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公開番号
2025110424
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2025084776,2024063904
出願日
2025-05-21,2024-04-11
発明の名称
フッ素含有ポリマーの分解方法
出願人
ダイキン工業株式会社
,
学校法人神奈川大学
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
C08J
11/16 20060101AFI20250718BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】分解反応後の不純物の生成を抑えつつ、フッ素含有ポリマーを分解できるフッ素含有ポリマーの分解方法を提供する。
【解決手段】フッ素含有ポリマーを、180℃以上250℃未満、かつ、アルカリ金属水酸化物及びアルカリ土類金属水酸化物からなる群より選択される少なくとも1種の塩基性化合物の濃度が0.5M以下の亜臨界水中で反応させる分解工程を含むフッ素含有ポリマーの分解方法。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
フッ素含有ポリマーを、180℃以上250℃未満、かつ、アルカリ金属水酸化物及びアルカリ土類金属水酸化物からなる群より選択される少なくとも1種の塩基性化合物の濃度が0.5M以下の亜臨界水中で反応させる分解工程を含むフッ素含有ポリマーの分解方法。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記分解工程の亜臨界水の温度が200℃以上である請求項1記載のフッ素含有ポリマーの分解方法。
【請求項3】
前記フッ素含有ポリマーがフッ素ゴムである請求項1又は2記載のフッ素含有ポリマーの分解方法。
【請求項4】
前記分解工程の分解対象物が前記フッ素ゴムを含む組成物の架橋体である請求項3記載のフッ素含有ポリマーの分解方法。
【請求項5】
前記分解工程の前に、前記フッ素含有ポリマーを、最大直線長さが3mm以下である粉砕粒子に粉砕する粉砕工程を含む請求項1又は2記載のフッ素含有ポリマーの分解方法。
【請求項6】
前記塩基性化合物が水酸化ナトリウム及び/又は水酸化カリウムである請求項1又は2記載のフッ素含有ポリマーの分解方法。
【請求項7】
前記分解工程の後に、分解後の水溶液に水酸化カルシウムを添加し、生成したフッ化カルシウムを回収する回収工程を含む請求項1又は2記載のフッ素含有ポリマーの分解方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フッ素含有ポリマーの分解方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
フッ素含有ポリマーは化学的安定性や熱に対する耐久性の高さから、廃棄物処理における焼却には高温が必要であるだけでなく、生成するフッ化水素による焼却炉材の劣化が著しい。そのため、焼却でも埋め立てでもない新たな廃棄物処理方法が求められている。例えば、特許文献1、2や非特許文献1には、フッ素含有ポリマーを、水酸化カリウム等の塩基性化合物を含む亜臨界水中で反応させて分解する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-155478号公報
特開2023-066742号公報
【非特許文献】
【0004】
Jin Hamaura et al., Eur. Polym. J. 182 (2023), 111724
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、分解反応後の不純物の生成を抑えつつ、フッ素含有ポリマーを分解できるフッ素含有ポリマーの分解方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示(1)は、フッ素含有ポリマーを、180℃以上250℃未満、かつ、アルカリ金属水酸化物及びアルカリ土類金属水酸化物からなる群より選択される少なくとも1種の塩基性化合物の濃度が0.5M以下の亜臨界水中で反応させる分解工程を含むフッ素含有ポリマーの分解方法に関する。
【0007】
本開示(2)は、上記分解工程の亜臨界水の温度が200℃以上である本開示(1)のフッ素含有ポリマーの分解方法である。
【0008】
本開示(3)は、上記フッ素含有ポリマーがフッ素ゴムである本開示(1)又は(2)のフッ素含有ポリマーの分解方法である。
【0009】
本開示(4)は、上記分解工程の分解対象物が上記フッ素ゴムを含む組成物の架橋体である本開示(3)のフッ素含有ポリマーの分解方法である。
【0010】
本開示(5)は、上記分解工程の前に、上記フッ素含有ポリマーを、最大直線長さが3mm以下である粉砕粒子に粉砕する粉砕工程を含む本開示(1)~(4)のいずれかとの任意の組合せのフッ素含有ポリマーの分解方法である。
(【0011】以降は省略されています)
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