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公開番号2024178637
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-25
出願番号2023096926
出願日2023-06-13
発明の名称回収装置
出願人日本無線株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65F 1/00 20060101AFI20241218BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】容器を正しく分別して回収することが可能な回収装置を提供する。
【解決手段】回収装置1は、容器が投入される投入口10aを有する投入部10と、投入部の下方に配置され、投入口から投入された容器を容器の種類ごとに収容するための複数の収容部20と、投入される対象の容器を撮像する撮像部11と、撮像部の撮像結果に基づいて容器の種類を判別する容器判別部と、投入口から投入された容器を、容器判別部において判別された容器の種類に対応する収容部に振り分ける振り分け装置5と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
容器が投入される投入口を有する投入部と、
前記投入部の下方に配置され、前記投入口から投入された前記容器を前記容器の種類ごとに収容するための複数の収容部と、
投入される対象の容器を撮像する撮像部と、
前記撮像部の撮像結果に基づいて前記容器の種類を判別する容器判別部と、
前記投入口から投入された前記容器を、前記容器判別部において判別された前記容器の種類に対応する前記収容部に振り分ける振り分け装置と、
を備える回収装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記複数の収容部は、上下方向に直交する一方向に並べて配置され、少なくとも前記投入口の下方に配置される第一収容部と、前記第一収容部に対して前記一方向の一方側に隣接して配置された第二収容部と、を有し、
前記振り分け装置は、前記第一収容部の上側の第一空間と前記第二収容部の上側の第二空間とを仕切る第一仕切位置と、上下方向において前記投入口と前記第一収容部との間に位置すると共に、上側に向く面であって前記一方向の一方側に向かうにしたがって下方に傾斜する第一傾斜面が形成されるように配置される第一傾斜位置と、の間で移動可能とされた第一振り分け板を有し、
前記容器判別部において判別された前記容器の種類に応じて、前記第一振り分け板の動作を制御する駆動制御部をさらに備える請求項1に記載の回収装置。
【請求項3】
前記容器判別部によって前記容器の種類が第一種類であると判別された場合に、前記駆動制御部が前記第一振り分け板を第一仕切位置に配置させ、
前記容器判別部によって前記容器の種類が前記第一種類と異なる第二種類であると判別された場合に、前記駆動制御部が前記第一振り分け板を第一傾斜位置に配置させる請求項2に記載の回収装置。
【請求項4】
前記複数の収容部は、前記第二収容部に対して前記一方向の一方側に隣接して配置された第三収容部をさらに有し、
前記振り分け装置は、前記第二収容部の上側の第二空間と前記第三収容部の上側の第三空間とを仕切る第二仕切位置と、前記第二収容部の上側に位置すると共に、上側に向く面であって前記一方向の一方側に向かうにしたがって下方に傾斜する第二傾斜面が形成されるように配置される第二傾斜位置と、の間で移動可能とされた第二振り分け板を有し、
前記第二傾斜位置に配置された前記第二振り分け板の前記第二傾斜面は、前記第一傾斜位置に配置された前記第一振り分け板の前記第一傾斜面の下端よりも下側に位置し、
前記駆動制御部は、前記容器判別部において判別された前記容器の種類に応じて、前記第一振り分け板及び前記第二振り分け板の動作を制御する請求項2又は請求項3に記載の回収装置。
【請求項5】
前記容器判別部によって前記容器の種類が第一種類であると判別された場合に、前記駆動制御部が前記第一振り分け板を前記第一仕切位置に配置させ、
前記容器判別部によって前記容器の種類が前記第一種類と異なる第二種類であると判別された場合に、前記駆動制御部が前記第一振り分け板を前記第一傾斜位置に配置させ、かつ、前記第二振り分け板を前記第二仕切位置に配置させ、
前記容器判別部によって前記容器の種類が前記第一種類及び前記第二種類と異なる第三種類であると判別された場合に、前記駆動制御部が、前記第一振り分け板を前記第一傾斜位置に配置させ、かつ、前記第二振り分け板を前記第二傾斜位置に配置させる請求項4に記載の回収装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回収装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
ペットボトルやアルミ缶などの飲料容器は、回収され、資源として再利用されている。このような容器を回収する場合、自治体が決められた曜日に、回収場所に集められた容器を回収する方法や、駅の構内や自動販売機の近傍に回収箱(リサイクルボックスとも呼ばれることがある)を設置し、消費者に容器を投入してもらい、蓄積された容器を回収箱から回収する方法等がある。
特許文献1には、投入口を2つ設け、一方の投入口からペットボトルを投入してもらい、もう一方の投入口から缶を投入してもらうことで、容器を分別して蓄積できる回収箱が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-098570号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のような回収箱においては、消費者が容器を種類に応じて正しい投入口に投入するとは限らない。このため、回収箱において容器を正しく分別できない可能性がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、容器を正しく分別して回収することが可能な回収装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、容器が投入される投入口を有する投入部と、前記投入部の下方に配置され、前記投入口から投入された前記容器を前記容器の種類ごとに収容するための複数の収容部と、投入される対象の容器を撮像する撮像部と、前記撮像部の撮像結果に基づいて前記容器の種類を判別する容器判別部と、前記投入口から投入された前記容器を、前記容器判別部において判別された前記容器の種類に対応する前記収容部に振り分ける振り分け装置と、を備える回収装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、容器を正しく分別して回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る回収装置1の外観を示す斜視図である。
回収装置1のパネル部Pの外観を示す平面図である。
振り分け装置5及びその動作を模式的に示す側面図である。
振り分け装置5の動作を模式的に示す側面図である。
振り分け装置5の動作を模式的に示す側面図である。
回収装置1の機能を示す概略機能ブロック図である。
記憶部151に記憶されるデータの一例を示す図である。
記憶部151に記憶されるデータの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1~図8を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1に示す本実施形態に係る回収装置1は、投入された容器を収容して蓄積する。回収装置1に蓄積された容器は、回収担当者によって回収される。容器は、例えば、飲料等が入れられる容器である。飲料等が入れられる容器には、ペットボトル、アルミ缶、スチール缶等、容器の素材に応じて分類される種類がある。容器は、例えば筒状(円筒状、角筒状)のものであってよい。
【0010】
回収装置1は、内部に空間がある箱体3を有する。箱体3の上部には、パネル部Pが設けられている。パネル部Pには複数の機能が搭載されている。
パネル部Pには、投入部10が設けられている。投入部10は、投入口10aを有する。投入口10aには、回収装置1を利用する消費者等の人物によって容器が投入される。投入口10aの形状は、任意であってよいが、本実施形態では略円形である。投入口10aの大きさは、一般的に流通しているペットボトル、アルミ缶、スチール缶の直径に応じた、容器を投入可能なサイズに設定されている。これにより、ペットボトル、アルミ缶、スチール缶等の種々の容器を投入口10aに投入することができる。具体的に、筒状の容器は、その軸方向が投入口10aへの容器の投入方向に向くように、投入口10aに投入することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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