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公開番号
2025000439
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023100295
出願日
2023-06-19
発明の名称
コイル装置
出願人
TDK株式会社
代理人
前田・鈴木国際特許弁理士法人
主分類
H01F
27/32 20060101AFI20241224BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】確実かつ容易な固定が可能で信頼性を確保でき、かつ、コンパクトな形状であっても絶縁距離を確保できるコイル装置を提供する。
【解決手段】ボビンと、前記ボビンに取り付けてあるコアと、前記ボビンに巻かれてある第1コイルおよび第2コイルと、を有し、前記ボビンは、前記第1コイルの端部が接続する第1端子が設けられる第1端子台と、前記第2コイルの端部が接続する第2端子が設けられる第2端子台と、他部材へ固定するための複数の固定部と、を有し、前記第1コイルおよび前記第2コイルの巻軸に平行な方向である高さ方向に関して、前記第1端子台は第1の高さに位置し、前記第2端子台は前記第1の高さとは異なる第2の高さに位置するコイル装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ボビンと、
前記ボビンに取り付けてあるコアと、
前記ボビンに巻かれてある第1コイルおよび第2コイルと、を有し、
前記ボビンは、前記第1コイルの端部が接続する第1端子が設けられる第1端子台と、前記第2コイルの端部が接続する第2端子が設けられる第2端子台と、他部材へ固定するための複数の固定部と、を有し、
前記第1コイルおよび前記第2コイルの巻軸に平行な方向である高さ方向に関して、前記第1端子台は第1の高さに位置し、前記第2端子台は前記第1の高さとは異なる第2の高さに位置するコイル装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記ボビンは、前記第1端子台および前記複数の固定部を有しており前記第1コイルが巻かれてある第1ボビンと、前記第1ボビンに対して分離可能であって前記第2端子台を有しており前記第2コイルが巻かれてある第2ボビンと、を有する請求項1に記載のコイル装置。
【請求項3】
前記ボビンに対して両方の側方から取り付けられ、前記第1コイルおよび前記第2コイルの少なくとも一部を覆う一対の絶縁カバーを有し、
前記一対の絶縁カバーは、前記第1ボビンに係合する第1係合部と、前記第2ボビンに係合する第2係合部とをそれぞれ有し、前記第1ボビンと前記第2ボビンとを接続する請求項2に記載のコイル装置。
【請求項4】
前記ボビンに対して両方の側方から取り付けられ、前記第1コイルおよび前記第2コイルの少なくとも一部を覆う一対の絶縁カバーを有し、
前記一対の絶縁カバーは、前記高さ方向に沿って見た場合、前記複数の固定部の一つと他の一つの内側であって、前記第1コイルの端部の外側に配置される延長部をそれぞれ有する請求項1に記載のコイル装置。
【請求項5】
前記第1端子台の前記高さ方向に垂直である第1方向に関する前記巻軸からの突出長さは、前記第2端子台の前記第1方向に関する前記巻軸からの突出長さより長い請求項1に記載のコイル装置。
【請求項6】
前記第1端子台には、前記第1端子を固定する第1端子固定部が形成されており、
前記第1端子固定部は、前記高さ方向に沿って見た場合、前記第2端子台に対して重ならない位置に配置される請求項5に記載のコイル装置。
【請求項7】
前記第1端子台には、前記第1コイルの端部をガイドするガイド溝が形成されている請求項1に記載のコイル装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、たとえば電気自動車の充電ステーション等の内部に設けられるトランス等として利用可能なコイル装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車の充電ステーション等の内部には、高圧・大電流に対応可能であって比較的大型のコイル装置が用いられる場合がある。また、充電ステーション等の安定的運用を実現するために、このようなコイル装置には、高い耐久性が求められる。
【0003】
大電流に対応可能である従来のトランスとしては、たとえば、二次コイルの端部を、トランスの外部のベースプレートに固定するものが提案されている。しかしながら、このような従来のトランスでは、二次コイルの端部を、トランスの外部部材であるベースプレートに固定する関係上、二次コイルの固定位置がばらつきやすいため、組立作業が煩雑になったり、コイルの固定信頼性が不十分となったりする場合があり、問題となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-281758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、このような実状に鑑みてなされ、確実かつ容易な固定が可能で信頼性を確保でき、かつ、コンパクトな形状であっても絶縁距離を確保できるコイル装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示に係るコイル装置は、
ボビンと、
前記ボビンに取り付けてあるコアと、
前記ボビンに巻かれてある第1コイルおよび第2コイルと、を有し、
前記ボビンは、前記第1コイルの端部が接続する第1端子が設けられる第1端子台と、前記第2コイルの端部が接続する第2端子が設けられる第2端子台と、他部材へ固定するための複数の固定部と、を有し、
前記第1コイルおよび前記第2コイルの巻軸に平行な方向である高さ方向に関して、前記第1端子台は第1の高さに位置し、前記第2端子台は前記第1の高さとは異なる第2の高さに位置する。
【0007】
本開示に係るコイル装置では、ボビンが第1端子台と第2端子台とを有しているため、第1コイルおよび第2コイルの端部を精度良く固定することができ、第1コイルおよび第2コイルの固定信頼性が高い。また、ボビンが、第1端子台および第2端子台とは別途複数の固定部を有するため、汎用性のあるベースプレートなどの他部材に対しても、容易かつ確実に固定することが可能である。また、本開示に係るコイル装置は、第1端子台と第2端子台との高さ方向の位置が異なるため、コンパクトな形状であっても第1端子と第2端子との間の絶縁距離を確保することができる。
【0008】
また、たとえば、前記ボビンは、前記第1端子台および前記複数の固定部を有しており前記第1コイルが巻かれてある第1ボビンと、前記第1ボビンに対して分離可能であって前記第2端子台を有しており前記第2コイルが巻かれてある第2ボビンと、を有してもよい。
【0009】
第1ボビンと第2ボビンが分離可能であることにより、各ボビンに第1コイルと第2コイルとを別々に形成したのちに組み合わせることができるため、このようなコイル装置は組み立てが容易である。また、第1端子台と第2端子台とが、分離可能な第1ボビンと第2ボビンとに分かれて備えられる構造であるため、第1端子台と第2端子台との高さ方向の位置の違いを大きくすることができる。
【0010】
また、たとえば、本開示に係るコイル装置は、前記ボビンに対して両方の側方から取り付けられ、前記第1コイルおよび前記第2コイルの少なくとも一部を覆う一対の絶縁カバーを有してもよく、
前記一対の絶縁カバーは、前記第1ボビンに係合する第1係合部と、前記第2ボビンに係合する第2係合部とをそれぞれ有し、前記第1ボビンと前記第2ボビンとを接続してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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