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公開番号2025001249
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023100731
出願日2023-06-20
発明の名称トランスグルタミナーゼ3発現促進用組成物
出願人ホーユー株式会社
代理人個人,個人
主分類A61K 8/9783 20170101AFI20241225BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】優れたトランスグルタミナーゼ3発現促進作用を有するトランスグルタミナーゼ3発現促進用組成物を提供する。
【解決手段】本発明のトランスグルタミナーゼ3発現促進用組成物は、オタネニンジンエキス、ボタンエキス、柑橘果皮エキス、ヤマハッカエキス、ハスエキス、アカヤジオウエキス、セージエキス、オランダカラシエキス、ヒレハリソウエキス、マンネンダケエキス、クチナシエキス、サンショウエキス、マグワエキス、ツバメの巣エキス、及びエンドウエキスから選ばれる少なくとも一種を有効成分として含有することを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
オタネニンジンエキス、ボタンエキス、柑橘果皮エキス、ヤマハッカエキス、ハスエキス、アカヤジオウエキス、セージエキス、オランダカラシエキス、ヒレハリソウエキス、マンネンダケエキス、クチナシエキス、サンショウエキス、マグワエキス、ツバメの巣エキス、及びエンドウエキスから選ばれる少なくとも一種を有効成分として含有するトランスグルタミナーゼ３発現促進用組成物。
続きを表示（約 310 文字）【請求項２】
前記有効成分は、オタネニンジンエキス、ボタンエキス、柑橘果皮エキス、ヤマハッカエキス、ハスエキス、及びエンドウエキスから選ばれる少なくとも一種を含む請求項１に記載のトランスグルタミナーゼ３発現促進用組成物。
【請求項３】
前記有効成分は、オタネニンジンエキス及び柑橘果皮エキス、オタネニンジンエキス及びハスエキス、又はボタンエキス及びハスエキスを含む請求項１に記載のトランスグルタミナーゼ３発現促進用組成物。
【請求項４】
前記有効成分は、オタネニンジンエキス、柑橘果皮エキス、及びボタンエキスを含む請求項１に記載のトランスグルタミナーゼ３発現促進用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、オタネニンジンエキス等の植物エキスを有効成分として含有するトランスグルタミナーゼ３発現促進用組成物に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
一般に、グルタミン酸とリシンとを共有結合により架橋する酵素としてトランスグルタミナーゼが知られている。トランスグルタミナーゼは、動植物、昆虫、微生物に至る多種多様な生物内に存在する。また、様々なアイソザイムが知られており、例えばヒトでは８つのアイソザイムが知られている。特許文献１に開示されるように、トランスグルタミナーゼ１は、皮膚に多く存在し、タンパク質の架橋活性により皮膚表面の物理的強度を高めたり、保湿機能を高めたりする役割を担っていることが知られている。
【０００３】
ところで「髪の角化」は生化学領域と物理化学領域の境界領域であり、ほとんど研究が進められていない。また、髪の「角化」に着目したエイジングケアもほとんど知られていない。最近、ケラチン繊維化酵素であるトランスグルタミナーゼ３と加齢との関係が明らかにされつつある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２２－１６１２７３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
優れたトランスグルタミナーゼ３発現促進作用を有するトランスグルタミナーゼ３発現促進用組成物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明者らは、前記の課題を解決するべく研究した結果、トランスグルタミナーゼ３が髪のハリコシのない女性に特徴的に減少していることが確認された。トランスグルタミナーゼ３の産生を促すことが髪のハリコシ上昇に寄与することが示唆された。そして、天然成分であるオタネニンジンエキス等の有効成分が優れたトランスグルタミナーゼ３発現促進作用を有することを見出した。
【０００７】
上記課題を解決する各態様を記載する。
態様１のトランスグルタミナーゼ３発現促進用組成物は、オタネニンジンエキス、ボタンエキス、柑橘果皮エキス、ヤマハッカエキス、ハスエキス、アカヤジオウエキス、セージエキス、オランダカラシエキス、ヒレハリソウエキス、マンネンダケエキス、クチナシエキス、サンショウエキス、マグワエキス、ツバメの巣エキス、及びエンドウエキスから選ばれる少なくとも一種を有効成分として含有する。
【０００８】
態様２は、態様１に記載のトランスグルタミナーゼ３発現促進用組成物において、前記有効成分は、オタネニンジンエキス、ボタンエキス、柑橘果皮エキス、ヤマハッカエキス、ハスエキス、及びエンドウエキスから選ばれる少なくとも一種を含む。
【０００９】
態様３は、態様１に記載のトランスグルタミナーゼ３発現促進用組成物において、前記有効成分は、オタネニンジンエキス及び柑橘果皮エキス、オタネニンジンエキス及びハスエキス、又はボタンエキス及びハスエキスを含む。
【００１０】
態様４は、態様１に記載のトランスグルタミナーゼ３発現促進用組成物において、前記有効成分は、オタネニンジンエキス、柑橘果皮エキス、及びボタンエキスを含む。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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