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公開番号2024180055
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099481
出願日2023-06-16
発明の名称非水系電解液及び該非水系電解液を含む非水系電解液二次電池
出願人MUアイオニックソリューションズ株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01M 10/0567 20100101AFI20241219BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】高いサイクル容量を示す非水系電解液を提供する。
【解決手段】非水溶媒に電解質塩が溶解されている非水系電解液であって、下記一般式(I)で表される化合物及び三酸化硫黄錯体を含有することを特徴とする非水系電解液。
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(式中、M+はアルカリ金属カチオンを示す。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
非水溶媒に電解質塩が溶解されている非水系電解液であって、
下記一般式(I)で表される化合物及び三酸化硫黄錯体を含有することを特徴とする非水系電解液。
TIFF
2024180055000005.tif
20
166
(式中、M

はアルカリ金属カチオンを示す。)
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記一般式(I)で表される化合物:前記三酸化硫黄錯体の前記非水系電解液における含有量のmol比が95:5~40:60であることを特徴とする請求項1に記載の非水系電解液。
【請求項3】
前記一般式(I)で表される化合物:前記三酸化硫黄錯体の前記非水系電解液における含有量のmol比が85:15~60:40であることを特徴とする請求項1に記載の非水系電解液。
【請求項4】
前記三酸化硫黄錯体が、ピリジン-三酸化硫黄錯体、トリメチルアミン-三酸化硫黄錯体、トリエチルアミン-三酸化硫黄錯体、N,N-ジメチルアセトアミド-三酸化硫黄錯体、N,N-ジメチルホルムアミド-三酸化硫黄錯体、N-メチル-2-ピロリドン-三酸化硫黄錯体、ジメチルスルホン-三酸化硫黄錯体、チエタン 1,1-ジオキシド-三酸化硫黄錯体、3-スルホレン-三酸化硫黄錯体、スルホラン-三酸化硫黄錯体、ジメチルスルフィド-三酸化硫黄錯体、ジメチルスルホキシド-三酸化硫黄錯体、1,4-ジオキサン-三酸化硫黄錯体、1,3-ジオキサン-三酸化硫黄錯体、トリメチルホスフェート-三酸化硫黄錯体、トリエチルホスフェート-三酸化硫黄錯体、トリ-n-ブチルホスフェート-三酸化硫黄錯体、トリフェニルホスフェート-三酸化硫黄錯体、トリ-p-クレジルホスフェート-三酸化硫黄錯体、トリ-tert-ブチルホスフェート、トリメチルホスファイト-三酸化硫黄錯体、トリエチルホスファイト-三酸化硫黄錯体、トリ-n-ブチルホスファイト-三酸化硫黄錯体、トリフェニルホスファイト-三酸化硫黄錯体、トリ-p-クレジルホスファイト-三酸化硫黄錯体、及びトリ-tert-ブチルホスファイトから選ばれる少なくとも1種以上であることを特徴とする請求項1に記載の非水系電解液。
【請求項5】
正極、負極、および非水溶媒に電解質塩が溶解されている非水系電解液を備えた非水系電解液二次電池であって、
前記非水系電解液が、請求項1~4のいずれか一項に記載した非水系電解液である非水系電解液二次電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、非水系電解液及び該非水系電解液を含む非水系電解液二次電池に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
携帯電話、ノートパソコン等のいわゆる民生用の電源から自動車用等の駆動用車載電源まで広範な用途に、リチウム二次電池等の非水系電解液二次電池が実用化されつつある。しかしながら、近年の非水系電解液二次電池に対する高性能化の要求はますます高くなっており、特に、高容量、低温使用特性、高温保存特性、サイクル特性、過充電時安全性等の種々の電池特性の改善が要望されている。
【0003】
これまで、非水系電解液二次電池のサイクル特性を改善するための手段として、正極や負極の活物質や、非水系電解液を始めとする様々な電池の構成要素について、数多くの技術が検討されている。
【0004】
特許文献1には置換基を有する三酸化硫黄錯体を含む非水系電解液がサイクル特性の向上をもたらすことが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2020-504434号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら特許文献1に記載の電解液はサイクル特性の向上について、十分な改善効果には至っていない。
【0007】
本発明は、高いサイクル容量を示す非水系電解液、並びに当該非水系電解液を備える非水系電解液二次電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、上記従来技術の非水系電解液について詳細に検討した。その結果、前記特許文献1では、当該置換基を有する三酸化硫黄錯体が無添加の電解液に対しては、確かにサイクル容量が向上はしえているものの、十分に満足できるとは言えないのが実情であった。
これに対し、本発明者は、特定の化合物を電解液にさらに含有させることにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち、本発明は下記の通りである。
[1]
非水溶媒に電解質塩が溶解されている非水系電解液であって、
下記一般式(I)で表される化合物及び三酸化硫黄錯体を含有することを特徴とする非水系電解液。
【0010】
TIFF
2024180055000001.tif
20
166
(【0011】以降は省略されています)

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