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公開番号2024180422
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2024175921,2021118418
出願日2024-10-07,2021-07-19
発明の名称異物除去方法
出願人株式会社日本製鋼所
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類B29B 9/06 20060101AFI20241219BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】造粒システムにおいて、使用する液体を節約する。
【解決手段】造粒システムは、タンク7を備える。そして、このタンク7には、開閉バルブ510を備える第1排水ライン500aと、第1排水ライン500aよりも高い位置に設けられた第2排水ライン500bとが接続されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
以下の工程を含む、異物除去方法:
(a)装置の運転状態で実施される第1工程;および
(b)前記装置の運転停止状態で実施される第2工程、
ここで、前記第1工程は、以下の工程を含む:
(a1)タンクから前記装置に液体を供給する工程;
(a2)前記タンクに接続された第1排水ラインに設けられた開閉バルブを開く工程;
(a3)前記装置から異物を含む前記液体を前記タンクに還流する工程;および
(a4)前記第1排水ラインに前記異物を含む前記液体を排出する工程、
ここで、前記第2工程は、以下の工程を含む:
(b1)前記第1排水ラインに設けられた前記開閉バルブを閉じる工程;
(b2)前記タンクから前記液体を前記装置に供給せずに前記タンクに還流する工程;
(b3)前記装置からの前記異物を含む前記液体も前記タンクに還流する工程;および
(b4)前記タンクから前記第1排水ラインよりも高い位置にある第2排水ラインに前記異物を含む前記液体を排出する工程。
続きを表示(約 53 文字)【請求項2】
請求項1に記載の異物除去方法において、
前記異物は、樹脂屑である。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、造粒システム、造粒システム用タンク、異物除去技術およびペレットの製造技術に関し、例えば、使用する液体を節約可能な造粒システム、造粒システム用タンク、異物除去技術およびペレットの製造技術に適用して有効な技術に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許第3751014号公報(特許文献1)には、水中カッティング装置に関する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3751014号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、ペレットを製造する造粒システムでは、液体が充填された密閉室で製造されたペレットを循環する液体で密閉室から搬送することが行われる。
【0005】
ここで、上述した造粒システムでは、特に、ペレットに悪影響を与えることを防止するために、液体として塩素を除去した脱塩水を使用することが多い。
【0006】
この点に関し、脱塩水は、一般的な工業用水に比べて高価である。また、液体を使用した造粒システムがよく設置される中東地域の砂漠地帯においては、水は貴重な資源であり、脱塩水の使用は、最小限に抑えることが望まれている。すなわち、造粒システムにおいては、使用する液体(水)を節約することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施の形態における造粒システムは、造粒システム用タンクを備える。そして、この造粒システム用タンクには、開閉バルブを備える第1排水ラインと、第1排水ラインよりも高い位置に設けられた第2排水ラインとが接続されている。
【0008】
一実施の形態における異物除去方法は、装置の運転状態で実施される第1工程と、装置の運転停止状態で実施される第2工程を備える。そして、第1工程では、開閉バルブを開いて、タンクから開閉バルブを備える第1排水ラインに異物を含む液体を排出する。一方、第2工程では、第1排水ラインに備わる開閉バルブを閉じて、タンクから第1排水ラインよりも高い位置にある第2排水ラインに異物を含む液体を排出する。
【0009】
一実施の形態におけるペレット製造方法において、造粒機の運転状態で実施される第1工程は、開閉バルブを開いて、タンクから開閉バルブを備える第1排水ラインに液体を排出する工程を含む。一方、造粒機の運転停止状態で実施される第2工程は、第1排水ラインに備わる開閉バルブを閉じて、タンクから第1排水ラインよりも高い位置にある第2排水ラインに液体を排出する工程を含む。
【発明の効果】
【0010】
一実施の形態によれば、使用する液体を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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