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公開番号
2025103443
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220841
出願日
2023-12-27
発明の名称
回転式圧縮機及び冷凍装置
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
F04B
39/12 20060101AFI20250702BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】センサ本体に異物が接触するのを抑え、油の検出精度を維持できるようにする。
【解決手段】センサケーシング(90)は、センサ本体(81)を収容するセンサ室(96)を区画するようにセンサ本体(81)を覆う。センサケーシング(90)には、少なくとも2つの連通口(97)が形成される。連通口(97)は、ケーシング(20)の内部とセンサ室(96)とに連通する。センサ本体(81)は、連通口(97)を介してケーシング(20)の内部からセンサ室(96)に流入した油を検出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
冷媒を圧縮する圧縮機構(40)を備えた回転式圧縮機であって、
前記圧縮機構(40)が収容され、底部に油が貯留されたケーシング(20)と、
前記ケーシング(20)の底部の油を検出するセンサ機構(80)と、を備え、
前記センサ機構(80)は、センサ本体(81)と、前記センサ本体(81)を収容するセンサ室(96)を区画するように前記センサ本体(81)を覆うセンサケーシング(90)と、を有し、
前記センサケーシング(90)には、前記ケーシング(20)の内部と前記センサ室(96)とに連通する少なくとも2つの連通口(97)が形成され、
前記センサ本体(81)は、前記連通口(97)を介して前記ケーシング(20)の内部から前記センサ室(96)に流入した油を検出する
回転式圧縮機。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
請求項1の回転式圧縮機において、
前記連通口(97)は、前記センサケーシング(90)の下方に開口する第1連通口(97a)と、前記センサケーシング(90)の上方に開口する第2連通口(97b)と、を含む
回転式圧縮機。
【請求項3】
請求項1又は2の回転式圧縮機において、
前記センサ本体(81)は、前記センサケーシング(90)に対して着脱可能に取り付けられる
回転式圧縮機。
【請求項4】
請求項1又は2の回転式圧縮機において、
前記センサケーシング(90)は、前記ケーシング(20)に溶接される
回転式圧縮機。
【請求項5】
請求項1又は2の回転式圧縮機において、
前記センサケーシング(90)には、前記連通口(97)に隣接して配置された永久磁石(85)が設けられる
回転式圧縮機。
【請求項6】
請求項1又は2の回転式圧縮機において、
前記センサケーシング(90)には、前記センサ室(96)に連通する給排油栓(87)が設けられる
回転式圧縮機。
【請求項7】
請求項1又は2の回転式圧縮機において、
前記連通口(97)には、前記ケーシング(20)の内部に向かって延びる配管(86)が接続され、
前記配管(86)の先端部は、前記センサ室(96)よりも下方に位置する
回転式圧縮機。
【請求項8】
請求項1又は2の回転式圧縮機において、
前記センサ室(96)の底面は、前記ケーシング(20)の内部に向かって斜め下方に傾斜している
回転式圧縮機。
【請求項9】
請求項1又は2の回転式圧縮機(10)と、
前記回転式圧縮機(10)で圧縮された冷媒が流れる冷媒回路(1a)と、を備える
冷凍装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、回転式圧縮機及び冷凍装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ケーシング(ハウジング)の底部に貯留された油を検出するセンサ本体(検出部)を有する油面検出装置が開示されている。センサ本体は、ケーシング内の油貯留空間に延びる一対の電極を含む。センサ本体は、一対の電極間に油が満たされることに伴う静電容量の変化に基づいて油面を検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国特許出願公開第104533775号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の発明では、一対の電極をケーシング内に延ばすようにしているから、例えば、ケーシングの底部に貯留された油に生じるフォーミングや、油に混入した異物などがセンサ本体に接触してしまい、油の検出精度が低下するおそれがあった。
【0005】
本開示の目的は、センサ本体に異物が接触するのを抑え、油の検出精度を維持できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様は、冷媒を圧縮する圧縮機構(40)を備えた回転式圧縮機であって、前記圧縮機構(40)が収容され、底部に油が貯留されたケーシング(20)と、前記ケーシング(20)の底部の油を検出するセンサ機構(80)と、を備え、前記センサ機構(80)は、センサ本体(81)と、前記センサ本体(81)を収容するセンサ室(96)を区画するように前記センサ本体(81)を覆うセンサケーシング(90)と、を有し、前記センサケーシング(90)には、前記ケーシング(20)の内部と前記センサ室(96)とに連通する少なくとも2つの連通口(97)が形成され、前記センサ本体(81)は、前記連通口(97)を介して前記ケーシング(20)の内部から前記センサ室(96)に流入した油を検出する。
【0007】
第1の態様では、ケーシング(20)の内部とセンサ室(96)とをセンサケーシング(90)によって区画し、センサ室(96)内にセンサ本体(81)を配置することで、ケーシング(20)の底部に貯留された油に生じるフォーミングや、油に混入した異物などがセンサ本体(81)に接触するのを抑え、油の検出精度を維持することができる。
【0008】
本開示の第2の態様は、第1の態様の回転式圧縮機において、前記連通口(97)は、前記センサケーシング(90)の下方に開口する第1連通口(97a)と、前記センサケーシング(90)の上方に開口する第2連通口(97b)と、を含む。
【0009】
第2の態様では、ケーシング(20)の底部に貯留された油を第1連通口(97a)からセンサ室(96)内に流入させ、センサ室(96)内の空気を第2連通口(97b)から排出することで、センサ室(96)内に油をスムーズに取り込むことができる。
【0010】
本開示の第3の態様は、第1又は2の態様の回転式圧縮機において、前記センサ本体(81)は、前記センサケーシング(90)に対して着脱可能に取り付けられる。
(【0011】以降は省略されています)
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