TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025012365
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115143
出願日
2023-07-13
発明の名称
聴触覚呈示装置及び聴触覚呈示方法
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
3/01 20060101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約
【課題】リアリティのある聴触覚を呈示できる聴触覚呈示装置及び聴触覚呈示方法を提供する。
【解決手段】聴触覚呈示装置1は、駆動信号Sの入力を受け付ける受付部21と、駆動信号Sに基づく出力を行う出力部2と、を備え、出力部2は、圧電素子13を含む振動子11によって構成され、振動子11は、駆動信号Sのうち、所定周波数より高い信号成分を音声として出力し、所定周波数以下の信号成分を振動として出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動信号の入力を受け付ける受付部と、
前記駆動信号に基づく出力を行う出力部と、を備え、
前記出力部は、圧電素子を含む振動子によって構成され、
前記振動子は、前記駆動信号のうち、所定周波数より高い信号成分を音声として出力し、前記所定周波数以下の信号成分を振動として出力する、聴触覚呈示装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記所定周波数は、200Hzである、請求項1記載の聴触覚呈示装置。
【請求項3】
前記駆動信号は、デジタル信号である、請求項1記載の聴触覚呈示装置。
【請求項4】
前記駆動信号は、音声信号と、前記音声信号の振幅が所定の閾値を超えた期間に対して設定された振動信号とを重畳した信号である、請求項1記載の聴触覚呈示装置。
【請求項5】
前記振動信号は、正弦波である、請求項4記載の聴触覚呈示装置。
【請求項6】
前記振動信号は、複数の周波数成分を有している、請求項4記載の聴触覚呈示装置。
【請求項7】
前記駆動信号を増幅して前記出力部に出力する増幅部を備える、請求項1記載の聴触覚呈示装置。
【請求項8】
圧電素子を含む振動子によって構成され、当該圧電素子に付加された押圧力に応じた発生電圧に基づく信号を前記駆動信号として生成する信号生成部を備える、請求項1~7のいずれか一項記載の聴触覚呈示装置。
【請求項9】
前記信号生成部からの信号をデジタル信号に変換し、ネットワークを介して前記受付部に送信する変換部と、
前記ネットワークを介して前記受付部が受信した前記デジタル信号を変換前の信号に復元する復元部と、を備える、請求項8記載の聴触覚呈示装置。
【請求項10】
受付部において駆動信号の入力を受け付ける受付ステップと、
圧電素子を含む振動子によって構成された出力部において、前記駆動信号に基づく出力を行う出力ステップと、を備え、
前記出力ステップでは、前記駆動信号のうち、所定周波数より高い信号成分を音声として出力し、前記所定周波数以下の信号成分を振動として出力する、聴触覚呈示方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、聴触覚呈示装置及び聴触覚呈示方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
振動によって触覚を呈示する技術として、例えば特許文献1に記載の入力装置がある。この従来の入力装置では、ユーザの指などによる接触を静電容量式のセンサで検出し、その検出結果に基づいて、圧電アクチュエータに駆動信号を供給する。圧電アクチュエータによって指の接触部分を振動させることで、ユーザに対して入力が受け付けられたことを示す触覚が呈示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-339298公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような従来の装置では、実際に指などで触れた部分に振動による触覚を呈示している。しかしながら、実際の様々な事象に対する感覚は、触覚だけではなく聴覚を含んで構成されおり、リアリティのある聴触覚を呈示できる技術が求められている。
【0005】
本開示は、上記課題の解決のためになされたものであり、リアリティのある聴触覚を呈示できる聴触覚呈示装置及び聴触覚呈示方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る聴触覚呈示装置は、駆動信号の入力を受け付ける受付部と、駆動信号に基づく出力を行う出力部と、を備え、出力部は、圧電素子を含む振動子によって構成され、振動子は、駆動信号のうち、所定周波数より高い信号成分を音声として出力し、所定周波数以下の信号成分を振動として出力する。
【0007】
この聴触覚呈示装置では、圧電素子を含む振動子によって出力部が構成されている。圧電素子は、その特性上、所定周波数より大きい信号成分については、音及び振動として出力可能であり、所定周波数以下の信号成分については振動として出力可能である一方、音としての出力が難しい。この聴触覚呈示装置では、かかる圧電素子の特性を利用し、駆動信号のうち、所定周波数より高い信号成分を音声として出力し、所定周波数以下の信号成分を振動として出力する。これにより、音による聴覚と、振動による触覚とを組み合わせたリアリティのある聴触覚の呈示が可能となる。
【0008】
所定周波数は、200Hzであってもよい。圧電素子において、音としての出力が可能な周波数領域は、典型的には200Hzより大きい領域である。したがって、音声としての出力及び振動としての出力の境界の所定周波数を200Hzとすることで、音による聴覚と、振動による触覚とをより適切に組み合わせることができる。
【0009】
駆動信号は、デジタル信号であってもよい。これにより、駆動信号の格納や受付部への入力の利便性を向上できる。
【0010】
駆動信号は、音声信号と、音声信号の振幅が所定の閾値を超えた期間に対して設定された振動信号とを重畳した信号であってもよい。このような重畳信号を駆動信号とすることで、出力部において、よりリアリティのある聴触覚の呈示が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
TDK株式会社
コイル部品
4日前
TDK株式会社
コイル装置
5日前
TDK株式会社
温度センサ
5日前
TDK株式会社
コイル装置
5日前
TDK株式会社
コイル部品
11日前
TDK株式会社
誘電体薄膜付き基板、光導波路素子および光変調素子
5日前
TDK株式会社
磁気抵抗効果素子
7日前
個人
物品
2か月前
個人
情報提示方法
12日前
個人
プログラム
11日前
個人
自動精算システム
20日前
個人
自動精算システム
1か月前
個人
アカウントマップ
5日前
個人
プログラム
4日前
個人
RFタグ読取装置
29日前
個人
売買システム
26日前
個人
救急搬送システム
2か月前
個人
管理サーバ
1か月前
個人
発想支援方法及びシステム
15日前
個人
市場受発注システム
18日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
28日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
28日前
個人
学習装置及び推論装置
4日前
個人
分類処理プログラム及び方法
15日前
キヤノン株式会社
印刷装置
1か月前
個人
生成AIとの常時接続システム
2か月前
井関農機株式会社
ロボット作業車両
20日前
個人
VRによる人体各部位の立体化
1か月前
富士通株式会社
金融システム
12日前
個人
未来型家系図構築システム
1か月前
個人
コンテンツ開示順位判定システム
1か月前
株式会社SEKT
文字認識装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
印刷管理装置
2か月前
株式会社COLORS
表示装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る