TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025000441
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2023100300
出願日2023-06-19
発明の名称コイル装置
出願人TDK株式会社
代理人前田・鈴木国際特許弁理士法人
主分類H01F 30/10 20060101AFI20241224BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】放熱性に優れ、小型化が可能なコイル装置を提供すること。
【解決手段】磁性体を含むコア2と、コア2の少なくとも一部の回りに巻回してあるワイヤ4,5と、ワイヤ4,5のリード部41a,41b,51a,51bが接続される端子6を保持する端子台7と、を有するコイル装置である。端子台7の少なくとも一部が、コア2の一部に固定してある。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
磁性体を含むコアと、
前記コアの少なくとも一部の回りに巻回してあるワイヤと、
前記ワイヤのリード部が接続される端子を保持する端子台と、を有するコイル装置であって、
前記端子台の少なくとも一部が、前記コアの一部に固定してあるコイル装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記端子台が、前記コアの上面の少なくとも一部を覆う位置に配置してある請求項1に記載のコイル装置。
【請求項3】
前記ワイヤが、少なくとも第1ワイヤと第2ワイヤとを有し、
前記リード部が複数のリード部を有し、
前記端子が複数の端子を有し、
前記端子台には、前記第1ワイヤのそれぞれの前記リード部が接続される端子と、前記第2ワイヤのそれぞれの前記リード部が接続される端子とが装着してある請求項1に記載のコイル装置。
【請求項4】
前記端子台は、前記ワイヤの巻回軸に対して略垂直な第1軸に沿って前記コアの一端に具備してある請求項3に記載のコイル装置。
【請求項5】
前記端子台は、4つ以上の前記端子がそれぞれ嵌合する装着溝を持つ端子取付部を有する請求項3に記載のコイル装置。
【請求項6】
前記端子台は、
前記端子取付部と連続して具備してあり、前記端子取付部が覆う前記コアの上面の一部とは別の位置の前記コアの上面を覆うコアカバー部を、さらに有する請求項5に記載のコイル装置。
【請求項7】
前記コアカバー部は、前記コアの上面に接触して配置される放熱板を通す貫通溝を有する請求項6に記載のコイル装置。
【請求項8】
前記端子台は、
前記第1ワイヤの一対の前記リード部がそれぞれ接続する端子がそれぞれ嵌合する装着溝を持つ第1端子取付部と、
前記第2ワイヤの一対の前記リード部がそれぞれ接続する端子がそれぞれ嵌合する装着溝を持つ第2端子取付部と、を有し、
前記第1端子取付部と前記第2端子取付部とは、前記ワイヤの巻回軸に対して略垂直な第1軸に沿って前記コアの両端にそれぞれ配置してある請求項3に記載のコイル装置。
【請求項9】
前記第1端子取付部と前記第2端子取付部とは、中間コアカバー部により一体的に連結してあり、
前記中間コアカバー部は、前記第1端子取付部と前記第2端子取付部との間に位置する前記コアの上面の中央部を覆っている請求項8に記載のコイル装置。
【請求項10】
前記中間コアカバー部は、前記コアの上面に接触して配置される放熱板を通す貫通溝を有する請求項9に記載のコイル装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえばトランスなどとして用いられるコイル装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、筒状のボビンと、ボビンの外周面に配置されたワイヤの巻回部と、ボビンに装着される中脚部を備えたコアと、を有するコイル装置が開示してある。中脚部は、ボビンの貫通孔に差し込まれており、ワイヤ巻回部の径方向の内側に配置されている。ボビンには、端子が取り付けられた端子台が具備してある。
【0003】
特許文献1にも示すように、従来のコイル装置では、端子が取り付けられる端子台は、ボビンに具備されることが一般的であった。最近では、放熱性に優れ、小型化が可能なコイル装置が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-93404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、放熱性に優れ、小型化が可能なコイル装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るコイル装置は、
磁性体を含むコアと、
前記コアの少なくとも一部の回りに巻回してあるワイヤと、
前記ワイヤのリード部が接続される端子を保持する端子台と、を有するコイル装置であって、
前記端子台の少なくとも一部が、前記コアの一部に固定してある。
【0007】
本発明の一態様に係るコイル装置では、端子台がコアに固定してあるため、ボビンを用いる必要がなくなる。また、ボビンを用いる必要がなくなるため、ワイヤの巻回部とコアとの距離を小さくすることが可能になり、コイル装置の小型化が可能となると共に、軽量化も可能になる。
【0008】
さらに、ボビンを介することなく、放熱用樹脂などで、ワイヤの巻回部やコアを直接に冷却することが可能になり、放熱性も向上し、コイル装置の大電流化にも対応することが可能である。また、放熱性樹脂が充填してあるケースを用いるコイル装置であっても、ケースの小型化が可能となり、しかも放熱性も特に向上する。
【0009】
なお、従来のようにボビンを用いる場合には、コアとボビンとの間には、組立の容易性などの観点から、不可避的にクリアランスを設ける必要があり、コイル装置の全体が大きくならざるを得なかった。また、従来では、ボビンがあるために、コイルおよびコアに放熱性樹脂が直接に接触する部分が制限されていた。
【0010】
好ましくは、前記端子台が、前記コアの上面の少なくとも一部を覆う位置に配置してある。このような位置で端子台をコアに固定することで、コイル装置の小型化に寄与すると共に、放熱性の向上にも寄与する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

TDK株式会社
温度センサ
今日
TDK株式会社
コイル装置
1日前
TDK株式会社
コイル装置
2日前
TDK株式会社
コイル装置
2日前
TDK株式会社
コイル装置
2日前
TDK株式会社
磁気センサ装置
2日前
個人
電波吸収体
23日前
東レ株式会社
二次電池
14日前
愛知電機株式会社
変圧器
21日前
電建株式会社
端子金具
28日前
株式会社東光高岳
開閉器
今日
SMK株式会社
コネクタ
28日前
富士電機株式会社
半導体装置
28日前
株式会社水素パワー
接続構造
23日前
株式会社カネカ
接着加工装置
23日前
株式会社カネカ
接着加工装置
23日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
28日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
23日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
2日前
三菱電機株式会社
端子カバー
14日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
28日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
28日前
株式会社村田製作所
コイル部品
21日前
TDK株式会社
電子部品
1か月前
個人
電波散乱方向制御板
14日前
日機装株式会社
半導体発光装置
21日前
イビデン株式会社
プリント配線板
今日
三洋化成工業株式会社
高分子固体電解質
23日前
トヨタ自動車株式会社
セルケース
28日前
株式会社島津製作所
X線撮影装置
28日前
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
16日前
株式会社三桂製作所
耐火コネクタ
1か月前
株式会社ダイヘン
搬送装置
28日前
住友電装株式会社
コネクタ
14日前
日本電気株式会社
波長可変レーザ
27日前
三菱製紙株式会社
熱暴走抑制耐火シート
22日前
続きを見る