中から、予め指定された環境条件である指定環境条件における平衡吸水率よりも、予め定められた範囲分高い平衡吸水率を有する第1環境条件を特定し、
環境条件予測システムは、前記第1環境条件における前記吸水性成形体の吸水状態が予め定められた第1状態になるまで、前記吸水性成形体の吸水状態をシミュレートする演算部を備え、
前記特定部は、指定環境条件における平衡吸水率に最も近い平衡吸水率となる第2環境条件を特定し、
前記演算部は、前記第1状態から開始した、前記第2環境条件における前記吸水性成形体の吸水状態をシミュレートする、
請求項5に記載の環境条件予測システム。
【請求項10】
少なくとも吸水性成形体の材料情報から、予め定められた環境条件における前記吸水性成形体内の水の拡散係数を予測する拡散係数予測モデルを学習する、学習部を備える、
請求項1に記載の環境条件予測システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、環境条件予測システム、プログラム、及び環境条件予測方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「解析対象となる有機材料の温度上昇過程における温度毎の線膨張係数と、温度下降過程における温度毎の線膨張係数を含む有機材料の特性データを格納した材料特性データベースから温度毎の特性データを読出し、与えられた材料の特性データに基づき、温度毎の線膨張係数に基づき、上記有機材料の温度上昇過程と、温度降下過程における膨張/ 収縮特性を特性を数値解析することを特徴とする有機材料特性の解析方法。」を備えることが記載されている(請求項1)。
特許文献2には、「拡散定数が未知である光学系を構成する部品材料に対して、任意の直方体領域に配置した前記部品材料の分子及び水分子を構成する原子間のポテンシャルエネルギーがほぼ一定となる安定配置を記憶する安定配置記憶手段から安定配置データを読出し、該安定配置から所定時間の前記水分子の運動を分子動力学法により解析して得る前記水分子の変位量から拡散定数を算出して拡散定数記憶手段に記憶する拡散定数取得手段と、前記光学系をメッシュ分割して有限要素法による数値解析に必要な数値解析モデルを生成し、数値解析モデル記憶手段に記憶する光学系モデル生成手段と、前記拡散定数と前記数値解析モデルとを用いて所定の湿度環境下での前記光学系の吸水分布を算出して得る屈折率分布と、前記吸水分布により生じる前記光学系の変位量を算出して得る変形後の光学面形状と、から光学特性を算出する光学特性算出手段と、を少なくとも備える光学機器の光学特性解析システム。」を備えることが記載されている(請求項1)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2005-156494号公報
[特許文献2]特開2006-153810号公報
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、吸水性成形体が予め定められた吸水率となる環境条件を特定する特定部を備える環境条件予測システムを提供する。特定部は、吸水性を有する吸水性成形体の形状に関する形状情報、吸水性成形体内の水の拡散係数、及び、吸水性成形体の平衡吸水率に基づいて、吸水率を特定してよい。
【0004】
上記において、環境条件は、吸水性成形体の周囲の物質、吸水性成形体が置かれる温度、湿度、及び、時間のうちの1つ又は複数の組み合わせであってよい。
【0005】
上記において、吸水性成形体の形状に関する情報は、吸水性成形体の形及び/又はサイズに関する情報を含んでよい。
【0006】
上記において、予め定められた吸水率は、吸水性成形体の予め指定された環境条件である指定環境条件における平衡吸水率であってよく、ユーザーにより直接入力された吸水率であってもよい。
【0007】
上記において、環境条件予測システムは、更に提案部を備えてよい。提案部は、特定部が特定した環境条件のうち、指定環境条件おける平衡吸水率に、指定環境条件よりも早く達する環境条件を提案してよい。
【0008】
上記において、提案部は、特定部が特定した複数の環境条件のうち、指定環境条件における平衡吸水率に最も早く達する環境条件を提案してよい。
【0009】
上記において、特定部は、提案部が提案する環境条件における吸水性成形体の吸水状態のシミュレーション結果を出力してよい。
【0010】
上記において、特定部は、予め用意された複数の環境条件の中から、予め指定された環境条件である指定環境条件における平衡吸水率と最も近い平衡吸水率を得られる最近環境条件を特定してよい。
(【0011】以降は省略されています)
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