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公開番号2024180124
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099588
出願日2023-06-16
発明の名称軌陸車の昇降ステップ
出願人株式会社タダノ
代理人弁理士法人パテントボックス
主分類B60R 3/00 20060101AFI20241219BHJP(車両一般)
要約【課題】足を掛けやすく昇降しやすい昇降ステップを提供する。
【解決手段】軌陸車1の運転室12への昇降に使用される昇降ステップ7である。この昇降ステップ7は、車体前方の中央側に固定されて側方側に向かって、車両の側面近傍まで延びる支持腕部71と;支持腕部71の先端に取り付けられる足掛け部72であって、車両に対して斜め後方向きに設置される、足掛け部72と;を備えている。このうち支持腕部71は、車体前方の中央側から側方側に向かって、車両の側面近傍まで斜め後方に直線状に延びるようにされ、かつ、支持腕部71の軸線は、足掛け部72の軸線と平行になるようにされている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
軌陸車の運転室への昇降に使用される昇降ステップであって;
車体前方の中央側に固定されて側方側に向かって、車両の側面近傍まで延びる支持腕部と;
前記支持腕部の先端に取り付けられる足掛け部であって、前記車両に対して斜め後方向きに設置される、足掛け部と;
を備える、軌陸車の昇降ステップ。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記支持腕部は、前記車体前方の中央側から側方側に向かって、車両の側面近傍まで斜め後方に直線状に延びるようにされ、かつ、前記支持腕部の軸線は、前記足掛け部の軸線と平行になるようにされている、請求項1に記載された、軌陸車の昇降ステップ。
【請求項3】
前記足掛け部は、前記支持腕部の先端に取付け/取外し可能に取り付けられている、請求項1又は請求項2に記載された、軌陸車の昇降ステップ。
【請求項4】
前記運転室のドアが開いた状態で所定の車幅内に収まるように、前記ドアの開く角度を所定角度内に限定する角度限定手段をさらに備える、請求項3に記載された、軌陸車の昇降ステップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、軌道陸上兼用作業車(軌陸車)がオンレール時に、運転室への昇降に使用される、昇降ステップに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、道路走行時には道路走行用の車輪を用いて走行し、軌道走行時には軌道走行用の鉄輪を用いて走行するように構成された「軌道陸上兼用作業車(軌陸車)」が知られている。この軌陸車の上部には、高所作業装置又はクレーン作業装置などの作業装置が搭載されて、鉄道の保線作業などに使用される。
【0003】
このような軌陸車は、軌道上に鉄輪を載せたオンレール時には、運転室の位置がきわめて高くなるため、運転室への乗降用のステップが必要となる。このような乗降用のステップとして、例えば特許文献1には、運転室に取り付けられた昇降補助ステップSと連結装置を連結する補強手段が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-67249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の昇降補助ステップSを含む従来型の昇降ステップは、図6(a)に示すように、いずれも車両左右方向に正対するように配置されている。このため、運転室のドアを開けて昇降する際に、足Lを掛けにくい、という問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、足を掛けやすく昇降しやすい昇降ステップを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明の昇降ステップは、軌陸車の運転室への昇降に使用される昇降ステップであって;車体前方の中央側に固定されて側方側に向かって、車両の側面近傍まで延びる支持腕部と;前記支持腕部の先端に取り付けられる足掛け部であって、前記車両に対して斜め後方向きに設置される、足掛け部と;を備える。
【発明の効果】
【0008】
このように、本発明の昇降ステップは、軌陸車の運転室への昇降に使用される昇降ステップであって;車体前方の中央側に固定されて側方側に向かって、車両の側面近傍まで延びる支持腕部と;支持腕部の先端に取り付けられる足掛け部であって、車両に対して斜め後方向きに設置される、足掛け部と;を備える。このような構成であれば、足を掛けやすく、昇降しやすい昇降ステップとなる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
レール上の軌道陸上兼用高所作業車の側面図である。
道路上の軌道陸上兼用高所作業車の昇降ステップ付近を拡大した側面図である。
昇降ステップの全体構成を説明する平面図である。
支持腕部の斜視図である。
足掛け部の斜視図である。
運転室及び従来の昇降ステップの構成の説明図である。(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
運転室及び本実施例の昇降ステップの構成の説明図である。(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
本実施例の昇降ステップの高さを従来の昇降ステップと比較した側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施例では、軌陸車(軌道陸上兼用作業車)として、作業台を有する高所作業車について説明するが、これに限定されるものではなく、クレーン装置を有する移動式クレーンなど、作業装置を備えた軌陸車であれば本発明を適用することができる。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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