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公開番号
2024180419
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2024175642,2023063507
出願日
2024-10-07,2015-08-18
発明の名称
コネクタの接続構造
出願人
イリソ電子工業株式会社
代理人
個人
主分類
H01R
12/91 20110101AFI20241219BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】第1のコネクタと第2のコネクタとの接続信頼性が高いコネクタの接続構造の提供。
【解決手段】第1の基板2に配置されるプラグコネクタ3と、第2の基板4に配置されるソケットコネクタ5とを有し、ソケットコネクタ5をプラグコネクタ3に嵌合接続するコネクタの接続構造について、プラグコネクタ3は、プラグ端子11が一端側に第1の基板2に接続する基板接続部と他端側にソケットコネクタ5と接触する第1の接触部とを有し、プラグ端子11を保持するハウジング8が第1の基板2に対して可動に構成されており、ハウジング8はソケットコネクタ5と嵌合し、プラグコネクタ3とソケットコネクタ5との嵌合が完了した状態で、ハウジング8とソケットコネクタ5との間には第1の基板2と第2の基板の基板間距離が短くなるときに、ハウジング8とソケットコネクタ5との嵌合位置が、嵌合が完了した状態での嵌合位置よりも深くなる嵌合間隙S2を有する。
【選択図】図17
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の基板に配置される第1のコネクタと、第2の基板に配置される第2のコネクタとを有し、前記第2のコネクタを前記第1のコネクタに嵌合接続するコネクタの接続構造において、
前記第1のコネクタは、第1の端子が一端側に前記第1の基板に接続する基板接続部と他端側に前記第2のコネクタと接触する第1の接触部とを有し、前記第1の端子を保持するハウジングが前記第1の基板に対して可動に構成されており、前記ハウジングは前記第2のコネクタと嵌合し、
前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの嵌合が完了した状態で、前記ハウジングと前記第2のコネクタとの間には、前記第1の基板と前記第2の基板の基板間距離が短くなるときに、前記ハウジングと前記第2のコネクタとの嵌合位置が、前記嵌合が完了した状態での嵌合位置よりも深くなる嵌合間隙を有することを特徴とする
コネクタの接続構造。
続きを表示(約 110 文字)
【請求項2】
前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの嵌合が完了した状態は、
前記第1の基板と前記第2の基板とが一定の距離を維持して静止している状態である
請求項1記載のコネクタの接続構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、接続対象物と導通接触する電気コネクタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
基板と導通接続するコネクタと、このコネクタに嵌合する接続対象物とを備えるコネクタの中には、振動に対応するために、端子が可動部を有するものがある。この可動部は、基板に固定される基板接続部と接続対象物の接点部との間に設けられる。振動が生じた際にこの可動部が弾性変形することで振動を吸収し、接点部と接続対象物との導通接触を維持することができる(例として特許文献1)。
【0003】
こうしたコネクタでは、コネクタと接続対象物の挿抜方向(以下、嵌合方向及び抜去方向とも記載する)に対する交差方向の振動に対しては、可動部も同じ方向に弾性変形することでその振動を吸収することができる。これに対して、前記挿抜方向の振動に対しては、可動部が挿抜方向には変位せずにコネクタの端子と接続対象物とが前記挿抜方向で相互に摺動することで、その振動を吸収して導通接触状態を維持することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平7-32878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、こうしたコネクタでは、挿抜方向の振動が繰り返し加えられることで、端子同士の摺動部分に摩耗が生じる場合がある。特に、端子の表面には導電性を高めるためにメッキ加工が施されている場合があり、接続対象物との摺動によってメッキがはがれる場合もある。これらの事態はコネクタと接続対象物との接続信頼性を低下させるおそれがある。
【0006】
以上のような従来技術を背景になされたのが本発明であり、その目的は、接続対象物との挿抜方向に沿う振動が生じる場合であっても接続信頼性を低下させ難いコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成すべく、本発明は以下のように構成される。
【0008】
本発明は、第1の基板に固定される第1のコネクタと、前記第1のコネクタと導通接続する接続対象物とを備えており、前記第1のコネクタは、第1の接点部を有する第1の端子と、該第1の端子を保持する第1のハウジングとを備えており、前記接続対象物は、前記第1のコネクタとの嵌合状態における正規の接触位置で前記第1の接点部と接触する接触子とを備える電気コネクタについて、前記第1のコネクタと前記接続対象物の少なくとも何れか一方が、前記正規の接触位置にある前記接点部又は前記接触子が第1のコネクタと接続対象物の挿抜方向に変位できるように弾性変形する可動部を有しており、前記可動部は、前記挿抜方向に変位する変位荷重が、前記第1の接点部と前記接触子の少なくとも何れかが前記正規の接触位置から挿抜方向で位置ずれする荷重よりも小さいことを特徴とする電気コネクタを提供することができる。
【0009】
また、前記本発明の接続対象物は、前記第1のコネクタと嵌合する第2のコネクタであるものとすることができる。また前記本発明の接続対象物は、前記第1のコネクタと嵌合する端子を有する電気素子であるものとすることができる。
【0010】
上記これらの本発明によれば、上述の可動部を有することで、コネクタや電気素子に挿抜方向の振動が加えられた場合であっても、可動部が挿抜方向に変位してその振動を吸収することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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