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公開番号2025038871
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-19
出願番号2024131869
出願日2024-08-08
発明の名称ワックス及びパルプ用耐油剤
出願人ダイキン工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類D21H 17/21 20060101AFI20250312BHJP(製紙;セルロースの製造)
要約【課題】パルプ基材に耐油性を付与できる新規なワックス又はパルプ用耐油剤の提供。
【解決手段】パルプ用耐油剤に用いられるワックス粒子であって、レーザー回折散乱法において測定されるメジアン径(D50)が0.01μm以上1μm以下である、ワックス、及び、水分散型組成物であるパルプ用耐油剤であって、ワックス、及び、分散剤を含み、体積メジアン径(D50)が0.01μm以上1μm以下である、パルプ用耐油剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
パルプ用耐油剤に用いられるワックス粒子であって、体積メジアン径(D50)が0.01μm以上1μm以下である、ワックス。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
石油ワックスである、請求項1に記載のワックス。
【請求項3】
パラフィンワックス及びマイクロクリスタリンワックスからなる群から選択される少なくとも一種である、請求項1に記載のワックス。
【請求項4】
内添用である、請求項1に記載のワックス。
【請求項5】
前記ワックスがパラフィンワックス及びマイクロクリスタリンワックスからなる群から選択される少なくとも一種であり、
内添用であり、
前記体積メジアン径(D50)が0.1μm以上1μm以下である、請求項1に記載のワックス。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載のワックスを含む、パルプ用耐油剤。
【請求項7】
水分散型組成物であるパルプ用耐油剤であって、
ワックス、及び、分散剤を含み、
体積メジアン径(D50)が0.01μm以上1μm以下である、パルプ用耐油剤。
【請求項8】
室温で自然乾燥により液状媒体を除去して得られる粒子の走査型電子顕微鏡の観察画像から得られる平均粒径が0.01μm以上1μm以下である、請求項7に記載のパルプ用耐油剤。
【請求項9】
前記ワックスが石油ワックスである、請求項7に記載のパルプ用耐油剤。
【請求項10】
前記ワックスが、パラフィンワックス及びマイクロクリスタリンワックスからなる群から選択される少なくとも一種である、請求項7に記載のパルプ用耐油剤。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワックス及びパルプ用耐油剤に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、特定のパラフィンワックスを含む水性エマルジョンを剥離処理剤として使用することにより、塗工面のはじきが起こらないマスキングテープを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-116836号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、特定の粒径のワックスをパルプ用に使用することについて記載も示唆もしていないし、耐油性の発現について記載も示唆もしていない。
【0005】
本開示は、パルプ基材に耐油性を付与できる新規なワックス又はパルプ用耐油剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は以下の態様を含む:
[項1]
パルプ用耐油剤に用いられるワックス粒子であって、体積メジアン径(D50)が0.01μm以上1μm以下である、ワックス。
[項2]
石油ワックスである、項1に記載のワックス。
[項3]
パラフィンワックス及びマイクロクリスタリンワックスからなる群から選択される少なくとも一種である、項1又は2に記載のワックス。
[項4]
内添用である、項1~3のいずれか一項に記載のワックス。
[項5]
前記ワックスがパラフィンワックス及びマイクロクリスタリンワックスからなる群から選択される少なくとも一種であり、
内添用であり、
前記体積メジアン径(D50)が0.1μm以上1μm以下である、項1~4のいずれか一項に記載のワックス。
[項6]
項1~5のいずれか一項に記載のワックスを含む、パルプ用耐油剤。
[項7]
水分散型組成物であるパルプ用耐油剤であって、
ワックス、及び、分散剤を含み、
体積メジアン径(D50)が0.01μm以上1μm以下である、パルプ用耐油剤。
[項8]
室温で自然乾燥により液状媒体を除去して得られる粒子の走査型電子顕微鏡の観察画像から得られる平均粒径が0.01μm以上1μm以下である、項7に記載のパルプ用耐油剤。
[項9]
前記ワックスが石油ワックスである、項7又は8に記載のパルプ用耐油剤。
[項10]
前記ワックスが、パラフィンワックス及びマイクロクリスタリンワックスからなる群から選択される少なくとも一種である、項7~9のいずれか一項に記載のパルプ用耐油剤。
[項11]
電荷密度が-600μeq/g以上100μeq/g以下である、項7~10のいずれか一項に記載のパルプ用耐油剤。
[項12]
有機酸又は無機酸を含む、項7~11のいずれか一項に記載のパルプ用耐油剤。
[項13]
前記ワックスがパラフィンワックス及びマイクロクリスタリンワックスからなる群から選択される少なくとも一種であり、
前記分散剤がノニオン性分散剤、アニオン性分散剤、及びカチオン性分散剤からなる群から選択される少なくとも一種であり、
前記パルプ用添加剤が有機酸を含み、
前記分散剤の量が、前記ワックス100重量部に対して1重量部以上50重量部以下であり、
前記体積メジアン径(D50)が0.1μm以上1μm以下であり、
100μm以上の粒子の体積存在比率が20%以下であり、
10μm以上の粒子の体積存在比率が40%以下であり、
電荷密度が-400μeq/g以上400μeq/g以下である、項7~12のいずれか一項に記載のパルプ用耐油剤。
[項14]
項6~13のいずれか一項に記載のパルプ用耐油剤でパルプ基材を処理する工程を含む、パルプ製品の製造方法。
[項15]
項6~13のいずれか一項に記載のパルプ用耐油剤で処理されてなる、パルプ製品。
[項16]
食品接触用途のパルプ成形品である、項15に記載のパルプ製品。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、パルプ基材に耐油性を付与できる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<撥剤>
本開示における撥剤は基材(特にパルプ基材)に付着して、基材に撥液性、例えば耐水性、耐油性、撥水性、撥油性、及び/又は防汚性を付与し得るものであり、耐水剤、耐油剤、撥水剤、撥油剤、及び/又は防汚剤としても機能し得る。例えば、本開示における撥剤を耐油剤、パルプ用耐油剤として使用することができる。
【0009】
本開示の撥剤は、有効成分としてワックスを含んでよい(ワックスについては別途〔ワックス〕にて詳述する。)。ワックス自体を撥剤として使用してもよいし、下記に説明するようなその他の成分と組み合わせて撥剤として使用してもよい。
【0010】
本開示における撥剤は炭素数8以上のフルオロアルキル基を有する化合物、炭素数8以上のパーフルオロアルキル基を有する化合物、炭素数4以上のフルオロアルキル基を有する化合物、炭素数4以上のパーフルオロアルキル基を有する化合物、パーフルオロアルキル基を有する化合物、フルオロアルキル基を有する化合物、及びフッ素原子を有する化合物からなる群から選択されるいずれかを有しなくてもよい。本開示における撥剤は、これらのフッ素化合物を含まなくても、基材に撥液性を付与し得る。
(【0011】以降は省略されています)

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