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公開番号
2024177546
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2024177251,2023067600
出願日
2024-10-09,2023-04-18
発明の名称
発光装置
出願人
日亜化学工業株式会社
代理人
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
H01L
33/58 20100101AFI20241212BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】発光面内に高輝度領域を有する発光装置を提供する。
【解決手段】発光装置100は、第1発光領域R1と、第2発光領域R2を上面に有し、発光素子10と、第1上面20aと、第2上面20bと、下面20cと、第1側面20dと、第2側面20eと、第3側面20fと、を有し、下面20cから第1上面20aまでの厚さは下面20cから第2上面20bまでの厚さより大きい透光性部材20と、光調整部材31とを含み、第2発光領域R2の面積は発光領域の面積の35%以上95%以下であり、第1発光領域R1と第2発光領域R2との境界は、発光領域の外周に接する第1点及び第2点を有し、平面視で、第1点及び第2点を結ぶ直線は発光領域を横切る直線である。
【選択図】図1D
特許請求の範囲
【請求項1】
第1発光領域と、前記第1発光領域に隣接して配置される第2発光領域を含む発光領域を上面に有する発光装置であって、
第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を有する支持基板と、前記支持基板の第2面に配置され、第1半導体層、発光層及び第2半導体層を順に有する半導体積層体を含む発光部と、を有する発光素子と、
第1上面と、第2上面と、前記第1上面及び前記第2上面の反対側に位置する下面と、前記第1上面と前記第2上面とに連続する第1側面と、前記第2上面と前記下面とに連続する第2側面と、前記第1上面と前記下面とに連続する第3側面と、を有し、前記下面から前記第1上面までの厚さは前記下面から前記第2上面までの厚さより大きく、前記下面が前記支持基板の第1面に対向するように配置される透光性部材と、
前記透光性部材の前記第1上面を露出し、前記第2上面及び前記第1側面を被覆する光調整部材と、を含み、
平面視で、前記第1発光領域は前記第1上面を含み、前記第2発光領域は前記第2上面を含み、前記第2発光領域の面積は前記発光領域の面積の35%以上95%以下であり、
前記第1発光領域と前記第2発光領域との境界は、前記発光領域の外周に接する第1点及び第2点を有し、平面視で、前記第1点及び前記第2点を結ぶ直線は前記発光領域を横切る直線である発光装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記発光素子は、前記支持基板の前記第2面において、それぞれ離隔して配置される複数の前記発光部を有する請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
平面視で、前記第1発光領域と前記第2発光領域との境界は、複数の前記発光部の間に位置する請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
複数の前記発光部は、発光時の電流密度が異なる請求項2又は請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記透光性部材は、蛍光体を含む請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項6】
前記光調整部材は、前記透光性部材に含まれる蛍光体とは、発光ピーク波長が異なる蛍光体を含む請求項5に記載の発光装置。
【請求項7】
前記光調整部材は、光反射性物質を含む樹脂である請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項8】
前記光調整部材は、前記透光性部材の前記第2側面及び前記第3側面、並びに、前記発光素子の側面を被覆する請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項9】
前記光調整部材は、光反射性物質を含む無機部材である請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項10】
前記光調整部材の上面及び前記透光性部材の第1上面を露出し、前記光調整部材の側面、前記透光性部材の前記第2側面及び前記第3側面、並びに、前記発光素子の側面を被覆する光調整部材を更に備える請求項9に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ヘッドライト等の車両用灯具の光源として、LEDが用いられている。例えば、特許文献1では、面積の異なる複数の発光素子を組み合わせることで、ヘッドライトに適した配光を有する発光装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-011259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、発光面内に高輝度領域を有する発光装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態に係る発光装置は、第1発光領域と、前記第1発光領域に隣接して配置される第2発光領域を含む発光領域を上面に有する発光装置であって、第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を有する支持基板と、前記支持基板の第2面に配置され、第1半導体層、発光層及び第2半導体層を順に有する半導体積層体を含む発光部と、を有する発光素子と、第1上面と、第2上面と、前記第1上面及び前記第2上面の反対側に位置する下面と、前記第1上面と前記第2上面とに連続する第1側面と、前記第2上面と前記下面とに連続する第2側面と、前記第1上面と前記下面とに連続する第3側面と、を有し、前記下面から前記第1上面までの厚さは前記下面から前記第2上面までの厚さより大きく、前記下面が前記支持基板の第1面に対向するように配置される透光性部材と、前記透光性部材の前記第1上面を露出し、前記第2上面及び前記第1側面を被覆する光調整部材と、を含み、平面視で、前記第1発光領域は前記第1上面を含み、前記第2発光領域は前記第2上面を含み、前記第2発光領域の面積は前記発光領域の面積の35%以上95%以下であり、前記第1発光領域と前記第2発光領域との境界は、前記発光領域の外周に接する第1点及び第2点を有し、平面視で、前記第1点及び前記第2点を結ぶ直線は前記発光領域を横切る直線である。
【発明の効果】
【0006】
本開示に係る実施形態によれば、発光面内に高輝度領域を有する発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る発光装置を模式的に示す斜視図である。
第1実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図である。
第1実施形態に係る発光装置の発光領域の形状を説明する模式的平面図である。
図1BのID-ID線における断面を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の発光素子を模式的に示す下面図である。
第1実施形態に係る発光装置の発光素子を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の配線基板を説明する模式的平面図である。
第1実施形態に係る発光装置の配線基板を模式的に示す平面図である。
第1実施形態に係る発光装置の発光部からの光路を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法のフローチャートである。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す平面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す平面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す平面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第1実施形態に係る発光装置の製造方法を模式的に示す断面図である。
第2実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
第3実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
第4実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
第5実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
第6実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
第7実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
第8実施形態に係る発光装置の発光領域の形状を説明する模式的平面図である。
第9実施形態に係る発光装置の発光領域の形状を説明する模式的平面図である。
第10実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
第11実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
第12実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施形態を、以下に図面を参照しながら説明する。但し、以下に示す形態は、本実施形態の技術思想を具現化するための発光装置及び発光装置の製造方法を例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる例示に過ぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするために誇張又は簡略化していることがある。また、図面が過度に複雑になることを避けるために、一部の要素の図示を省略したり、断面図として切断面のみを示す端面図を用いたりすることがある。更に、「被覆する」とは直に接する場合に限らず、間接的に、例えば他の部材を介して被覆する場合も含む。また、「配置する」とは直接接する場合に限らず、間接的に、例えば他の部材を介して配置する場合も含む。なお、本明細書において「平面視」とは、発光装置の発光面である上面側から観察することを意味する。
【0009】
<第1実施形態>
[発光装置]
図1Aは、第1実施形態に係る発光装置を模式的に示す斜視図である。図1Bは、第1実施形態に係る発光装置を模式的に示す平面図である。図1Cは、第1実施形態に係る発光装置の発光領域の形状を説明する模式的平面図である。図1Dは、図1BのID-ID線における断面を模式的に示す断面図である。図1Eは、第1実施形態に係る発光装置の発光素子を模式的に示す下面図である。図1Fは、第1実施形態に係る発光装置の発光素子を模式的に示す断面図である。図1Gは、第1実施形態に係る発光装置の配線基板を説明する模式的平面図である。図1Hは、第1実施形態に係る発光装置の配線基板を模式的に示す平面図である。図2は、第1実施形態に係る発光装置の発光部からの光路を模式的に示す断面図である。
【0010】
発光装置100は、第1発光領域R1と、第1発光領域R1に隣接して配置される第2発光領域R2を含む発光領域Rを上面に有する。発光装置100は、少なくとも、発光素子10と、透光性部材20と、光調整部材30とを含む。具体的には、発光装置100は、第1面15a及び第1面15aの反対側に位置する第2面15bを有する支持基板15と、支持基板15の第2面15bに配置され、第1半導体層111,121、発光層112,122及び第2半導体層113,123を順に有する半導体積層体を含む発光部11,12と、を有する発光素子10と、第1上面20aと、第2上面20bと、第1上面20a及び第2上面20bの反対側に位置する下面20cと、第1上面20aと第2上面20bとに連続する第1側面20dと、第2上面20bと下面20cとに連続する第2側面20eと、第1上面20aと下面20cとに連続する第3側面20fと、を有し、下面20cから第1上面20aまでの厚さT1は下面20cから第2上面20bまでの厚さT2より大きく、下面20cが支持基板15の第1面15aに対向するように配置される透光性部材20と、透光性部材20の第1上面20aを露出し、第2上面20b及び第1側面20dを被覆する光調整部材31と、を含む。
平面視で、第1発光領域R1は第1上面20aを含み、第2発光領域R2は第2上面20bを含み、第2発光領域R2の面積は発光領域Rの面積の35%以上95%以下であり、第1発光領域R1と第2発光領域R2との境界は、発光領域Rの外周に接する第1点P1及び第2点P2を有し、平面視で、第1点P1及び第2点P2を結ぶ直線S1は発光領域Rを横切る直線である。
(【0011】以降は省略されています)
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