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公開番号
2025001277
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023100778
出願日
2023-06-20
発明の名称
光輝性塗料組成物及び光輝性塗膜
出願人
藤倉化成株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09D
5/02 20060101AFI20241225BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】塗装後に大粒径の光輝性顔料のずり落ちが生じにくく、大粒径の光輝性顔料による新規な外観を有し、付着性に優れる塗膜を形成できる光輝性塗料組成物を提供する。
【解決手段】樹脂エマルションを含む外相成分と、ゲル状粒子と、光輝性顔料とを含む光輝性塗料組成物であり、前記光輝性顔料が、粒径0.35mm以上の光輝性顔料を含み、前記粒径0.35mm以上の光輝性顔料の含有量が、前記外相成分及び前記ゲル状粒子の合計100質量部に対し、0.1~5.0質量部であり、前記ゲル状粒子の含有量が、前記外相成分及び前記ゲル状粒子の合計100質量部に対し、20~50質量部である、光輝性塗料組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂エマルションを含む外相成分と、ゲル状粒子と、光輝性顔料とを含む光輝性塗料組成物であり、
前記光輝性顔料が、粒径0.35mm以上の光輝性顔料を含み、
前記粒径0.35mm以上の光輝性顔料の含有量が、前記外相成分及び前記ゲル状粒子の合計100質量部に対し、0.1~5.0質量部であり、
前記ゲル状粒子の含有量が、前記外相成分及び前記ゲル状粒子の合計100質量部に対し、20~50質量部である、光輝性塗料組成物。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記樹脂エマルションの樹脂分換算の含有量が、前記外相成分及び前記ゲル状粒子の合計100質量部に対し、5~35質量部である、請求項1に記載の光輝性塗料組成物。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の光輝性塗料組成物の塗膜である、光輝性塗膜。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光輝性塗料組成物及び光輝性塗膜に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
メタリック顔料やマイカ等の光輝性顔料を含む光輝性塗料は様々な分野で広く用いられている。
特許文献1には、樹脂エマルションを含む外相成分と、ゲル状粒子と、光輝性顔料とを含む光輝性塗料組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-77645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
新規な外観を表現するために、これまで塗料に用いられなかったような大粒径の光揮性顔料を特許文献1の光輝性塗料組成物に含有させたところ、光輝性顔料に重みがあるため、壁面などの垂直面に光輝性塗料組成物を塗装した後に光輝性顔料がずり落ちる問題が生じることがあった。
また、光輝性顔料の表面積が大きいため、光輝性塗料組成物をスプレーなどにより霧化して塗装する際、霧化した光輝性塗料組成物が被塗物に塗着する前に光輝性顔料表面の溶媒が乾燥してしまい、光輝性顔料が被塗物に塗着しない問題が生じることがあった。
さらに、大粒径の光輝性顔料が分散した塗膜は、それ自体の強度が劣り、外部の力に対して脆くなる傾向もあった。
【0005】
本発明は、塗装後に大粒径の光輝性顔料のずり落ちが生じにくく、大粒径の光輝性顔料による新規な外観を有し、付着性に優れる塗膜を形成できる光輝性塗料組成物、及びこれを用いた光輝性塗膜を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下の態様を有する。
[1]樹脂エマルションを含む外相成分と、ゲル状粒子と、光輝性顔料とを含む光輝性塗料組成物であり、
前記光輝性顔料が、粒径0.35mm以上の光輝性顔料を含み、
前記粒径0.35mm以上の光輝性顔料の含有量が、前記外相成分及び前記ゲル状粒子の合計100質量部に対し、0.1~5.0質量部であり、
前記ゲル状粒子の含有量が、前記外相成分及び前記ゲル状粒子の合計100質量部に対し、20~50質量部である、光輝性塗料組成物。
[2]前記樹脂エマルションの樹脂分換算の含有量が、前記外相成分及び前記ゲル状粒子の合計100質量部に対し、5~35質量部である、[1]に記載の光輝性塗料組成物。
[3][1]又は[2]に記載の光輝性塗料組成物の塗膜である、光輝性塗膜。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、塗装後に大粒径の光輝性顔料のずり落ちが生じにくく、大粒径の光輝性顔料による新規な外観を有し、付着性に優れる塗膜を形成できる光輝性塗料組成物、及びこれを用いた光輝性塗膜を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の一実施形態に係る光輝性塗料組成物は、樹脂エマルションを含む外相成分と、ゲル状粒子と、光輝性顔料とを含む。ゲル状粒子及び光輝性顔料はそれぞれ、外相成分に分散している。
光輝性顔料は、粒径0.35mm以上の光輝性顔料(以下、「大粒径光輝性顔料」とも記す。)を含む。光輝性顔料は、粒径0.35mm未満の光輝性顔料(以下、「小粒径光輝性顔料」とも記す。)をさらに含んでいてもよい。
各成分については後で詳しく説明する。
【0009】
光輝性塗料組成物において、大粒径光輝性顔料の含有量は、外相成分及びゲル状粒子の合計100質量部に対し、0.1~5.0質量部であり、0.17~3.0質量部が好ましい。大粒径光輝性顔料の含有量が0.1質量部以上であると、大粒径光輝性顔料による効果が充分に発現し、新規な外観の塗膜を形成できる。大粒径光輝性顔料の含有量が5.0質量部以下であると、塗装後の大粒径光輝性顔料のずり落ちを抑制できる。また、ゲル状粒子間に存在する大粒径光輝性顔料が少なくなることで、塗膜が脆くならず、塗膜の付着性に優れる。
【0010】
全ての光輝性顔料(大粒径光輝性顔料及び小粒径光輝性顔料の合計)の含有量は、外相成分及びゲル状粒子の合計100質量部に対し、10.0質量部以下が好ましく、5.0質量部以下がより好ましい。
光輝性顔料は比重が4以下であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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