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公開番号
2024177416
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2024174564,2020174765
出願日
2024-10-03,2020-10-16
発明の名称
不織布、及び該不織布を用いた吸音材
出願人
旭化成株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
D21H
11/18 20060101AFI20241212BHJP(製紙;セルロースの製造)
要約
【課題】中低周波数領域の吸音性に優れながらも、高い生産性を有する複合吸音材の表皮材の提供。
【解決手段】平均繊維径が100nm以上2000nm以下であるセルロース微細繊維と、平均繊維径が0.1μm以上10μm以下である短繊維とを含む不織布であって、パームポロメーターで測定される平均流量径が1μm以上30μm以下であることを特徴とする不織布、該不織布で構成された吸音材、及び該不織布と、該不織布以外の多孔質材料とが積層されている複合吸音材。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
平均繊維径が100nm以上2000nm以下であるセルロース微細繊維と、平均繊維径が0.1μm以上10μm以下である短繊維とを含む不織布であって、パームポロメーターで測定される平均流量径が1μm以上30μm以下であることを特徴とする不織布。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記セルロース微細繊維を1質量%以上20質量%未満で含有する、請求項1に記載の不織布。
【請求項3】
前記セルロース微細繊維がII型セルロースである、請求項1又は2に記載の不織布。
【請求項4】
湿式不織布である、請求項1~3のいずれか1項に記載の不織布。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の不織布で構成された吸音材。
【請求項6】
請求項1~4のいずれか1項に記載の不織布と、該不織布以外の多孔質材料とが積層されている複合吸音材。
【請求項7】
JIS A 1405に準拠する垂直入射の測定法において、3000 Hz以下に吸音の極大値を有し、該極大値が0.5以上であり、かつ、2000~6000 Hzのすべての範囲における吸音率が0.2以上である、請求項6に記載の複合吸音材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、不織布、及び該不織布を用いた吸音材に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車が走行する際には、エンジンや駆動系からの騒音、ロードノイズ、風切音など、様々な騒音が発生しており、従来からこれらの騒音を抑制し、快適な車室内空間を創り出すために吸音材が使用されてきた。一方で、近年の自動車の電動化が進んでおり、特に駆動系の静粛性が向上している。このような技術の変化により、従来、騒音と認識されていなかった音、具体的には3000Hz以下の中低周波数領域の音が、騒音として認識され始めている。
前述の領域に対しては、繊維径の細い繊維を含有する不織布や、多孔質体に表皮層を設けた複合構造体が優れた吸音特性を示すことが知られている。例えば、以下の特許文献1には、450nm未満の繊維径を有する繊維のみから構成される積層構造体が示されており、1000Hz以下の低周波数域において優れた吸音性を有することが示されている。しかしながら、該構造体に含まれる繊維は、電界紡糸法によって製造されており、非常に生産性が悪く、産業上、実用化することは困難である。
また、以下の特許文献2には、不織布の片面にセルロースナノファイバーを塗布した構造体が示されており、これを吸音材の表皮材として使用することで、通気抵抗を制御することができ、好適な吸音性能が得られる、と記載されているが、中低周波数領域における吸音特性については何ら記載がない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/143430号
国際公開第2017/006993号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述した従来技術に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、中低周波数領域の吸音性に優れながらも、高い生産性を有する複合吸音材の表皮材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、上記課題を解決すべく、鋭意検討し実験を重ねた結果、繊維径が0.1μm以上10μm以下の短繊維と、100nm以上2000nm以下の繊維径を有するセルロース微細繊維を均一に混合し、特定範囲の平均孔径を有する不織布とすることで、該不織布を表皮材として使用した複合吸音材は、3000Hz以下の中低周波数領域において優れた吸音特性を有しながらも幅広い周波数領域において吸音作用を有することを見出し、本発明を完成した。
【0006】
すなわち、本発明は以下のとおりのものである。
[1]平均繊維径が100nm以上2000nm以下であるセルロース微細繊維と、平均繊維径が0.1μm以上10μm以下である短繊維とを含む不織布であって、パームポロメーターで測定される平均流量径が1μm以上30μm以下であることを特徴とする不織布。
[2]前記セルロース微細繊維を1質量%以上20質量%未満で含有する、前記[1]に記載の不織布。
[3]前記セルロース微細繊維がII型セルロースである、前記[1]又は[2]に記載の不織布。
[4]湿式不織布である、前記[1]~[3]のいずれかに記載の不織布。
[5]前記[1]~[4]のいずれかに記載の不織布で構成された吸音材。
[6]前記[1]~[4]のいずれかに記載の不織布と、該不織布以外の多孔質材料とが積層されている複合吸音材。
[7]JIS A 1405に準拠する垂直入射の測定法において、3000Hz以下に吸音の極大値を有し、該極大値が0.5以上であり、かつ、2000~6000Hzのすべての範囲における吸音率が0.2以上である、前記[6]に記載の複合吸音材。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る不織布は、中低周波数領域の吸音性に優れながらも、高い生産性を有し、複合吸音材の表皮材として好適に使用できるため、特に自動車、住宅、家電製品に用いられる複合吸音材の表皮材として好適に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1、実施例2、比較例1における吸音率測定の結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。尚、本発明はこれらの様態に限定されるものではない。
本発明の1の実施形態は、平均繊維径が100nm以上2000nm以下であるセルロース微細繊維と、平均繊維径が0.1μm以上10μm以下である短繊維とを含む不織布であって、パームポロメーターで測定される平均流量径が1μm以上30μm以下であることを特徴とする不織布である。
【0010】
(不織布)
本実施形態の不織布は、平均繊維径が100nm以上2000nm以下のセルロース微細繊維と、平均繊維径が0.1μm以上10.0μm以下の短繊維とが、均一に一体化された構造を有する不織布であることが好ましい。
本実施形態の不織布では、微細な繊維間隙を有する緻密な構造が存在し、ごく少量の通気性を有することで、音が繊維間隙に侵入する際、音の振動エネルギーを極細繊維との摩擦により熱エネルギーに変換するとともに、音の振動エネルギーを受け繊維自体も振動することでさらに熱エネルギーに変換することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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