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公開番号2025000580
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2024096148
出願日2024-06-13
発明の名称電子装置
出願人漢威光電股ふん有限公司,HEXAWAVE INC.
代理人個人,個人
主分類H03F 1/02 20060101AFI20241224BHJP(基本電子回路)
要約【課題】パワーアンプの電力付加効率(PAE)を増加させ、効率的な節電が可能な電子装置を提供する。
【解決手段】電子装置100は、ドライバアンプ、パワーアンプ、電力検出器及びバイアス回路を有する。ドライバアンプは、ラジオ周波数(RF)信号を出力する。パワーアンプは、ドライバアンプに電気的に接続される。パワーアンプは、入力端INを有し、入力端により、RF信号132を受信し、RF信号を増幅する。電力検出器は、入力端に電気的に結合されるとともに、RF信号の入力電力Wを検出する。電力検出器は、入力電力にしたがって、駆動電圧120を出力する。バイアス回路106は、パワーアンプ及び電力検出器に電気的に接続される。バイアス回路は、駆動電圧にしたがって、駆動電流122をパワーアンプに出力する。パワーアンプは、駆動電流122にしたがって、入力電力から目標電力まで、RF信号の電力を増幅する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ラジオ周波数(RF)信号を出力するドライバアンプと、
前記ドライバアンプに電気的に接続され、入力端を有し、前記入力端により、前記RF信号を受信するとともに、前記RF信号を増幅するパワーアンプと、
前記入力端に電気的に結合され、前記RF信号の入力電力を検出し、前記入力電力にしたがって、駆動電圧を出力する電力検出器と、
前記パワーアンプ、および、前記電力検出器に電気的に接続され、前記駆動電圧にしたがって、第一駆動電流を、前記パワーアンプに出力するバイアス回路と、を有し、
前記パワーアンプは、前記第一駆動電流にしたがって、前記RF信号の前記電力を、前記入力電力から目標電力まで増幅することを特徴とする電子装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記バイアス回路は、
第一電圧に電気的に結合される第一端、前記パワーアンプに電気的に結合される第二端、および、接地電圧に電気的に接続される第三端を有する第一トランジスタと、
前記第一電圧に電気的に接続される第一端、および、前記第一トランジスタの前記第一端に電気的に結合される第二端、を有する第二トランジスタと、
前記第二トランジスタの前記第三端に電気的に接続される第一端、前記電力検出器に電気的に接続される第二端、および、前記パワーアンプに電気的に接続される第三端を有する第三トランジスタと、
を有することを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
【請求項3】
前記バイアス回路は、
前記第一トランジスタの前記第二端と前記パワーアンプとの間に電気的に接続される第一レジスタと、
前記第二トランジスタの前記第二端と前記第一トランジスタの前記第一端との間に電気的に接続される第二レジスタと、
前記第一トランジスタの前記第一端と前記第一電圧との間に電気的に接続される第三レジスタと、
前記第三トランジスタの前記第三端と前記接地電圧との間に電気的に接続される第四レジスタと、
を有することを特徴とする請求項2に記載の電子装置。
【請求項4】
前記パワーアンプは、
第二電圧に電気的に結合される第一端と、前記第三トランジスタの前記第三端、および、前記第一レジスタに電気的に接続される第二端と、前記第四レジスタ、および、前記接地電圧に電気的に接続される第三端と、を有する第四トランジスタを有することを特徴とする請求項3に記載の電子装置。
【請求項5】
さらに、前記入力端と前記第三トランジスタの前記第三端との間に電気的に接続される第一キャパシタを有することを特徴とする請求項4に記載の電子装置。
【請求項6】
前記パワーアンプは、
出力端と前記第四トランジスタの前記第一端との間に電気的に接続される第二キャパシタ、および、
前記第二電圧と前記第四トランジスタの前記第一端との間に電気的に接続される第一インダクタ、
を有することを特徴とする請求項4に記載の電子装置。
【請求項7】
さらに、前記入力端と前記電力検出器との間に電気的に接続され、前記RF信号と前記電力検出器を結合するカップリング素子を有することを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
【請求項8】
さらに、
前記ドライバアンプに電気的に接続され、第二駆動電流を、前記ドライバアンプに出力する第二バイアス回路を有し、
前記第二駆動電流は、前記第一駆動電流より小さいことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
【請求項9】
前記第三トランジスタは、前記電力検出器からの前記駆動電圧にしたがって、前記第一駆動電流を、前記第四トランジスタに出力することを特徴とする請求項4に記載の電子装置。
【請求項10】
前記第四レジスタは、前記第四トランジスタのターンオン電圧を調整することを特徴とする請求項4に記載の電子装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子装置に関するものであって、特に、適応するバイアス調整機能を有するパワーアンプに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
RFパワーアンプは、よく、無線通信製品中に用いられて、RF信号を増幅して、RF信号が、アンテナにより、受信装置に放射される。しかし、現存技術において、パワーアンプのバイアス回路の配置と設計は、往々にして、パワーアンプのゲインと効果を決定する。パワーアンプの電力消耗を節約するため、パワーアンプの電力付加効率(PAE)をどのように向上させるかが、重要な課題になっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、パワーアンプの電力付加効率(PAE)を増加させ、効率的な節電が可能な電子装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一実施形態による電子装置は、ドライバアンプ、パワーアンプ、電力検出器、および、バイアス回路を有する。ドライバアンプは、ラジオ周波数(RF)信号を出力する。パワーアンプは、ドライバアンプに電気的に接続される。ドライバアンプは、入力端を有する。ドライバアンプは、入力端により、RF信号を受信する。ドライバアンプは、RF信号を増幅する。電力検出器は、入力端に電気的に結合される。電力検出器は、RF信号の入力電力を検出するとともに、入力電力にしたがって、駆動電圧を出力する。バイアス回路は、パワーアンプ、および、電力検出器に電気的に接続される。バイアス回路は、駆動電圧にしたがって、第一駆動電流を、パワーアンプに出力する。パワーアンプは、第一駆動電流にしたがって、入力電力から目標電力まで、RF信号の電力を増幅する。
【発明の効果】
【0005】
本発明により、PAEが増加し、効率的な節電が達成される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明は、添付図面を参照しながら以下の詳細な説明および実施例を読むことにより、より完全に理解することができる。
【0007】
本発明のいくつかの実施形態による電子装置100を示す図である。
本発明のいくつかの実施形態による電子装置100中のパワーアンプ102、および、バイアス回路106の詳細な回路図である。
本発明のいくつかの実施形態による電子装置300中のパワーアンプ102、および、バイアス回路106の詳細な回路図である。
本発明のいくつかの実施形態による電子装置400中のパワーアンプ102、および、バイアス回路106の詳細な回路図である。
従来技術のパワーアンプの電力付加効率(PAE)対出力電力のグラフである。
本発明のいくつかの実施形態による電子装置100中のパワーアンプ102の電力付加効率(PAE)対出力電力のグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本明細書のいくつかの実施形態の上記目的、特徴、および、利点をより理解しやすくするために、以下、添付図面と併せて詳細に説明する。
【0009】
特定の用語は、本明細書、および、以下の特許請求の範囲を通して、特定の構成要素を指すために使用されている。当業者であれば理解できるように、電子機器メーカーは、構成要素を異なる名称で呼ぶことがある。本明細書は、名称は異なるが、機能は異ならない構成要素を区別する意図はない。「有する」「含む」という単語は、自由形式で使用されるため、「~を含むが、これらに限定されない」という意味に解釈されるべきであると理解される。したがって、本明細書で使用される用語「有する」「含む」、および/または、「具備する」は、特定の技術的特徴、値、方法ステップ、操作、ユニット、および/または、構成要素の存在を示すために使用される。しかし、より多くの技術的特徴、数値、方法ステップ、作業工程、単位、構成要素、または、これらの任意の組み合わせが追加される可能性を排除するものではない。
【0010】
本明細書、および、以下の特許請求の範囲を通して使用される方向用語、例えば、以下のようなものである:「上」、「上部」、「下」、「下部」、「前」、「後」、「後方」、「左」、「右」などは、図面を参照する方向である。したがって、方向用語は、説明のために用いるものであり、本発明を限定するために用いるものではない。図面に関して、図面は、特定の実施形態で使用される方法、構造、および/または、材料の一般的な特徴を示している。しかしながら、図面は、これらの実施形態によって包含される範囲、または、特性を、定義、または、限定するものとして解釈されるべきではない。例えば、明確にするために、各層、各領域、および/または、各構造の相対的なサイズ、厚さ、および、位置は、縮小、または、拡大されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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