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公開番号2025044836
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023152632
出願日2023-09-20
発明の名称シート及びシートの製造方法
出願人長瀬産業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類D21H 19/10 20060101AFI20250326BHJP(製紙;セルロースの製造)
要約【課題】耐油性に優れかつ透気抵抗度を低くできるシートを提供する。
【解決手段】実施形態にかかるシートは、繊維を有する繊維質基材と、前記繊維質基材の繊維内に含浸された脂肪酸エステルとを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
繊維を有する繊維質基材と、前記繊維質基材の繊維内に含浸された脂肪酸エステルとを備える、シート。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記脂肪酸エステルの軟化点が25℃以上である、請求項1に記載のシート。
【請求項3】
前記脂肪酸エステルの軟化点は150℃以下である、請求項1又は2に記載のシート。
【請求項4】
前記繊維質基材の繊維間には隙間が維持されている、請求項1又は2に記載のシート。
【請求項5】
前記シートのJIS P8117:2009に基づく透気抵抗度が58s/100mL以下である、請求項1又は2に記載のシート。
【請求項6】
前記脂肪酸エステルは、ライスワックス、カルナバワックス、及び、ショ糖脂肪酸エステルからなる群から選択される少なくとも1つである、請求項1又は2に記載のシート。
【請求項7】
前記シートの片面の前記脂肪酸エステルの目付量は3g/m

以上である、請求項1又は2に記載のシート。
【請求項8】
前記繊維質基材は紙である、請求項1又は2に記載のシート。
【請求項9】
流動パラフィンを含まない、請求項1又は2に記載のシート。
【請求項10】
シートの製造方法であって、
(1)脂肪酸エステルを含む油相が水相に分散されたエマルジョンを繊維質基材に塗工する工程と、
(2)前記エマルジョンが塗工された前記繊維質基材を前記油相の軟化点以上の温度にさらす工程と、を含む、方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート及びシートの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、食品の包装材料などの分野において、紙などの繊維質基材に、油がしみ込みにくくなるように加工することが知られている。具体的な加工法としては、繊維質基材にフッ素系の耐油剤を塗布したり、繊維質基材にポリエチレンなどの樹脂フィルムや樹脂硬化膜を貼り付けることが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許5804300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、フッ素系の耐油剤は電子レンジ等の加熱時に有害ガスを発生することがある。また、繊維質基材に樹脂フィルムや樹脂硬化膜を貼り合わせると、透気抵抗度が高くなってしまうという問題があった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みて成されたものであり、耐油性に優れかつ透気抵抗度を低くできるシートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]繊維を有する繊維質基材と、前記繊維質基材の繊維内に含浸された脂肪酸エステルとを備える、シート。
[2]前記脂肪酸エステルの軟化点が25℃以上である、[1]に記載のシート。
[3]前記脂肪酸エステルの軟化点は150℃以下である、[1]又は[2]に記載のシート。
[4]前記繊維質基材の繊維間には隙間が維持されている、[1]~[3]のいずれか一項に記載のシート。
[5]前記シートのJIS P8117:2009に基づく透気抵抗度が58s/100mL以下である、[1]~[4]のいずれか一項に記載のシート。
[6]前記脂肪酸エステルは、ライスワックス、カルナバワックス、及び、ショ糖脂肪酸エステルからなる群から選択される少なくとも1つである、[1]~[5]のいずれか一項にシート。
[7]前記シートの片面の前記脂肪酸エステルの目付量は3g/m

以上である、[1]~[6]のいずれか一項に記載のシート。
[8]前記繊維質基材は紙である、[1]~[7]のいずれか一項に記載のシート。
[9]流動パラフィンを含まない、[1]~[8]のいずれか一項に記載のシート。
[9]シートの製造方法であって、
(1)脂肪酸エステルを含む油相が水相に分散されたエマルジョンを繊維質基材に塗工する工程と、
(2)前記エマルジョンが塗工された前記繊維質基材を前記油相の軟化点以上の温度にさらす工程と、を含む方法。
[11]前記油相の軟化点は25℃以上である[10]に記載の方法。
[12]前記油相の軟化点は150℃以下である、[10]又は[11]に記載の方法。
[13]前記脂肪酸エステルは、ライスワックス、カルナバワックス、及び、ショ糖脂肪酸エステルからなる群から選択される少なくとも1つである、[10]~[12]のいずれか一項に記載の方法。
[14]前記繊維質基材は紙である、[10]~[12]のいずれか一項に記載の方法。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、耐油性に優れかつ透気抵抗度を低くできるシートが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係るシートの模式断面図である。
図2は、実験例Z1で得られたシートの表面のSEM写真である。
図3は、実験例A1で得られたシートの表面のSEM写真である。
図4は、実験例A2で得られたシートの表面のSEM写真である。
図5は、実験例A3で得られたシートの表面のSEM写真である。
図6は、実験例A4で得られたシートの表面のSEM写真である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態に係るシートは、繊維を有する繊維質基材と、前記繊維質基材の繊維内に含浸された脂肪酸エステルとを備える。
【0010】
(繊維質基材)
繊維質基材は繊維の集合体である。繊維質基材の例は、紙、不織布、織布である。
(【0011】以降は省略されています)

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