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公開番号2024179129
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023097714
出願日2023-06-14
発明の名称搬送装置
出願人株式会社ディスコ
代理人インフォート弁理士法人,個人,個人
主分類B65G 1/00 20060101AFI20241219BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ベルトの横ずれを防いでリールに巻き取らせることが可能な搬送装置を提供する。
【解決手段】荷物を載せた荷台(11)を移動させる搬送装置(10)であって、荷台に一方の端を接続するベルト(12)と、ベルトの他方の端側を巻き取るリール(13)と、リールを回転させる駆動部(14)と、リールと荷台との間に配置しベルトがリールの回転軸方向にずれないようにベルトの幅方向の両端を中央に向かって折り曲げることによって両端を補強しリールに対してベルトをガイドするガイド部(19)と、を備え、ガイド部によって折り曲げた部分が平坦に戻されたベルトをリールに巻き取らせ荷台を移動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
荷物を載せた荷台を移動させる搬送装置であって、
該荷台に一方の端を接続するベルトと、該ベルトの他方の端側を巻き取るリールと、該リールを回転させる駆動部と、該リールと該荷台との間に配置し該ベルトが該リールの回転軸方向にずれないように該ベルトの幅方向の両端を中央に向かって折り曲げることによって該両端を補強し該リールに対して該ベルトをガイドするガイド部と、を備え、
該ガイド部によって折り曲げた部分が平坦に戻された該ベルトを該リールに巻き取らせ該荷台を移動させる、搬送装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
該荷台の上方に該リールを配置し、
該リールを正方向に回転させ該ベルトを巻き取ることによって該荷台を上昇させ、
該リールを逆方向に回転させ該ベルトを巻き戻すことによって該荷台を下降させる、
請求項1記載の搬送装置。
【請求項3】
該荷台から上方向に鉛直方向に延在する該ベルトを水平方向に曲げる方向切り換え軸を備え、
水平方向に延在する該ベルトの他方の端側を該リールが巻き取りまたは巻き戻すことによって、該荷台を昇降させる搬送装置であって、
該荷台と該方向切り換え軸との間の鉛直方向に延在する該ベルト、または該方向切り換え軸と該リールとの間の水平方向に延在する該ベルトに対し該ガイド部を配置する、
請求項2記載の搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、荷台を移動させる搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、ベルトが接続されて吊り下げられた荷台を昇降させる搬送装置は、荷台の上方でベルトを巻き取って荷台を上昇させ、巻き取られたベルトを巻き戻して(送り出して)荷台を下降させている。
【0003】
特許文献1、2および3に開示されている搬送装置は、例えば、昇降する荷台(容器)が4本のベルトによって吊り下げられており、4本のベルトを支持する並行する2本のガイド軸と、2本のガイド軸の間に配置されるベルトを巻き取る2つのリールを配置した回転軸と、回転軸を回転させる駆動部と、を備えている。回転軸を正方向に回転させ2つのリールが各2本のベルトを巻き取ることで荷台を上昇させて、回転軸を逆方向に回転させ2つのリールが各2本のベルトを送り出すことで荷台を下降させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-178108号公報
特開2021-082091号公報
特開2022-093157号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のようなベルトを介して荷台を移動させる搬送装置では、ベルトの厚みを薄くして軽くすることで、駆動部の負荷を低減し、駆動部を構成するモータの小型化を図ることができる。しかし、ベルトを薄く構成すると、ベルトをリールに巻き取る際に、回転軸の軸方向にベルトが横ずれしやすくなる。
【0006】
したがって、動力伝達部としてベルトを用いる搬送装置は、ベルトの横ずれを防いでリールに巻き取らせる、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、荷物を載せた荷台を移動させる搬送装置であって、該荷台に一方の端を接続するベルトと、該ベルトの他方の端側を巻き取るリールと、該リールを回転させる駆動部と、該リールと該荷台との間に配置し該ベルトが該リールの回転軸方向にずれないように該ベルトの幅方向の両端を中央に向かって折り曲げることによって該両端を補強し該リールに対して該ベルトをガイドするガイド部と、を備え、該ガイド部によって折り曲げた部分が平坦に戻された該ベルトを該リールに巻き取らせ該荷台を移動させる。
【0008】
例えば、該荷台の上方に該リールを配置し、該リールを正方向に回転させ該ベルトを巻き取ることによって該荷台を上昇させ、該リールを逆方向に回転させ該ベルトを巻き戻すことによって該荷台を下降させる構成の搬送装置に適用が可能である。
【0009】
また、該荷台から上方向に鉛直方向に延在する該ベルトを水平方向に曲げる方向切り換え軸を備え、水平方向に延在する該ベルトの他方の端側を該リールが巻き取りまたは巻き戻すことによって、該荷台を昇降させる搬送装置において、該荷台と該方向切り換え軸との間の鉛直方向に延在する該ベルト、または該方向切り換え軸と該リールとの間の水平方向に延在する該ベルトに対し該ガイド部を配置してもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の搬送装置によれば、ベルトがリールの回転軸方向にずれないように、ベルトの幅方向の両端を中央に向かって折り曲げることによって両端を補強した状態でベルトを通過させるガイド部を備えたことによって、ベルトの横ずれを防いでリールに巻き取らせて、安定性に優れた確実な搬送動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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