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公開番号2025000093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2023099755
出願日2023-06-19
発明の名称防音仕切壁
出願人ドーエイ外装有限会社
代理人個人,個人
主分類E04B 1/68 20060101AFI20241224BHJP(建築物)
要約【課題】 外部からの音を効率よく防音することができ、かつ、破損することなく地震による揺れ動きを吸収することができる防音仕切壁を提供すること。
【解決手段】一方の躯体と他方の躯体間に設けられる防音仕切壁であって、前記一方の躯体に一端部が取り付けられ、前記他方の躯体に他端部が取り付けられた支持機構と、前記支持機構の両端部付近又は前記一方の躯体と前記他方の躯体にそれぞれ一端部が取り付けられた板状の1対の端部防音パネルと、前記支持機構に取り付けられ、前記1対の端部防音パネルの間に設けられ、前記目地部を塞ぐ少なくとも1つ以上の板状の中間防音パネルとで構成され、地震時には前記1対の端部防音パネル又は中間防音パネルの少なくとも1つが略平行移動し、揺れ動きを吸収することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
一方の躯体と他方の躯体間に設けられる防音仕切壁であって、
前記一方の躯体に一端部が取り付けられ、前記他方の躯体に他端部が取り付けられた支持機構と、前記支持機構の両端部付近又は前記一方の躯体と前記他方の躯体にそれぞれ一端部が取り付けられた板状の1対の端部防音パネルと、前記支持機構に取り付けられ、前記1対の端部防音パネルの間に設けられ、前記目地部を塞ぐ少なくとも1つ以上の板状の中間防音パネルとで構成され、地震時には前記1対の端部防音パネル又は前記中間防音パネルの少なくとも1つが略平行移動し、揺れ動きを吸収する防音仕切壁。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記端部防音パネルは、板状の端部パネル本体と、前記端部パネル本体の表面に設けられた端部パネル用防音材とで構成され、
前記中間防音パネルは、板状の中間パネル本体と、前記中間パネル本体の表面に設けられ、前記中間パネル本体よりも左右方向に突出するように設けられた中間パネル用防音材とで構成されることを特徴とする請求項1に記載の防音仕切壁。
【請求項3】
前記端部防音パネルは、板状の端部パネル本体と、前記端部パネル本体の表面に設けられた端部パネル用防音材とで構成され、
前記中間防音パネルは、板状の中間パネル本体と、前記中間パネル本体の表面に設けられた中間パネル用防音材とで構成され、
前記中間防音パネルは複数個設けられ、地震時に略平行移動する前記端部防音パネル又は前記中間防音パネルには、隣り合う前記端部防音パネル又は前記中間防音パネルの表面に重なるように、前記端部パネル本体又は前記中間パネル本体の両端部よりも左右方向に突出するように前記端部パネル用防音材又は前記中間パネル用防音材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の防音仕切壁。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は左右の躯体間に設けられる防音仕切壁に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、空港周辺や工場等の周辺に建設される建築物については、これらの施設から生じる騒音を遮断するために、一般的には建材での防音材を取り付ける事があるが、独立する左右の建物と建物の間の空間をつなぐ部分や、渡り廊下等は、建物の揺れを想定した距離を設けてあるため、一般的な防音材を設けることができなかった。
【0003】
2つの構造物の間に設けられる防音装置としては、「構造物の2つの躯体の躯体間隙に設置されるエキスパンションジョイントであって、 少なくとも2枚の耐火シートと、 少なくとも2枚の前記耐火シートに挟み込まれ、少なくとも2枚の前記耐火シートよりも幅方向の長さが短い板状の真空断熱材と、 前記耐火シートと前記真空断熱材とが重ね合わされた積層物のうち、前記真空断熱材の前記幅方向での端部から外方に延出する少なくとも2枚の前記耐火シートを重ね合わせ状態に保持する保持部材と、 前記積層物のうち重ね合わせ状態の少なくとも2枚の前記耐火シートの前記保持部材で保持された部分を、前記保持部材を介して前記躯体に支持する支持部材と、を備えているエキスパンションジョイント」が防音性能も有していることが記載されている(特許文献1)。
【0004】
しかしながら、防音効果を得るためには外部からの音を効率よく吸収・反射する必要があり、このような可撓性を有するシートだけでは、効率よく音を反射することができず、十分な防音効果を得ることができないものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-028495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、外部からの音を効率よく防音することができ、かつ、破損することなく地震による揺れ動きを吸収することができる防音仕切壁を提供することを目的としている。
【0007】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
【0008】
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の防音仕切壁は、一方の躯体と他方の躯体間に設けられる防音仕切壁であって、前記一方の躯体に一端部が取り付けられ、前記他方の躯体に他端部が取り付けられた支持機構と、前記支持機構の両端部付近又は前記一方の躯体と前記他方の躯体にそれぞれ一端部が取り付けられた板状の1対の端部防音パネルと、前記支持機構に取り付けられ、前記1対の端部防音パネルの間に設けられ、前記目地部を塞ぐ少なくとも1つ以上の板状の中間防音パネルとで構成され、地震時には前記1対の端部防音パネル又は中間防音パネルの少なくとも1つが略平行移動し、揺れ動きを吸収することを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の防音仕切壁の前記端部防音パネルは、板状の端部パネル本体と、前記端部パネル本体の表面に設けられた端部パネル用防音材とで構成され、前記中間防音パネルは、板状の中間パネル本体と、前記中間パネル本体の表面に設けられ、前記中間パネル本体よりも左右方向に突出するように設けられた中間パネル用防音材とで構成されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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